算命日記9月

9/30(日)


矛盾が事故を生む確率を高める可能性がある時期を「一点増幅」といいます。
宿命と矛盾する運勢が3つ以上重なると、一点増幅です。

例えば、こういう宿命があったとします。
宿命は適当に作ったのですが、1968/6/3の男性ですね。
支合や半会はよくありますよね。そこに害が重なると、一点増幅です。
月運だけでも3つ。11月はどの日も要注意ですが、特に10日! となります。

ただ、事故の報道のたびに、運勢を観ているのですが、こういう例はないです。
だから、これは理論として覚えてください。
事故とは限らず、こうした運勢の時に、
いつも通りに支合して半会する作業をすると、結果が出る前に、
行動している段階で事故のようなトラブルが生じる可能性が高まります。
単にうまく行かないというよりは、もう少し、明確な現象が起こる可能性です。

この時に、大運+月運+日運はだめです。月運は常に年運とセットで使ってください。
大運と年運と日運は有効です。
作ったようですが、実際にこういう日があります。

この日の宿命の人は、年月日が全部「亥」になるはずです。


来年のこの日に生まれる人はこうなります。
大運をみると、3旬に害が3つきます。これは1点増幅ではありません。
運勢の中で重なりと矛盾が出てくると、一点増幅×3の可能性が出てきます。
これは、宿命ではなく、運勢による一点増幅の例ですが、それが3か所全部来るので
しかも天中殺日なので、その気になりやすい時に支合がきます。
この場合は、2040年8月6日だけ、スポットで要注意日となります。

余談ですが、害と支合の正反対に対して、天将星と天報星というエネルギーも正反対。
これだけを見ても、矛盾日は行動がイレギュラーになる可能性を感じます。

そうか、運勢エクセルで、こういう日を大運ごとに自動計算できるといいですね。
宿命と年月日でもいいし、一点増幅の可能性運勢みたいなものが出せるといいですね。
と、天中殺年は、ほんとうに次々と発想が広がって行き、止められないのです。
気がつくと、みんな中途半端になっていて、肝心の作業が遅れて・・・(T_T)
外から見ると、いたずらに忙しがっているように見えるとは思うのですが、
内情は、あれもこれもと、かなりとっちらかって、大変なのです・・・




今日の相性診断は、、、、とパターン化してしまい、
異常に長くなって申し訳ありません。やりだすと止められない性分なのです。
興味のある所だけ、さらっと見てくださいね。
これは、僕自身の勉強のためにやっていることで、説明しながら気がついて行きます。

ともさかりえさんは女優でお相手は河原雅彦さん。俳優、演出家、脚本家です。
結婚生活は5年半で終わっています。

ともさかさんは、自分が多剋干ですが、日干以外はないので、貫索星は出てきません。
石門星が多剋干星。仲間の干が空になりやすく、いろいろな人が入ってくる。
そう考えると、石門星多剋は人間関係が一つの能力とも言えるし、
若い時はそれが悩みの種かもしれません。知らない間に人を犠牲にしたり。
女優なら、そこに役柄を入れればいいので、芸能人にはいいでしょう。
西の多剋は、家庭がうまくいかない、ということで当てはまりそうです。



河原さんもそうですね。自分が多剋干。石門星もないので自我薄の多剋干。
創作する人のようなので、空の自分にインスピレーションとか、
演出なら、劇や役者さんが入ってくるのかもしれません。
自己犠牲的かどうかはよくわかりません。



二領域はありますが、形はそれほどよくないですね。
穏やかに和合している姿にはみえません。河原さんは別の世界が広すぎます。

12支相性も仕事場だけ。これはかよくないほうに入ります。
これで成り立つケースは宿命に害とか中殺がある場合です。
この場合は、ともさかさんが受け入れてきたというか、
ともさかさんにとっても、壊してほしい自分があったのかもしれません。
あるいは、河原さんが葛藤なしに全面的に受け入れて行く魅力のある人なのか。

夫は心の中と仕事場。仕事で出会う人に反応します。
心の中に一点の辛(玉堂星)がありますが、これが夫に激剋されます。
夫によって自分の考えが激剋。だいたい夫の考えに従った人になります。
しかも、日年に害、年干が牽牛星ですから、目上の指導者の言いなりになるでしょう。
無理難題があっても、干合すると鳳閣星が車騎星に変わって、自分を鞭打ってやります。
最強の天将星に座しながら、相手次第でどうにでもなってしまいそうです。

河原さんは、自我薄で全客観で全陰干で偏妻が3つで一つは中殺偏妻で・・・
となると、心無い身体食いで、場合によっては、次々相手を変えて行って、
どうみても結婚で落ち着く人ではありません。
直下に禄存星があって、主星も禄存星で、鳳閣星がついていると、
相手に合わせるのも上手。人(女)たらしという感じですね。
自我薄で、演出家という能力もあるならば、関わる女優さんは
吸い込まれるように魅入られてしまうかもしれません。怖い人かもですね。

離婚の原因も、結婚中に別の女優さんと浮気をしていたのが発覚したらしく、
といっても、隠れてこそこそしていたわけでもなさそうで、
このあたりが自我薄の守りの本能がない大胆さです。
子供も一人生まれています。授かり婚ではありません。



気の数が少ない河原さんは100%。それでも浮気するのは本能でしょう。
それと安定した結婚相手を求めているわけではないってことかなと思います。
相手が望めば結婚もするのでしょう。どっちでもいい結婚^^
未の現実縁はありますが、他はなにもないです。



大運も年運もともさかさんが河原さんに従ったという形です。
離婚の大運はともさかさんは干合支合。ただ、これは離婚で使ったというよりも、
離婚後、1年ほどでスネオヘアーさんと再婚しているので、それだろうと思います。

離婚の年運勢、河原さんの干合害害はなんでしょうね。
干合変化によって、現状を受容していく。
ともさかさんは好きでいたいから別れるというようなコメントをしていました。

ふたりとも、結婚そのものが難しい(向いていない)気がします。





9/29(土)


長い間生きていますが、間違って記憶したまま、
誰にも訂正されないで来てしまうことってありますよね。
人の誤用に対しても、あえて忠告するするほどでもないと思って、
スルーしてしまうこともあります。
会うと遭う。

事故に「会いやすい」、と書いたのですが、誤字チェックをお願いした塾生の方から、
「遭いやすい」ではないか、とご指摘いただきました。
だって、出会い頭の事故っていうじゃないかと、一瞬、反論が浮かんで、
調べてみたところ、出会い頭の事故は〇ですが、事故に会うは×のようです。
出会いがしらの出会うは事故にあうのではなく、頭が出会う。

そもそも、遭うは会うの旧漢字かとも思っていました(ーー;)
ずいぶん長い間、事故に会うを使っていたと思います。まったく違和感なく。
こうしてアップした文章の細かい誤字は、間違ってるなって思っても、
普通はあえて、指摘はしないですよね。読み手がスルーする。
間違えたほうは、自覚がないまま、ずっとそれで生きてしまう。

誤字ならいいですが、態度とか、習性みたいなもので
周囲が言葉を飲み込んで、自分は違和感なく過ぎて来たことって、
きっとあるんでしょうね。気がつかないと人は変われません。

僕が心掛けていることは、指摘に対しては笑顔で受け入れることです。
相手も言いやすいと思えば、遠慮なく、言ってくれるでしょう。
あの人に言うと不機嫌になると思われると、裸の王様に近づきます。
気がつかないということは、実は、かなり恐ろしいことなのだと思います。


事故にあいやすい宿命だからといって、事故にあう確率が、特別高くならないのは、
生まれた時から、それが自分にとっての自然なパターンだからです。

算命学にはバランス理論があって、それを基準にするので、
アンバランス=危うい、となって、警告が発せられます。
バランスが良いという基準を設けないで、肯定的にとらえて行くことです。
男(陽)が上で、女(陰)が下、という理論が当然だった時代は、
男尊女卑の社会があたりまえになります。

算命学の事故占技では、宿命のアンバランスだけを要因としているわけではありません。
それプラス、運勢が加わります。
それは、明日また。長すぎると嫌われるので^^
あ、もうとっくに嫌われてますね(^^)



今日は、元プロ野球選手の新庄剛志さんと大河内志保さん。
大河内さんは、日本航空のキャンペーンガールやクラリオンガールだった人。
モデル、タレント、料理研究家という肩書があります。新庄選手の元妻も肩書。

新庄さんは、そのくらい、野球界では人気のあった選手です。
実力よりも、意外性と言動の奇抜さで、CMに起用されたり、
引退後はタレント活動もしていました。ユニークなキャラクターの持ち主。

