算命日記8月

8/17(金)

あ、そういえば、毎日の運勢も位相法でやっているんですよね。
で、具体性のあるコメントの多くは、古典的な言われ方からひっぱっています。
足と背中に注意とか、色恋の問題が起こりやすいとか。
算命学の位相法解釈にはありません。

地冲動とか天冲動とかいうのは、算命学のオリジナルな考え方だと思います。
高尾理論だと思うのですが、実践で使えるように噛み砕くのが難しいのです。
衝突現象が現実から起こって精神が変化するのが地冲動。
反対の天冲動は精神的に何かが壊れることによって現実が変化する。
理屈を読めばわかるのですが、僕たちの生活は、これが精神これが現実と
いちいち分けて考えてはいないので、特に精神の衝突を置き換えるのは難しいです。

友人と口論になって、人間関係が壊れたとすると、口論は精神? 天冲動。
冲動の日、相手が浮気をして恋人と別れたとして、現実が先だから、地冲動。
分けて理解することはできますが、その違いは、だから何?という思いはします。
友人を失い、恋人を失い、それが対冲ということなら、
その原因が精神か現実かということの意味はどれほどのものかってことです。

それと、今は冲動の運勢ですから、人間関係や仕事が壊れないように注意しましょう。
天中殺ですから、受け身で、動きを止めて、おとなしく生きましょうとか、
「運勢は転ばぬ先の杖」と思っていた時があったのですが、違うんでしょうね。

対冲(壊れる)も半会(新しくなる)も支合(思いが実現する)も害も(実現しない)
等価値だとしたら、転ばないように注意することは運勢の役割ではなくなります。
等価値だと思うところから始めると、転ぶことは悪いことではないと考えられます。
別れることは悲しいことであっても、運勢自体の善悪ではありません。運勢は無色。
お気に入りだからと言って、同じ洋服をずーと来ていることが最良の生き方か、です。
それを脱がないと次の服を着るチャンスがないとしたら、脱ぐ(散法)が必要です。

根源の本質が変化で、人間もそれに加担しているとしたなら、
合法と散法があってこその人生です。
この二つを等価値という見方で運勢をとらえたいと思うのですが、、、、
そうなると、運勢なんていらないよって話になります。
知らなくても自然に生きればいい。

でもそれは、哲学なんて知らなくても生きられるし、
詩なんて読まなくても生きられるし、文学も芸術もなくても生きられるよ、
という理屈と同じです。生きられることと知らなくていいことは同次元ではない。

知らなくても生きられるけど、知りたくなる算命学、
そういう気持ちで算命学と向き合いたいと思うようになっています。
なにしろ、天中殺年ですからね(^^)/



水嶋さんは小説を書いて賞をとった俳優として、記憶に残っています。
絢香さんは、知りませんでした。


天剋地冲に注目しだしたら、とたんに、なくなりましたね。
それもまた、何か、意味があるのかもしれません。

絢香さんは父の場所に偏夫丁がいて、となりの壬と干合しています。
これはもともとは祖父母でしょうね。父系でも母系でも壬丁です。
そこに夫が入るので、そもそもこの夫は怪しい夫です。
地支には全く影がなく、自分とは偏夫ですが、となりの壬からみると正夫です。
子供が生まれると、子供と干合する夫で、これは家庭的な夫になる可能性はありますが
その前は、浮気リスクの高い夫です。夫の居場所が定まらず、自分との関係も曖昧。
いずれにしても、自分との関係だけで、夫婦関係を維持していくことは難しいでしょう。
自分にとっても夫にとっても子供が必須。それがないと結婚の意味がありません。

それでも夫は父の場所に居て、精神的な支えになります。
宿命で夫が現実に居ないから結婚は難しいとか、この場合は一概には言えません。
リアリティーのない夫が子供と干合(仲良く)していれば、宿命とは一致します。
地支は旺気刑ですが、旺気刑は争いという意味よりは自刑に近いと考えます。
卯卯、子子と同じです。強すぎて抑制するという意味合いです。
夫と子供の関係が強すぎて、絢香さんの中では気持のバランスをとることに苦労します。
夫子供を別にしても、外に対しては抑制の利いた強い精神力が内包されています。

夫の現実的な意味はないので、夫がそれを求めなければ家族関係は成り立ちます。
絢香さんの現実生活は、母と自分と子供で固めます。夫の居場所はないのですが、
精神的シンボルとして、子供とセットでそこに存在意味が出てきます。

