相性−番号個別相性(季節・十二支相性占技-2) 

 
番号別相性の難しいところは、一律定番の善悪を出せないところにあります。
 散法系の位相法、「害」(まとまらない)や「冲・刑」(ぶつかる)はどの相性診断でも
 だいたい悪い相性として取り上げられています。
 例えば、1番と8番は「害」の関係ですから、まとまりが必要な結婚相性では×になります。
 が、恋愛関係などでは、案外「害」の相性でもうまくいっている人たちはあります。

 それは、sexでつながっているとか、お互いに相手が結婚とは別の所で必要とか
 必ずしも安定した生活や結婚を望まない関係なら、それはむしろ悪くない相性になります。
 例えば、不倫の関係で「合」や「半会」などのまとまる相性だった場合は、
 結婚したくなったり、お互いの家庭を壊すような波乱要因になる可能性がありますが、
 不倫のままのほうがいい、というふたりなら、「害」であることは、プラスになります。
 無理に形作ろうとしない(形作れない)のが「害」ですから、現状維持が続けられます。

 また、6差・天剋地冲は、確かに打たれる側に打たれ感が出ることはありますし、
 打たれる側が自己主張が強く、元気がいいと、これはマイナスに作用します。
 激しい争いの関係になることもあるでしょう。
 ただ、打たれる側が行き詰まっていたり、弱い状況にある時には、
 それを打ち破って、道を開いてくれるのも天剋地冲の相性にはあります。
 むしろ、相性の意味としては後者のほうが強いと考えていいでしょう。
 また、天剋地冲でなくても、ただの「冲・対冲」の場合も同じことがいえます。

 ただ、そこまで詳細な配慮ができない時には、定番の○×解釈を基にせざるを得ません。
 番号別相性一覧表というのを作ってみたのですが、実際には、外れていると感じるものも
 多々あると思います。そこで、位相法も一緒に乗せておきましたので、番号を見る時には、
 相性が求める関係によって、自分なりに考えて、単純に○×で決めないようにしてください。
 
 ひとつの目安としては、合法はまとまることを目的にした相性です。
 お互いに仕事の方が生きがいという場合には、必ずしも合法が良いとは限りません。
 合法・・支合・同(律音)・半会(大半会)・季節(春夏秋冬)位
 
 結婚や一家団らんを必ずしも目的としない場合、または、お互いに刺激し合って
 新しい自分や関係を築きたい場合は、散法でもうまくいくことがあります。
 散法・・冲(納音・天剋地冲)・害・破・刑(生貴刑・旺気刑・庫気刑)

 なお、この一覧表は、季節の相性(十二支相性)を基礎にしているので、
 干合は記述していません。干合に関しては、下一桁の番号差が±5なら、無条件干合です。
 また、「天剋地」となっているのは、「天剋地冲」のことです。

 季節の相性にはそれぞれコメントがあるのですが、膨大な量になってしまうので
 コメントは割愛しました。
 番号別相性表1-10 番号別相性表11-20  番号別相性表21-30
 番号別相性表31-40 番号別相性表41-50  番号別相性表51-60

                 

                                                                                                                                                          
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