大河内さんの多剋干は夫。これは、離婚しやすいで、合っています。
牽牛星は、役割、名誉とすると、名を成す。モデルは名誉でしょうね。
自然に使えるのは鳳閣星。子供干でもありますが、子供はいなかったようです。
鳳閣星には遊び、食べ物という意味があって、料理研究家、ソムリエの資格などがあり
これも、当てはまっているように思います。



新庄さんは、子供。結婚生活7年でしたが、子供はいません。
その後、再婚という話も聞いてないので、子供多剋、子供縁が薄いでしょうか。

車騎星はプロ野球の選手時代は、無心の闘争心。
画家なら、空化した自我へインスピレーション。

自然に使える調舒星。野球選手時代から、おしゃべりがユニークでした。
そして、引退後はバリ島に住んで、夢だった画家を目指しています。
特殊な技法で描く絵で、高額な値がついているといううわさもあります。
「画家が夢」というのは公言しているので、調舒星は使われています。

「北」が無意識というのは、監督や目上に対しても、臆することなく自分流。
無意識という意味では、自分の事務所を親類の叔父さんに頼んで任せっきり。
離婚の慰謝料を払おうとしたら、お金がまったくなく、流用されていたのです。
22億円を使い込まれたと、テレビで言っていたので、事実に近いでしょう。
これは、北(目上)に無意識だった結果、と言えると思います。



同級生縁ですが、年番号が中心にあって、ストライク感は出ています。
ただ、斜めに入っている分、こすれ合う感覚(争いがある可能性)はあるでしょう。
律音と大半会+羅状律音(38番)もあって、運命的な縁を持っていると言えます。

12支相性は日支が害ですが、他は良好です。
昨日のように、干合害という矛盾がなくて、
個々の宿命の位相法が散法に近いものであれば、害は有効です。
新庄さんの害は適ですが、大河内さんの庫気刑は、害を正そうとするので・・・
これに対して、新庄さんがうるさいと感じるようになると、不適です。

大河内さんは正夫が外にいます。内で支えるのは自分と子ども。
一家団らんが難しい宿命ですが、子供ができれば、十分にやっていけます。

新庄さんは、正妻が心の中で中殺。執着はするのですが・・・形は作れません。
外に偏妻がいるのですが、新庄さんは父と仲が良く、
一緒にテレビにでていたこともあるので、父が健在な限り外の壬は父。
父がいなくなると、浮気リスクが出てきますが、
この当時としては、司禄星中殺妻だけ。それはそれで、困るのですが。

司禄星中殺は、思い通りにしようと思うほど、現実と不一致になります。
それを救うのが害。悪環境でも肯定できるのが害です。
こうしたケースでは、大運で日支に強い合法がきて、害が使いにくくなると危険です。

ここまでをみると、大河内さんがあれこれうるさいだろうとは思いますが、
新庄さんは、それをスルー出来る宿命をもっているので、
宿命と相性が離婚の理由になっているとは思えません。



100・100は初めてか二人目ですね。現実縁も2つあって、半会も一つ。
気の縁も文句なしとすると、運勢が別れさせたことになります。



結婚は2000年なのですが、ふたりの付き合いがスクープされたのは1993年。
すぐに別れるのだろうと言われていましたが、結局、2000年に結婚。
大運2旬は亥なので、宿命の害は有効。3旬の大半会、心刑は、害が使いにくい時。
大半会で盛り上がって、結婚を決めたのかもしれませんが、
ここからは、見過ごせないことが増えてくる可能性があります。
そうなると、司禄星中殺が機能して、家庭が思い通りにいかないことを
害が容認できなくなります。

これって、運勢「害」の有効利用のヒントになりますね!
家庭が病むとか、思い通りに行かないって定義すると、嫌な時期になりますが
思い通りに行かないことを思い通りに行っていると錯誤できる「害」とするなら
こんなに便利な運勢はありません。分岐点は受け身でいられるかどうかです。
あるいは、相手(それ)が好きかどうか(思いやり)、を定義にするか、
迷うところですが、ここに害の有効利用のヒントがあると思います。
年の害なら、相手(それ)は人ではなく、仕事になります。

二人とも、大運も、年運も心は刑破冲と盛り上がっていません。
授かり婚のような運勢ですが、大河内さんの同(比和)で戌が吠えて、
新庄さんの大半会が、受けて立った、ということでしょうかね。

結婚後は、大河内さんは刑が発動しやすくなって、あれこれうるさくなり、
それまではそれもまた良しと害が許容していたものを、
大半会の運勢に害が巻き込まれて機能できなくなり、うるさい嫁と離れたくなった。
という解釈がいいかなと思います。

いろいろな例を検証して行くと、その途上でふと気がつくことがあります。
いつだって、現実が正しいのです。理論だけを盲信しないことだと思います。
ただ、現実を認識するのは人間で、自己判断は誤った現実認識を生みます。
盲信はしなくても、理論は必要で、算命学に勝る理論はないと思っています。





9/28(金)


昨日の、矛盾の続きです。
矛盾と言っても合法と散法という大まかなものではなく、
矛盾する位相法は定義されています。
宿命を例にしていますが、どちらか一つは運勢でも成り立ちます。

*対冲と半会の同居


同居というのは、一つの支に二つの位相法が重なることです。
それが、対冲と半会だと、「矛盾」となります。

*支合と害の同居


卯に対して、卯辰の害と、卯戌の支合が同居します。
これは、対冲を含みますが、対冲はこの場合矛盾には含まれません。
しかし、合と害を成立させると(矛盾を成立させると)必ず対冲が起こります。
これは、卯辰の害ですが、もし、戌の害(戌酉)を作る酉を年支に置くと、
支合する卯が対冲されます。合・害・対冲の図は、合と害の在り方を象徴します。

宿命に害しかない人が(対冲がなくても)、
支合しようと思うと(自分の思いを実現しようと思うと)、
必然的に対冲を呼び起こすことになります。

で、害人は、本能的にこのことを知っているんですよね。たぶん。
だから、害人は受容する人であり、好きなことをする時には、
どこかエキセントリックな現象が含まれてくるのです。

支合しかなくても同様。
自分の意志を曲げて、環境に迎合しようとすると(害)、
必然的に対冲を呼び起こすことになります。

だから、合人は、妥協しない頑固さを持つことになります。

*天干に干合があって、地支に対冲がある。


上(精神)と下(現実)の矛盾です。
この場合は、干合と地支の場所は一致しなくてもいいです。
干合が月年で、地支が日月でも矛盾が成り立ちます。

この3つが原型で、4つの変形が加わります。

*大半会と納音の同居


形としては、対冲と半会の矛盾と同じです。より強い形です。

*天剋地冲と大半会の同居


これも、対冲と半会の矛盾の変形です。

*天剋地冲と天生地合の同居


これは天剋地冲の反対という意味です。
天干同士は相生で、地支に半会か支合があるケース。

*暗合と対冲の同宮


これは、同居ではなく、同宮(一つの干で二つ成立)です。
暗合は同じ干支上でなくても、日干と他支でもよく、
対冲は地支間で成立していて、対冲する支の中に、
暗合する干を対冲するものがあれば成立。

以上、この7つを算命学で、矛盾する位相法という定義をしています。
この宿命を持つものは、事故を起こしやすい(あいやすい)となるのですが、
こういう人はたくさんいて、みんなが事故るわけではありません。
算命学は、割と、断定的にいうので、怖くなるのですが、それはないです。

事故が起こる可能性という意味では、その矛盾が増幅する運勢、
という条件を付けています。





相性診断はタレント千秋さんとお笑いコンビ・ココリコの遠藤章造さん。
二人は日干干合で、日干が多剋干。お互いに自己犠牲タイプなので
その精神が宿っていれば、性格的には、うまく行くはずです。

貫索星が才能、役割とすると、もう一人の自分という意味で、芸人は適職。
頑固という意味では、自分を貫くですが、多剋の意味とは矛盾するので、
もう一人の自分が才能でいいと思います。
自己犠牲同士が、なぜ、離婚に至ったか?