水嶋さんは偏妻が3つ。自我薄で半会支合も水強化となると、
ほぼ自力で現実を作ることが難しいでしょう。妻が大事ともいえますし、
何か、使命感を得て、自己犠牲的にそこに向かって行くのですが・・・
なんとしても、こうしたいと思うと、そうします。
でも、結果は形になりません。「破」は美にならないといいます。
美にならなくてもいいということです。自分の結果にこだわらない人。
つまり、いろいろなことを人のためにやる宿命です。自分が得るものはなくてもいい。

破は居場所である日支。自分の居場所にこだわれないので、
妻子のためにがんばる自分で成立します。これは絢香さんの夫像と一致します。
浮気の可能性はありますが、本能レベルか相手のための浮気です。
それが結婚へとつながることはありません。本来結婚願望がわきにくいのですが、
この人のために自分が役立つという意識が強まらないと形にならないでしょう。
結婚のころ、絢香さんはバセドウ氏病で闘病生活に入るところでした。
そうなると、水嶋さんの宿命は半会も支合も総動員で俄然盛り上がって、
この人のためにと思うでしょう。そういうことがないと結婚にはいたらないともいえます。
だから、この夫婦は平和すぎるとだめです。水嶋さんの出番がないと萎えます。



双方日干を満たして、同じ支が二つで、強力な現実縁があります。
平均以上の一致感もあって、子辰の半会込みで、現実縁は強いですね。
結婚は丑年で2月ですから寅月。唐沢・山口組のように結婚月を入れると5連!
これも、参考資料として取っておきましょう。



大運、年運ともに水嶋さんは散法交じりで、自分が望んだものという感じではないです。
愛情とは別の種類の使命感のようなものかもしれません。
月運が干合で散法ではない時は備考に●がつきます。そういう時でした。
絢香さんは〇◎〇で絢香さんのための結婚という感じはあります。

この夫婦は外からではわからないでしょう。
絢香さんがどれだけご主人の存在を有難く思っているか、そこだろうと思います。
水嶋さんは結婚へのこだわりはそれほどないでしょうから、どっちでもいい。
絢香さん次第。彼が稼がないとか、夫としての役割を果たさないとか、
そういうことは絢香さんの宿命では問題ではありません。
精神面で、いかに、自分を助けてくれたか、子供と仲良くしてくれているか、
それが充たされていれば、続いていくと思います。
絢香さんが水嶋さんを必要だと思わなくなった時、
そして、過去の彼の尽くしてくれたことへの感謝が薄れた時、
その危険性がなければ、案外良い夫婦だと思えます。





8/16(木)


昨日は、都心に出て、塾生さんと勉強会。
美味しいコーヒーとケーキを頂きながら、話が弾みました。
久々の甘味でしたが、おいしい(o^∀^o)
がんばっている塾生さんをみると、僕も、こうしてはいられないと気が引き締まります。
うつうつとしていた気分も晴れて、心機一転、やる気が満ちてきました。

運勢エクセルなるものを作ったのですが、マニュアル作りに手間取っています。
運勢は概ね、位相法の解釈で決まります。
既存の運勢占いも、それがわかると、手品の種明かしみたいに、
占いの専門家でなくても、解読できるようになるはずだと思っています。

ところがいざ書いて行って、行き詰まった時にネットを参考にすることもあるのですが、
運勢に関する情報は、星やエネルギーなんかと比べると、お寒い状態です。
既存の占い本にも運勢解釈の定番になるような解説本がないことに気がつきました。
高尾算命の教科書にも運勢の説明があるのですが、例題解説が主で、
星の説明のような、明確な定義があるわけではありません。



高尾学館の出版部の本です。天中殺が4冊・・・算命学はこれだけか?
教科書では第五巻に大運と位相法というところに運勢解釈が詳しく乗ってはいます。
おそらく、高尾先生が書かれたと思われる内容ですから、これは勉強になるのですが、
それでも、害病気、刑争い、破はよくわからない、という感じはあります。
詳しいところは守護神法とからめていて、逆に言うと、そういう書き方をしないと
運勢を定義付けることが難しいということでもあるのでしょう。
運勢=吉凶判断的な意味合いは引きずっています。
それでも、高尾先生の運勢解説は、算命学の真髄をついたすばらしい一節です。



ただ、それを読んでも、こうした運勢の専門用語を辞書を引いて答えを出すようには
読み解くことは難しいでしょう。結局、合法良い、散法注意して、天中殺だから・・・
という解説になって行くのだと思います。