領域図は非常にいい感じです。きのうのだいた北本ペアと同じです。
遠藤さんがほぼ含まれていて、千秋さんも不満はないでしょう。

日干が干合で引き合いますが、地支は害。これは矛盾の一つ。
精神は和合しているのに、現実生活はそれにふさわしい形を作れない。
これは、大きな瑕疵になる可能性もあります。

12支相性が、千秋さんの年干支での和合に偏っているので、
仕事場を離れると美にならない夫婦、という印象はあります。
干合害と12支が年支に偏っているので、領域図の良さと縁が相殺されそうです。

千秋さんは禄存星が3つですが、現実には日支の戊だけです。
愛情豊かな人で、座下天馳星で執着がむずかしいとすれば、
禄存星夫でも、成り立つ可能性はあります。

遠藤さんは、現実に正配偶者が2人いて、月干支に偏配偶者が2つ。
両手に花を持って、愛人まで欲しがる宿命となっては、
浮気男というネットの評判も、まんざら嘘ではないでしょう。
でも、千秋さんの禄存星愛は、こういうタイプは悪くないです。
禄存星愛は、安穏な日常では動けないので、問題があってもこなして行けます。
とはいえ、遠藤さんは心配な宿命ではあります。

離婚当初は、遠藤さんの浮気と言われていました。
だいぶたってから、遠藤さんが投機的な投資に失敗して多額な借金を作った、
それが理由ということで、これは、本人が番組で告白したようです。
このほうが離婚理由にはなるでしょう。
愛情は残っていたけれど、お互いのために別れるとすれば、
自己犠牲も成立しそうです。離婚後も二人は共演したり、仲は良さそうです。



年干支に相性が偏っていたので、全体の気の相性は平均的。
遠藤さんの日干はカバーされません。

結婚は午年で、方三位ではないですが、3連が成立します。
亥の現実縁と未亥の半会縁。気の一致度は、平均的で可もなく不可もなく。



千秋さんは大運刑、遠藤さんは大運天中殺。
年運は千秋さんが天中殺、午の半会で心が膨れて、その気になりやすい時。
遠藤さんは月支支合。司禄星、家庭を持ちたくなった? 
月支は偏配偶者がいるところなので、なんともえいませんが、
お互いに気持ちは、その気になっていたようです。

離婚では、千秋さんは対冲刑の私生活変化大運。
遠藤さんは、大半会付きの三合会局、宿命2個、運勢3個、
5個の半会は、注意しないと糸の切れた凧にもなります。
ここで、投機に走ったことになるので、三合会局の行き過ぎ例ですね。
特に、座下天報星は、現実面で偏ると、現実で大きなトラブルにあって
振出しに戻ることが多いです。浮足立った天報星は要注意です。
運勢がいいからといって、いいことが起こるわけではないことの良い例です。
逆もまた言えることで、散法や天中殺が悪いことを起こすわけではありません。

遠藤さんの宿命の女性問題と、運勢の行き過ぎが原因と思われます。
遠藤さんがここをまっとうに生きていたら、浮気問題をおこしながらも
やっていけた可能性はあったように思います。





9/27(木)


10月の運勢更新しました。

二日雨で休んだので、今日は雨が上がったばかりでしたが行ってきました。
直前まで降っていたせいか、いつものAチームは誰もいません。
そこで、奥のその前までお世話になっていたBチームへ。
10人くらいでしたね。役員の方は半袖で頑張っていました。

車騎星はみんなが休むような時に頑張る本能があります。
例えば、〇〇委員を選ぶときに、みんながやりたいと手を上げると、
車騎星は興味を失くします。掃除委員とか、誰も手を上げないと、
車騎星は、仕方ないなぁと、やりたくなくても、手を上げます。

「根底にあるのは、誰かのためにとか何のためにとかいうのではなく、
 誰もやらないから自分が、という精神性です」と書かれています。
 本質的に、少数派なのです。

丸太橋落下事故のあった日。

年運天中殺+月運半会+日運納音・天剋地冲

算命学には、突発事故に会う時、という占技があります。
基本は、矛盾です。僕の場合、宿命に半会が二つ。日と年です。
そして、9月は酉月で、宿命の半会(車騎星)が倍加します。半会が4つ!

半会の矛盾は、対冲。9月24日の日運勢は、日と年が天剋地冲と納音。
強烈な日運でしたね。月と年で膨れた半会に、日運がブレーキをかける。
こうした時に事故が起こりやすいとなります。

特に、目の前に橋があって、渡ろうと思うと、躊躇できません。
車騎星はそれを許さない。加えて、天中殺は、躊躇する用心も奪うようです。
算命学では、位相法の矛盾が事故の元と言われています。




だいたひかるさんと北本かつらさんの相性診断。
最初、どちらが男性かもわかりませんでした。
だいたさんが女性でお笑い芸人。北本さんが放送作家です。

人物と場所に関しては、情報がなくてわかりませんでした。
禄存星が役割、才能とすると、お笑いで人を喜ばせ、人を引き付ける。
これは禄存星の本性ですから、多剋の才能を使っています。



妻犠牲は離婚です。車騎星は自分を空化して、インスピレーション。
放送作家のアイデア、創作は才能と役割です。

両親については情報はありませんが、鳳閣星・調舒星が自然に使えるというのは
作家としては、有効な表現力になります。



領域図は良い形です。北本さんは90%含まれていて、濃密度。
だいたさんも不満はないでしょう。
ただ、実際は、北本さんが忙しくて、すれ違いが多かったようです。
図と現実の不一致は、もっとも問題が顕在化する要因です。

十二支の相性も良いほうです。日月の律音は信頼関係が強くなる結びつき。
◎も4つで強い縁を持っています。下一桁の一致が二つあって、
スクランブルすると、主要な縁が全部成り立ちます。絆の強さになります。

領域図と縁が最強なので、本来なら、離婚は考えにくい相性です。
結局、宿命の問題になります。確かに、ふたりとも問題が多い宿命です。

だいたさんは、心の中に正夫。そばに、偏自分(庚)がいて、妨害しています。
自分が偏自分になってそばに行くと(芸人としての関係)、左の乙と干合し
下の庚は、夫か自分の愛人の可能性にもなります。
日干のままだと、夫の愛情が届きにくい形です。
しかも、直下には辛(偏夫)がいて、夫が身近にいてくれないと、
受け身ですが、座下に愛人のパターン。

北本さんは、天干に偏妻ですが、座下には、妻がいません。
日支本元の場所に妻が入ると、作家としての能力(玉堂星)が半減、
また、この形は、壬(場所妻)が甲に吸い取られて、届きにくい形。
二人とも、何かに邪魔されて、配偶者と自分の関係が自然に和合しにくい宿命です。

だいたさんに子供干がなく、北本さんの子供干は日支の壬(妻の場所)、
子供ができると妻子が両立しなくなって・・・問題が生じます。
実際は1年で離婚しているので、子供どころではなかったのですが・・・

縁の強さと相性の良さとは裏腹の宿命事情です。どちらが勝つのか?
というところですが、宿命事情が圧勝しました。



日干はカバーされ、未の現実縁と亥卯未の三合会局も成立。
気の相性もかなり良いほうに入るでしょう。



だいたさんの大運は心支合で、問題なし。
北本さん、大運天中殺で仕事大半会。仕事を優先したいところです。
大運天中殺の入り口で大半会もあって、こういう時に内側に形を作るのは
相手任せの家庭になるわけですが、相手がそれでよければでしょう。
だいたさんが、家庭的な家庭を望む場合は、この運勢は大きな問題になります。
そう考えると、だいたさんから、仕掛けた感じですね。
年運は、やはりだいたさんの気持が優先、北本さんは、天中殺で同意、でしょうか。

2006年の1月に結婚して、2007年の1月に離婚。丸一年の破局。
だいたさんの浮気が原因と言われています。
2006年はだいたさん、干合で日支刑破で天中殺年。浮気も起こり、バレル時でした。

縁の強さも、相性の良さも、宿命と運勢には勝てなかったというところです。
北本さんも、あれだけの領域図と縁がありながら、仕事が多忙ですれ違ったとすると
責任は5分5分。結局、仕事に勢いが出る大運天中殺中の結婚の難しさがでました。
そして、危ないだいたさんの宿命が、天中殺と干合で動いてしまった、
ということのようです。





9/26(水)


もう、夏は終わったと思うのですが、秋がきた、という感じでもないですね。
何か中途半端な季節感。



算命学では春と秋が現実の季節、夏と冬は精神の季節です。
現実=安定、精神=不安定、こうした区分けもあります。

現実とは何かと季節に問うと、春は、花が咲き蝶が飛び、太陽が明るく輝き、
現実を実感することができます。
秋は、果実が実り、収穫があり、木々は色づき、
これもまた、リアルな世界です。

一方で夏は暑い! 冬は寒い! それは目に見える現実ではありません。
感じる季節。精神的季節。



これは天将星を持つ干支6つ。地支はすべて、夏(火)と冬(水)。
天干も土性は火性に準ずるので、天干も火と水。
これは何を意味するのかというと、大将というのは現実力だけでなく
精神もまた最大値を作る、ということです。
陰(肉体)陽(精神)ともに、もっとも強いエネルギーを持つのが天将星です。



1点低いだけのハイパワー11点の天禄星は、逆に、春と秋の現実気で出来ています。
地に足を付けた堅実な現実力が必要とされるためです。
干支とエネルギーは、その特徴が活かされるように、実にうまく設計されています。



宇多田ヒカルさんと紀里谷和明さん。
当時絶好調だった宇多田さんの結婚ですから、大いに話題になりました。
紀里谷さんがちょっとかわいそうでしたね。

宇多田さんの最大剋は夫、北、南、車騎星牽牛星。
夫は離婚で成立。離婚しなくても、そもそも夫犠牲という感じはありました。
北は目上の場所、南は目下。このあたりはなんともいえません。

車騎星、牽牛星が能力、役割とすると、これは激剋されて空になって、
インスピレーションが日干(丁)に降りてくる、と考えられます。

剋少がないってことは、変化の大きい、人生になるってことと、
才能で生きるってことでしょう。



妻が多剋干は宇多田さんと同じ。
これって、双方ともに配偶者が多剋干の場合、離婚確率が高くなる、
というような占技に使えるといいですね。
ただ、今は、離婚ばかりをやっているので、たまたま、それが顕著なだけかもしれません。

自然が自分。犠牲の反対とすると、自然に自分を使える(思い通りに生きる)人。
家庭(西)と仕事(東)も思い通りにしたい人、という占い方ですね。
紀里谷さんのことはよくわかりませんが、これは、そんな感じがします。



干合はありますが、このままで十分な行動領域の重なり具合です。
12支相性は可もなく不可もなく。
59-53の激剋関係があります。宇多田さんの仕事が紀里谷さんの心を打ちます。
月支には配偶者も入っているので、心を破られるような感覚はあるでしょう。
宇多田さんの写真撮影が縁で結ばれたということなので、仕事でとらえられた。

宇多田さんは、年干に夫がいて干合。しかし間に偏夫がいて邪魔する形。
これまでにも、何度か出てきました。夫とは刑破で愛人とは天剋地冲で、
これでどうやって穏やかな結婚生活が送れるのか・・・考えにくいですね。
子供を支えとしても、全部土性の散法三つでは、うるさくて相手は耐えられないでしょう。
宇多田さんも、おとなしく主婦は出来そうにありません。
結婚すると、他の男(癸)が気になり、口説いてくる相手が出てくると、
これは、宇多田さんのほうに浮気リスクが大です。
それにしても、宇多田さん、これで過保護に育つと、相当性格悪そうですね(笑)

この位相法だと、紀里谷さんは宇多田さんを理解することは不可能でしょう。
いつも尖った宇多田さんに激剋されて、どこか逆らえない感じになるかもしれません。
気持ちを理解できないまま、というか、気持ちがない? 相手と、
長くは付き合えないでしょう。
こうやってみると、紀里谷さんに同情したくなります^^

紀里谷さんは月支に妻の正干が埋もれています。
結婚願望がわきにくいのですが、この相性激剋で殻を破られて、
その気になったのかもしれません。気持は作れても、現実に妻の居場所がない。



お互いに日干がカバーされていません。離婚確率アップですね。
宇多田さんの一致度は50%割れ。
結婚年が午で、やっと3連。半会も支合もなく、気の相性は不合格です。



大運は双方、最適の10年にありました。年運の気持ちは、その気になりやすく、
紀里谷さんは干合で心が支合、ここしかないような結婚チャンスでした。
この結婚は、運勢に押されてその気になってしまった、という部分も大きそうです。

離婚では宇多田さんの大運が宿命の散法に拍車をかけます。
年運は、宇多田さんが大半会。自我も強くなって、思い切った行動もとれます。
紀里谷さんは受け身で了承するしかありません。





9/25(火)


昨日の朝、公園体操での出来事です。
新しくできた施設、坂道登りと丸太の橋渡りを運動のつもりでやってみました。
丸い木が、意外に不安定で、危ないなと思ったのですが、すでに数段上がって、
戻るに戻れなくて、頂上でふらふら、これはいかんと、さっと飛び降りて、
見事な着地・・・のはずでしたが、右足からがくんと崩れて、尻餅(T_T)
一瞬何が起こったのか分からなかったのですが、そばに、人がいて、
大丈夫ですか??と。もう一人、離れたところからも人が駆け寄ってきて、
声をかけられました。「あ、大丈夫ですよ。すいません」といいながら、立てない!

しばらく、なんのかのと言い訳しながら、やっと立ち上がったのですが、
どこを打ったのか、右足が痛い(T_T) 
でも、体操もやって、家にたどり着いて、朝食も済ませて、
そしたら、もものあたりが、ずきずき傷みだして、数本擦過傷と打撲の跡。



自己認識と現実の違いを思い知らされる天中殺。でも・・・

でも、なんか、納得がいかなかったんですよね。1mもない高さの子供用の遊び場で
日ごろ鍛錬された足なのに、なんで、着地ができなかったのか!
このままだと、自信を無くして、不安心理に襲われると思って、
午後に、もう一度現場に行って、得意の検証をしてきました(^^)v



遠くに、こんな風景が見えて、今は人がいますが朝は誰もいませんでした。
ちょっと行って見たくなりますよね。新しくできた施設です。



近くに行ったら、こんな感じです。右の丸太の橋、楽勝だと思って上ったのです。



左。本当は、反対側から上りました。人がいたので、こちら側から再現。
こうして、もう一歩前進。頂上に足をかけて、立ったとたんにぐらぐら揺れて、
右側の写真のところに着地したのですが、なるほど、傾斜になっていました。
朝は、ぼーっとして気がつかなかったです。グリーンのところは弾力があって、
それがよけいに安定感を失くしています。右足が下がって着地したので
段差があってよろめく。これは仕方ないですね。足のせいではない!!
以上が現場検証の結果でした(^^)/

丸太って、見た目以上に安定感がなく、僕には無理でしたね。
バランスを取るのが難しかったです。バランスは大事(笑)
バランスを基準にするのはおかしいと、算命学批判をした罰があたったか^^
まぁ、バランスを大事にする人なら、こんな丸太の橋は渡りませんよね。



相性診断は、コアラさんと三原じゅん子さん。
だんだん進化します。多剋干と反対に少剋干&星を出してみました。

多剋干(犠牲)は父。「父はメッキ業。経営は厳しく倒産を繰り返し、
そしてとうとう父は体を壊し入退院も繰り返した。」とありました。
また、「母が50歳を過ぎた頃、父が脳梗塞で倒れ」です。
父犠牲っぽい話です。

場所の西は家庭ですから、離婚で成立。星は禄存星と司禄星。
禄存星司禄星を犠牲にする? 星の場合は、意識して使うので、
才能、役割、能力とするほうがいいかもしれません。
きのうの今井さんと同じように、三原さんも国会議員になりました。
自身が病気をしたこともあり、医療や介護問題への関心を強め、
がん撲滅等の啓発活動をしてきました。自ら介護施設の経営に乗り出しています。
禄存星を役割として使っていますね。
司禄星も剋星ですから、奉仕的な意味はあります。
ただ、個人的な、狭い世界で、という但し書きがつきます。
代表的なものが、「家族のために」です。

反対の最少剋干を出してみました。剋が2個以下のものという設定です。
三原さんは剋2の癸。母と子供、南の場所も、目下、子供です。
三原さんは日干乙。子供は火のはずで、癸は南の場所干。子供は宿命にはいません。
本来は母の気です。自然に母の恩恵を受けられる、と解釈してみます。

父が病弱で大変だったようですが「母は昼夜を問わず働き私たちを育ててくれた。」
「母36歳で甲状腺がんを患い大手術。大病を克服し、また昼夜問わず働く働く。」
「母50歳を過ぎた頃、父が脳梗塞で倒れ、今度は介護の毎日が始まった。」
「ずっと働いて、、、介護に明け暮れていた母も、今年で69歳になろうとしている。」
「なんだかんだ言っても母の苦労のお陰で自分があると、つくづく感謝する今日この頃。」

これは三原さんのブログからの抜粋ですが、がんばりやのお母さんのようです。
一見、多剋の犠牲といってもいいようなことですが、犠牲にはなっていません。
母ががんばってくれたことに対する感謝があります。このあたりの違いでしょう。
自然に使えるのが、龍高星。南は目下、子供の場所。
龍高星の改革は、政治家として特に介護や病人に対する政策の見直しに尽力しています。
こんな解釈ですかね。まだ、第一弾なので、手探りでやって行きます。