刑の説明を考えていて、僕なりに見えてきた運勢論があります。
それは、どうして、酉酉が自刑で卯卯や子子が自刑でなくて、卯子が旺気刑なのか。
生貴刑はなぜみんな他の位相法と重なっているのか。例えば、
巳寅の生貴刑は害と同居し、申寅は対冲と生貴刑が同居しています。
では、辰戌の対冲と申寅の対冲刑とどう違うのか・・・なんて説明はどこにもありません。

生貴刑は目下と争い、対冲は壊れ、旺気刑は他人との激しい争いで・・・
自刑は身内との争いで、となると、ちょっとついていけなくなります。
となると、これでどうやって運勢を解いていくのか、ですよね。
でも、算命学を学んだ人は、これで運勢を判定しているわけですよね・・・

で、そうやって疑問を持ちながら、先生の解説を読んで行くと、
ピンと来る文言と出会えるのです。そこから先は得意の我田引水ですが、
北区へ行ってしまうような迷子にならない説明を、なんとか作りたいと思っています。


菅野さんと堺さんは以前にやったので、山口智子さんと唐沢寿明さん。
結婚したのは、1995年。もう二十年以上夫婦生活を送っています。



山口さんはほぼ全域、唐沢さんの中に含まれて、満足度は高い領域図相性です。
塾生の方にも、この日月年の表の見方がよくわからないと質問されたので、
ABをつけてみました。A日は山口さんの日支からみたB唐沢さんの日月年の3支との相性。
ここでいう相性とは、結局、12支の位相法です。ですから、運勢がわかると相性もわかる。
相性がわかると運勢がわかります。運勢とは「宿命と時間との相性」のことなんですよね。

なので、良い悪いで行くと、×△が多い、二人の相性は「悪い」に近くなります。
干合縁だけで、領域図の重なり密度が濃いので、12支相性も良いほうがいいのですが、
これには、他の解釈が必要なようです。

その一つが、ふたりとも、半会、大半会が日月にあること。
合法なら相性も合法のほうがいいのですが、半会や大半会の場合は、
問題を統合する能力にもなるので、そこに可能性が見えてきます。
特に、山口さんは、偏夫(違和感のある夫)と正夫(和合性のある夫)とを
半会で一つにするので、自分の中で調整が可能です。
これは、もともとは、違和感のある父に対して、その父を理解しようとする機能です。

山口さんの両親は離婚していて、父親に育てられ、祖母が母代わりとネットにはありました。
とすると、子供・義母となっている「甲」は父(丙)の母で、祖母縁になります。
結婚すれば、甲は、子供でも、夫の母でも成り立ちます。
生い立ちの苦労があって、違和感の夫を自分なりに理解してやっていけるのでしょう。

唐沢さんは、14番・丁丑。直下車騎星妻で、妻の影響が大きい干支です。
この大半会は金性(禄存星・司禄星)で妻を生じるので、ますます妻が大事です。
配偶者には尽くすタイプが多い、14番ですから、これも相性の救いです。
母縁が薄くなれば、子供がいてもいいのですが・・・山口さんの調舒星中殺でしょうか
子供は作らないと決めていたようです。



散法が多かった割には、気の一致度は平均以上。春の方三位が成立。
山口さんは日干が外れて、唐沢さんのほうが満足度は高いです。

方三位は、両脇に丑と巳があるので、準パーフェクトの5連続が成立しています。
古典解釈では極めて例外的な奇跡に近いようなつながりと書いてあります。
実際はちらほらみかけるので、奇跡的ではないですが、有効な連続性のようです。
縁の薄さと、12支相性の散法をカバーしていると考えると、
この古典相性占技、案外、主要の判断基準になりそうな気がしてきます。

方三位は、縁の中に入れるべきですね。表示されるように改善してみます。
下の盛り上がり相性(会局・半会)はゼロです。AA、BBは個々の宿命の半会で
相性で成立するものではありません。


大運、唐沢さん心・害刑、年運心・対冲となると、山口さん主導だったのかなと思います。
で、結婚年が亥で、結婚月が子で、奇跡の7連が・・・
という解釈をしていいものかどうか、これもまだ検証が必要です。

たぶんもう、この相性も飽きてきたとは思うのですが、
なにぶん算命学根拠ではないので、なるべくたくさんの検証が必要になります。
もうしばらく、お付き合いください。








 




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