余り情報がないので、わかりませんが、離婚の理由の一つが浮気とあったので、
このころは、自分を犠牲にしている感じはありません。
でも、離婚後、中華料理店で店長をした後、2013年に『Coalaプロモーション株式会社』
を設立し現在は代表取締役をしているそうです。
芸人のマネージメントと、テレビ番組の制作など、完全に裏方に回っています。
彼なりに思うところはあったようで、自分を多剋するのは、これからでしょう。
少剋(2個以下)はありません。意識しながらの人生で、変化があります。



三原さんは再婚です。領域図は重なりがほんの僅か。共稼ぎ型で、芸能人ならOKか。
12支相性は散法一つで非常に良い和合性があります。

日月の大半会縁と年年の干合、羅状律音もあります。
難しかったのですが、羅状(スクランブル)縁を自動で出せるようにしてみました。
たくさんあるとカバーしきれないのですが、3つくらいまでは大丈夫だと思います。
まだ、エラーがでるかもしれないので、これも、しばらく検証してみます。

三原さんは偏夫が日月にあって、半会で一つになります。
こういうのは、アバウトになってしまうので、相手を間違えるんですよね。
盛り上がりで、その気になりやすい。今現在、3度目の結婚中です。
半会配偶者は細かいところがカットされてしまうので、後悔も多いです。

先ほど見たように、場所干の子供。前の結婚で、二度流産をしているようです。
結局、3回の結婚でも、子供は出来ませんでした。
それでも、子供(南)に自然に気持ちが向かうので、政治家として、
子供の問題にも取り組んでくれるのでしょう。

コアラさんは、正妻が月支で中殺。偏妻が透干して、座下にもいます。
天恍星中殺もあって、浮気は宿業に近く、若い時は仕方ないでしょう。



三原さんの日干が外れていますが、酉と丑、二つの現実縁があって80%は上々です。
加えて、支合と半会が二つ。相性は文句なしです。
結婚が卯年で方三位と4連が成立。相性の良さを補強します。
これでも、離婚ですから、宿命事情を最優先というのは鉄則になりそうです。



結婚は、大運は二人とも合法でまとまりやすい時でした。
年運は、コアラさんの天中殺。三原さんは心が作れない時。
タイミング的には、二人とも平常心でない時でした。

次の大運が問題。現実家庭環境がまとまらない時に、気持ちだけが先行しています。
それが、夫婦として同じ方向を向いていれば乗り越えられるのでしょうが、
別々の気持を作っていたとすると、破と刑となるでしょう。
離婚年は三原さんの天中殺、コアラさんは心支合。
コアラさんが離婚したかったようです。





9/24(月)


きのうは一日エクセル三昧。本音が出る天中殺。
例えば、10品の食べ物があって、全部食べなくてはいけない時、
僕は、嫌いなものから食べて、好きなものは後からゆっくり食べます。

やるべきこととやりたいことがあるとき、やるべきことを先に片づけて
やりたいことはそのあとゆっくりやるタイプです。が、しかし、
天中殺+半会月のせいか、やるべきことを後回しにして、
好きなことをやってしまう自分になっています。
今日はその後始末で、大忙し。ツケは必ず回ってきます。



今日の相性診断はSHOGOさんと今井絵理子さん。
SHOGOさんは、175Rのボーカリスト。よくわかりませんが、歌手です。
今井さんは、元SPEEDで自民党議員! 名前は聞いたことがあります。

SHOGOさんは情報がなくて、わかりませんでした。
そういう場合でも、なんか役立つ表にしたいなぁと思った時に、
「意識、無意識」という占技を思い出しました。
剋数が多い宿命は、いろいろなことを意識して育ちます。
心の葛藤があり、成長すると気遣いの出来る人になります。
神経が疲れやすいとも書いてあります。そして、自滅しやすいとも。

逆に、相生が多い人は、無意識で育つことになって、助けられやすく
苦労も少なく、自然体の生き方になります。
「大人になっても精神的な子供が出来上がる」「人の心を解しない人」
でも、子供時代から、成績の良い人が多い、となっています。

これを応用して、剋数の少ない干(気)は、無意識で使えると定義できそうです。
人物なら自然体で交流できる人。剋数が多いのは、意識する相手。
少剋は、既存への適応力があり、多剋は、既存を変えるような働きをする。
それは、人だけではなく、星にもいえることだと思って、
剋数の多い星、少ない星、を出してみようと思いました。

これは、まだ、試作中ですが、例えば、SHOGOさんは、庚が最少剋干。
しかも3つあるので(同点の場合は干の多いほうを優先)目立つ干です。
人物で言うと妻と父、星は禄存星。「妻と父と禄存星が自然に使える人」
禄存星を自然に使える人って、やさしく愛情豊か、口説き男、となるでしょう。
宿命配置によっては、浮気しやすい人になります。



今井さんの最大剋は夫。家庭の場所も剋されています。
離婚しやすいという仮説と一致しました。
最も剋数が少なくて、多いのは辛と癸。剋されるよりは剋すほうかなと思い、
一応、辛をとると、母、星は龍高星。癸だと父で星は貫索星。
龍高星と貫索星が自然に使えて、両親とも自然に交流できる。
もちろん、龍高星母とか仮父とか、他の条件はありますが、それは考えないで
陰陽を考慮しない相生相剋論としての考え方です。

自分の思い通りに(貫索星)、自由に動きたい(龍高星)人。
目上運に自然に恵まれる、と解釈すれば、安倍チルドレンとして国会議員になり、
結婚してもすぐに仕事を始めた、等々、該当することが出てきます。
いずれ図表にしてみます。



変形帆掛け船型で、突き刺さる感のある、刺激的な相性です。
月年の干合縁だけ。今井さんの58が10になり、SHOGOさんの33は9になります。


この干合は共有を広げて、SHOGOさんの月干支16が今井さんの変化した10を激剋。
月同士の因縁ある天剋地冲が出来上がります。この干合はかなり有力です。

今井さんは、車騎星偏夫が本元に一つ。愛されるか尽くすかどちらか極端。
合わなくなると、落ち着いた関係はできません。逃げ出したくなるでしょう。

SHOGOさんは、先ほど見たように、自然な禄存星が3つ。北を父干とすると、
外に愛人ができやすいタイプで、長期間恋愛、結婚は難しいでしょう。
正干ではないので、東西にあっても、二度の結婚運とはいいません。
何度でもできるし、結婚しなくても、宿命矛盾はありません。



日干が両方×で、気の一致度もなし。つながりもなく、亥卯の半会が一つだけ。
これまで見た中でも、最低に近い、結びつき力です。



大運は結婚と離婚が同じ時期。特にみるべきものはありませんが、
授かり婚だったので、壬はSHOGOさんの子供干。
子供が生まれた2004年は今井さんの子供干甲。これは大運の亥の中にもあります。
この結婚はあきらかに、子供のためだけだったとみてもいいでしょう。

子供は、難聴という障害を持っているようですが、そこから今井さんが
国会議員として障がい問題に取り組む国会議員になっていったとすると、
それが、子供が生まれた意味なのかもしれません。

とはいえ、今井さんは子供が生まれて一年たたないうちに仕事を再開。
すれ違い夫婦になって行き、それが離婚の原因と言われています。
SHOGOさんの浮気疑惑もありましたが、定かではないです。
お互い、配偶者が安定しないので、案外破たんも早かったのかもしれません。
2007年には別居していることが報道され、その年に離婚しています。
2006年の害刑あたりが決定的だったのでしょうか。SHOGOさんも離婚年は害でした。

これも、離婚しても仕方のない相性だったと思います。





9/23(日)


バランスのことを考えていたら、ふと、シーソーを思い出しました。
別名「ギッタンバッコン」。
そういえば、シーソーがある公園って、みないですね。
危険だからでしょうか。ネットで写真を探してみました。



今は、安全優先ということで、こういう感じの低いものが、多いようです。
昔は、もっと高さがあって、間隔も狭くて、怖い遊びではありました。
下の人が、急に降りて、上の人はバランスを崩して急降下、ドシンとおしりを打ちます。
それも遊びの内。運動神経と集中力と、人間が信じられなくなる経験をします^^
人生はバランスが大事であることを学ぶとともに、
今なら、アンバランスが、急激な作用を起こすことを知るでしょう。

バランスが大事と思う人がいれば、バランスを面白くないと感じる人がいる。
ギッタンバッコンを繰り返していて、おもしろくないと思う人が、急に降りれば、
急降下して、おしりを強く打ち、後ろにひっくり返ることもある。
それを面白がる二人なら、友達になれますが、それに腹を立てれば、
「あんたとはもう遊ばない」となります。後者はバランスの良い人生を歩む。

一言で言ってしまえば、いろんな人がいるわけです。
いろんな人を占う教科書が、バランス重視を基本にするのは、
安穏と平和が人生の幸福と考えているからでしょう。
バランスから外れた人は修正を迫られる。
┐('д')┌ それはどうかなと、思いながら、日々占いを再検証しています(^^)/



akkoさんはMY LITTLE LOVERというバンドのヴォーカル。
1996年に、同じバンドのキーボードを担当していた小林武史さんと結婚。
自分と西の場所が多剋干です。西は、家庭ですから、場所は離婚で成立。

自分が犠牲になっているかどうかは、何とも言えません。
算命学では剋線が多い干に関して「表の才能、裏の苦悩」という言い方もします。
干を才能として使うこともできます。
水と火の相剋が新たな創造につながる、という定説もあります。
そう考えると、この多剋干占技は、才能干を探すことにもつながりそうですね。

akkoさんの場合、自我が4つの剋されるラインを持つので、空度が大きくなります。
アーティストの場合、空の自我に才能が降りてくるのはよくあることです。
ただ、自分と西が陰陽の自我はすべて天将星となるので、強い支に座します。
いわゆる犠牲になるというニュアンスではないと思いますが、自分が頑張る人です。
「生き方がきれい」「人間が高尚」「奉仕の精神」となるかどうか、
天将星・丙午の日干を思うと、そのあたりは何とも言えません。
離婚後子供を二人抱えて、生きてきましたが、夫に非のある離婚で、
金銭的な苦労はしないでこれたでしょうし、その後、ちゃんと再婚もしています。
とりあえず、西の犠牲はあった。
それと、結婚によってバンド活動が一時停止したり、
仲間の犠牲もあったのかなと思います。
もう一人のバンド仲間のギタリストは、2002年に辞めています(結婚6年後)。



離婚の原因は一青窈さんとの浮気が原因と、大きく報道されました。
真偽は定かではないですが、公然の事実のようにはなっています。
これは、妻犠牲といえるでしょう。
背負っているかどうかはなんともいえませんが、再婚はしていないし、
子育てには協力的で、子供二人は音楽関係のアーティストとしてデビューしています。
今では、仕事では協力し合っているようです。



またまた、無縁で領域図が離れています。よほどの引力がないと難しいですが、
子供が二人いるので、子供中心なら、ということでしょう。

akkoさんは、月支に一つ正配偶者。晩婚のほうがいい宿命です。
男を見る眼ができるまでに時間がかかります。早婚だとだいたい相手を間違えます。
結婚したのは23歳。間違えるパターンですね。
それでも12年近く続いたのは、子供がいたことと、日支が害と天剋地冲で、
だいたいのことは、受け入れて行くので、ダメージがでるのが遅くなります。
先ほどの多剋干占技と合わせると、結果的に犠牲になったということで、
奉仕の精神や、人のために精神があったわけではないと思えます。

座下には夫ではなく、子供と仲間(別自我)。子供は心の支えにもなって重要。
子供が出来た時点で、結婚の意味はあったでしょう。

小林さんは、外に偏妻が1つ。仕事場で出会う好みの人は口説きたくなります。
でも、それで家庭を作る宿命ではありません。
口説いている時は集中するので、のめり込んでいるようにも見えますが、
禄存星愛は相手との相関関係で燃焼するので、自分の温度ではありません。
日支を支えるのは妻ではなく自分。自分とピッタリの人と結婚するか、
恋愛を繰り返すかです。

もうひとつ、57の自分と7の自分と、二つを成立させれば、不倫も浮気も平気です。
別人がやっていることになるので。こういう考え方もありでしょう。



日干はお互いに×で、カバーされていません。気の一致度も低い。
通常は10年以上も持ちこたえることはないのですが、
相性で冬の方三位が成立します。午が共通の現実縁。
akkoさんの害と天剋地冲、相性の方三位によって、
現状受け入れ型の生活となった、とみるところです。
方三位が成立すると、決定的にダメになるまでに、時間がかかると仮説しましょう。

小林さんは忙しかったようで、アメリカで生活して、日本と行ったり来たり、
この場合は、領域図が離れていたり、お互いに配偶者が日支に居ないことが奏功します。
矛盾がないことが一番です。それも、長引かせた原因でしょう。



結婚時、大運は正反対。葛藤はあったけど形を優先したakkoさん。
気持ははっきりしたが、現実は成り行きに任せた小林さん。

年運はこれがまた逆になって、気持ちははっきり、現実は成り行きに任せるakkoさん。
気持は殺して、現実を優先した小林さん。しかも天中殺。

気持と現実の矛盾があって、お互いにどこか不本意さを感じながらも、
現実は結婚へと向かう。これって、授かり婚なら説明がつきます。
ふたりとも、それほど結婚願望は強くないでしょうから。

実際、最初の子供は1996年7月に生まれています。授かり婚ですね。
結婚時の運勢では、年運を重視するので、akkoさんは支合で、生む意志が強かった。

離婚は小林さんが干合+心害で大運天中殺。この10年で一青窈さんとの浮気があった、
と言われています。ありうる運勢です。
akkoさんは、心がまとまる大運に切り替わったところで離婚を決意。
ただ、年運レベルでは、冬の方三位が成立。自分から動くところではないので、
小林さんの意志が強かったかもしれません。それに従うakkoさん。
ただ、2006年のakkoさんは、心刑で日支大半会。ここで決めた可能性はあります。
宿命で害や対冲がある場合の意志決定は、年運の合法が引き金になります。

「害」を宿命に持つと、鋭い感度と、受け入れること、自分の意思決定が出来難いこと、
この3つを抱えることになるので、生き難さは想像できます。
結婚生活では、問題を受け入れながらやっていけるので、
場合によっては、長く続く位相法とも言えます。

今、相性診断した結果を、データ部分だけ別シートに蓄積できるように研究中。
これができると、集計がやりやすくなるので、頑張ってみます。





9/22(土)


きのうは、道行く人もみんな長そで。
一人半袖で、寒いなぁと感じながらも、リンゴを買いに行きました。
若いころはほとんど食べなかったのに、この数年、朝食か夕食はリンゴ主体です。
エネルギーを使うこともしていないし、量的制限をしたら、2kg減。

そうえいば、先日久しぶりにあった友人にも、やせたわねーと言われました。
よく会っていたのが病む前でしたから、今よりも3,4k太ってましたね。
僕は、何ごともほどほどがなくて、食べだすと、甘味でも食べ続けるし、
食べないと、別に、欲しくなくなって、淡々と脱甘味、小食生活を続けられます。
隠れ中殺(笑)があるのかもしれません。

★エクセル会員の皆様へ★
9月リリース予定の検索機能付き宿命エクセルですが、
やりだすといろいろ凝り始めて、蓄積機能をつけたり、犠牲や他の解説をいれたり
大事になってしまい、時間がかかりそうです。
でも、いいものができそうな気がします。

それで、おわびというか、つなぎというか、
今やっている、相性診断と多剋占技(犠牲占技)の一部だけですが、
表示できる、試作ソフトを作りました。
これを無料配布いたしますので、実験的に使ってみていただければと思います。
まだ、試作段階ですし、日記で検証中なので、エラーや不都合があるかもしれません。
それも含めて、一緒に検証していただければと思います。
詳しくは、トップページの「発売済み予定ソフト・サンプル一覧」を見てください。



今日の相性診断は、戸田恵子さんと井上純一さん。
二人とも情報が少なくて、よくわからないのですが、
戸田さんのお母さんは、2005年に亡くなっています。
「がんを3回患って認知症になった母親を介護した」という記事がありました。
48歳で母が亡くなるのは、早いわけではないでしょうが、介護生活があったようで
これは、犠牲を背負ったということになると思います。
やはり、犠牲という言い方は良くないですね。「多剋干」にしましょうか。

どれだけ、母に世話になったかはわかりませんが、ここまで背負ったのであれば、
相応の恩義があったということで、多剋干の影響を受け運を上げた。
「母親が幼稚園に頼み込んで特別に1歳半から幼稚園に通った。」とあったので、
過保護に近い母縁を受けたとして、結果、病みがちだった母(運が低下)
女優として成功した娘、と考えれば、多剋干の影響とみることはできそうです。



井上純一さんは歌手デビューして、青春ドラマなんかによく出ていましたよね。
「俺たちの朝」「ゆうひが丘の総理大臣」など記憶にあります。
ただ、私生活の情報はほとんどなくて、わかりませんでした。



戸田さんは22歳の時に、同じ声優仲間の池田秀一さんと結婚、短期間で別れています。
井上さんは初婚。32歳で戸田さんと結婚です。

ちょっとバランスは悪いですが、傾いた帆掛け船という形で、刺激はある恋愛型です。
これで結婚に至ることはよくありますが、無縁ですね。
日支同士が同じ亥で、これはこれで一つの現実縁とみなします(古典占技)。
害が目立ちますが、申酉戌の方三位が成立。酉戌が害になるもので、
害は受け入れ型ですから、方三位の自然な連動とみれば、12支相性は良好です。

戸田さんは、座下に母と夫で、どちらかが支えとなる、キーマンですが、
2005年に母を亡くし、2006年に離婚しています。
24番が座下人物を両方失くすのは、危ういことで(暗合リスク)、考えにくいです。
夫婦関係はすでに破たんしていたかもしれません。
ただ、離婚は話し合いで円満に進み、離婚後も仲良くしているとありました。

座下天報星は、偏ると倒れるので、座下が空白になっても大丈夫だったのは、
天報星がしっかり機能していたか、お酒好きのようなので、酒に助けられたか。
その後再婚もないので、座下を捨てて、年干(28丁酉・仕事干)で生きる、
ということも、理論上はあると思います。日支は玉堂星、牽牛星で使います。

井上さんは、年干干合で地支にも正妻が二つ。
ただ、月支の戊は母の母の可能性があります。月支ですので、地支は1人半くらい。
根のある妻干ですが、仕事場にあるので、干合しても、生活へと反映しません。
日月の害は、干合が結婚へ結びつきにくいです。
結婚しても、相手の作る家庭環境の中に入るので、自分の意志は反映しません。

相手が、散法の家庭観だったり、家庭よりも仕事という人ならいいですが、
温かい家庭を作りたいと思うタイプの人だと、相手に不満がでます。
戸田さんは、一度結婚しているし、なんでもいうことを聞いてくれそうな井上さんなら
と思ったかもしれません。害は受容力はありますが、ポジティブな愛情は?
あっても、うまく表に出せないかもしれません。

それでも続いたのは、戸田さんが仕事を続けていたことと、
母の介護生活を井上さんが容認してくれたからだろうと思います。
井上さんの宿命では、外に妻(戊)がいてそのそばに義母(丁)がいます。
宿命にある風景は、違和感なく受け入れられて、加えて害もあるので、
妻が母の介護のために、数年、ほぼ別居生活状態になることも容認できたのでしょう。



今回から、上に、日干が相手にカバーされているかどうかを◎×表示しました。
井上さん45%、日干×。害がなければ、だめだったでしょうね。
気の連なりはいいですね。方三位+1で4連です。
一つ前の、かないさんと山寺さんが、6連で13年目の離婚だったように、
特に方三位が相性で成立して連続があると、日常が続くという意味は強いです。
方三位が宿命にある人は、変化に弱いところがあって、その分、持続力があります。

あ、そうか! 秋と春の方三位に害があることの意味に悩んでいたのですが、
方三位が動かないで一つの季節を容認しながら生きて行く位相法と考えれば、
害の役割は方三位とぴったり一致します!! 
これですね。
春と秋は穏やかな季節なので、受け入れやすいから害。

もう一つ、夏と冬の方三位は、受け入れて持続するには強い季節なので、
続けるためには、強い意志が必要ということで、こちらは、支合になります。
以前、講座では、整合性のある理論が欲しくて、いろいろ理屈をこねていたのですが、
このように、改めてください。たぶん、これは正しい理論のような気がします。
こういうのを書きながらひらめくことがあります。今、出来立ての理論です^^
天中殺のおかげだろうと思います。
ま、中には今頃気がついたのかとお思いの方がいるかもしれませんが、
今、気がつきました<m(__)m>

なので、方三位や連続がある相性を持つと、日常的な持続力が出る、
という仮説にしましょう。これは理論的な背景もあるし、理のある仮説です。
強い結びつきというわけではなく、淡々とした日常性を持続し、
「腐れ縁」的な関係になってしまうこともある、として、今後も見て行きましょう。



井上さんから結婚というのは難しそうなので、戸田さんが干合大運で仕掛けたっぽいです。
しかも、天中殺年でした。井上さんは流れに従います。
16年後は、戸田さんが支合の大運に入ったところ。井上さんは大運天中殺中の接運。
子供はいなかったようなので、別れた後も友達になれたなら、これはこれですね。





9/21(金)


あっという間に週末という感じで、まったく予定を消化できない日々。
酉月は半会、自刑と申し分ない運勢なのですが、
地上から足が離れている感覚が続きます。
半会過多で浮き上がっているというのではなく、
230日間ずっとなのかもしれません。天中殺の正体を実感しています。

犠牲シリーズ


今日の相性診断は、広瀬美香さんと大沢たかおさん。
広瀬美香さんは、まったく知りませんでしたが、
この当時は、大沢さんよりも有名な歌手だったようです。
同点が4つもあって、人物と場所を混ぜると、ほぼ全部犠牲者!

昨日の定義によると、夫犠牲は離婚確率、子供犠牲は子供がいない確率が高い。
夫は離婚、子供はいないようです。不確か情報ですが、お父さんもお亡くなりになったかも。
母は健在のようです。場所と人物の違いが今一つ区別がつきにくいですね。
南目下、北目上、東社会(友人、仕事仲間)が犠牲になる。かなりすごいですね(笑)

でも、わかっている範囲では、夫、子供は犠牲の仮説に当てはまっています。
例は多いほうがいいので、大沢さん。



残念ながら、母に関する情報はありませんでした。
西は家族の場所ですから、離婚は入るのでしょうね。
生家にはあまりかえってないようでした。
北は目上の場所。父は既に亡くなっているようです。
こちらは情報不足で、なんともいえません。



領域図が重ならないケースが続きます。友達や家族では見る形です。
それにしても、縁はなく、頼りは、宿命の干合による変化です。
大沢さんの日月干合では、52が28になり、接近しますが、重なりません。
広瀬さんの、日年干合は、50・29・19となって、これは重なります。


いきなり4領域共有。ここからまた、干合が続きますが、
この形がいいので、ここで止めましょう。
ただ、この宿命干合は、ふたりとも地支が害なんですよね。
これって、通常は結婚願望はわきにくく、相手に従う形になります。
大沢さんは特にそうだと思うのですが、広瀬さんは間に調舒星中殺が入って
それが配偶者干を激剋するので、中殺のこなれかた如何によっては、
わがままさが配偶者を襲うかもしれません。

広瀬さんの宿命、辰巳生月中殺。数日前に、友人に頼まれた人の宿命が似ていて
37番で月支辰。それで、親縁薄いことを前提に、鑑定したら、全然イメージが違うと・・・
両親べったりで、過保護に育っていて、超わがままな人でした。
まだ、30代前半だったので、親が健在だったのでしょうが、過保護は想定外。
広瀬さんも、もし、過保護に育ってきたとすると、調舒星中殺剋牽牛星は
わがままで身勝手な人にもなります。実際どうかは、ネットではわかりません。
大沢さんに聞いてみたいですね(笑)
しかも、日月に破があるので、これはちょっとうるさい人になるでしょう。
いずれにしても、安定した家庭を作れる宿命とは思えません。
通常は結婚願望も薄くなるのですが、広瀬さんは離婚後すぐに再婚しています。
どうも、自覚がないようですね。過保護に育った可能性があります。

大沢さんの干合害は本能的に、自分から家庭をもとうという気持ちは薄いでしょう。
ただ、相手(乙)に囲まれていて、そこに害が働くので、妻の言うことはよく聞きます。
妻の言いなりになるようなこともあるでしょう。干合害のつらいところです。
よほど性格の良い奥さんを見つけないと、結婚は、自分の首を絞めることにもなります。

干合で重なりはできますが、広瀬さん主導で、一時的と考えれば、
領域図が離れていて、無縁でとなれば、やはり離婚確率は90%を超えるでしょう。



広瀬さんの一致度が低く、二人とも日干がカバーされません。
これで95%の離婚率になります。
辰共通の現実縁はありますが、つながりは薄く、申辰の半会がひとつだけ。



広瀬さんの大運は心半会で日支支合。
大沢さんは心破で、広瀬さんに引っ張られてという感じです。
年運は、広瀬さん心害で、大沢さんは家庭が害。これはなんでしょうね。
お互いに不本意な妥協をした部分があったのでしょうか。
そういえば、結婚会見は、大沢さん一人だけだったと書かれていました。
このあたり、何かあったのかもしれません。

離婚は広瀬さんは同じ大運。離婚も自分主導だったのでしょうか。
大沢さんは心半会なので、離婚には賛同できたようです。
年運も、心支合で天剋地冲。離婚は大沢さんも強く望んでいたってことですね。
広瀬さんは、干合で刑。ひと悶着あったかもしれません。

ネットでは、わがままな広瀬さんに、大沢さんがよく耐えたと。
そういう記述もありました。相性診断もそれに1票入れたいです。
干合害の副作用なのですが、淡々と受け入れちゃうんですよね。
本来なら広瀬さんもそうなるところですが。。。
これは、別れても当然の二人だと思います。





9/20(木)



韓国版グッド・ドクターのセリフ。
これは、よく聞く言葉ですが、自閉症でサヴァン症候群の青年が、
先輩の女ドクターに初めて恋をしたことだと思うと、
「大きな愛」ってなんだろうと考えてしまいます。

例えば、女が「私のどこが好き」と問いかけた時、
男が、「〇と〇と〇と〇と」とか「どこなんていえない、全部だよ」とか、
そういうのって、たぶん、目に見える愛なんですよね。
「貴方」「貴女」という個別性であればあるほど、それは強く相手に伝わるのですが、
強い愛として相手には目に見えるのですが、それは、大きな愛じゃない。

「私のどこが好き」
「え?どういう意味。なんでそんなこと聞くの?」。これが大きな愛の返事。
心の中いっぱいに広がるあなたは、自分が選んだあなたではないのでしょう。
1000人の中のあなたではなくて、999人が消えることによるあなた。
赤一色しかなければ、それはもはや色ではないように、
選ぶまでもなく、あなたしかいないのです。そこには比較論はない。
それはどんな色という問いかけは意味をなさなくなります。

たくさんの中であなたしか見えないのではなく、
始めからそうであったかのように、ごく当たり前に、あなたしかいないのです。
お互いにそうであったなら、それは、ファイナルラブ。
だって、浮気しようにも、他に誰もいないのですから(^^)

犠牲検証シリーズ


今日の相性診断は、声優さん同士の組み合わせ。なかいみかさん。
僕の次兄や内田有紀さんと同じ、子供干があって、結婚もして、子供がいない。
彼女の場合、理由はわかりませんが、十数年結婚していて、なし、
その後も、子供はいないようです。
配偶者犠牲が離婚になりやすく、子供犠牲は子なしになりやすい、と仮説します。



干合縁+羅状大半会で、形も悪く、共通領域もない。
12支相性も◎が一つ、この段階で、離婚確率90%くらいですね。

かないさんは、配偶者干ナシ。仮配偶者は龍高星母の代わり。
この相性の最大の魅力は、かないさんのない配偶者干辛が目の前に現れることでしょう。
配偶者ナシのケースで結婚に至るのは、相手の日干が自分の配偶者正干か運勢干合。
ただ、かないさんの場合、干合しても、領域図が重ならないんですよね。



日干同士の干合では、3は39になり、18は30になります。
大分近づきましたが、重なりはありません。
今度は、かないさんの変化した39と月干の4を干合させると、
51-52となって、また、離れてしまいます。せっかくの干合も効力ナシ。

山寺さんは何度か出てきた、18辛巳。座下に正配偶者がいて、
その前に偏自我がいて、邪魔される干支です。
妻の浮気リスクか、自分が庚になるか、自然和合が難しい干支です。

月支の偏妻は、月支(家系)なので、母の母として、この血を受けています。
山寺さんも、子供干があって、この二人の結婚13年で子供がいないのは
夫婦関係が仮面だったのかという疑いがでるくらいです。

もっとも考えられるのが、かないさんが方三位の宿命で、前剋がゼロであること。
方三位も前剋ナシも、自分からポジティブに環境を変化させたり、
違うことをやるようにはできていません。
Aパターンを持つと、ずーーーとそのパターンが続きます。
すれ違いの結婚生活でも、領域図は離れていて矛盾はないし、それが続きます。
ただ、山寺さんは、配偶者も子供も座下にいます。通常は耐えられません。
山寺さんには、他に何か日常生活を持続させうる価値があったのでしょうか。

領域図の考え方として、お互いにすれ違ったとしても、
それぞれが、仕事に生きるタイプで、自分の生活を持っていて、
夫婦関係は形でいいと思えれば、続けることはできるでしょう。
領域図は、現実と矛盾しなければ、どんな形でも成り立つ意味はあります。
その場合、子供は巻き込めないので、子供がいないことが条件です。



山寺さんは半分以下ですが、日干同士はカバーされています。
これ(日干支カバー)は、けっこう決め手になりそうですね。

そして、奇跡の6連続つながり。かないさんの方三位の両サイドに山寺さんがいます。
離れた領域図、仮配偶者の夫婦関係を、ここまでつなぎとめたと考えると、
相性では、これ以外に理由は見つかりません。また、ちょっと見直しました^^



結婚時、かないさんの心は刑と天剋地冲。山寺さんは破と天中殺年。
心が作りにくい運勢だったから、干合で惹かれたのか? 
普通は結ばれない相性が結ばれる時は、干合か天中殺が作用しているものです。

このケース、興味は、なぜ13年後に別れるに至ったのか。
かないさんは、大運天中殺と年運天中殺。日支大半会+心支合。
条件が全部そろったという感じです。仮面がはがれて本心が飛び出る時で、自我が大半会。
山寺さんは、前年が天中殺年で当年は干合、心半会。別の女性が出来た可能性もあります。





9/19(水)


きのうは、8年ぶりくらいに昔よく会っていた友人宅訪問。
東京タワーが見える高級マンションの一室で、4人でケーキを食べながら、歓談。
当時、十代後半だったご子息は、びっくりするほど大人になっていて、
この年代の成長の早さに驚かされました。ほんと、ドラマに出てくるような美男!
もう一人は、初めてお会いする方でしたが、30代のきれーーな女性で、
目の保養、心の保養、久々の甘味で胃袋も癒されました(^^)

毎日、パソコンの前でもくもくと作業をし続けていると、
こうした別世界があることさえ、忘れてしまいます。
面談以外で人と会うことはほとんどなくて、一人で行きたいところがあるわけでもなく、
自分から人と話したいという欲求はほぼなくなっていて、干からびた心です。
それで、きのうは、なんかこう、忘れていた人の心を取り戻せたようで、
楽しい時間を過せました(*^ 。^*)



今日の相性診断の奥菜恵さん。こうやって、勝手にパターン化して行くんですよね。
計画性がなさすぎるのですが、意外とこういう作業で気がつくことがあります。
もうしばらく、犠牲シリーズ、お付き合いください。
とにかく、出版されている算命学の本では、あれ以上の説明はないものですから、
こうして実例をみながら、真偽を確認し、自分なりの犠牲論を構築しないと、
実践では簡単に使うことはできません。

奥菜さんは、魔性の女でやったような気がしますね。やはり、夫を食っていました(笑)
2004年1月にIT関連会社のサイバーエージェント社長藤田晋と結婚。
最初はみんなそうですが、お金持ちとの結婚で、幸福そうでした。
約2年で離婚。この時は特に慰謝料はなかったのですが、
後に億単位の財産分与を申し出たという記事がでました。真偽は不明です。

当然、背負っていない犠牲ですが、離婚はどんな場合でも、50対50で引き分けでしょう。
この後、彼女が運を上げたという感じではないのですが、
2008、自叙伝『紅い棘』を発売しています。
もし、財産を分与されたのであれば、それと印税でお金を得た?ことにはなりそう。

2009年、妊娠・再婚を発表。相手は同い年の一般男性で、都内の会社員。
9月には女の子を産んでます。子供の場所は南で、南の場所が犠牲になります。
とすると、この結婚は、夫と子供が犠牲になる?

2011年、二人目の子供が生まれています。
南の犠牲がどういうものであるのかは、現時点では判断のしようがないのですが、
夫の犠牲は、2015年9月、6年目で離婚しています。

まだ終わらないで、2016年3月、俳優の木村了と3度目の結婚。
こうしてみると、夫の犠牲は離婚ということになりそうですが、
離婚の場合は、背負うことはないので、運を食ってサヨナラってことになるので、
離婚のたびに、食った運で奥菜さんが上昇しているのかどうか、
このあたりの判断基準がないので、何とも言えません。
最初の結婚でお金を得、二度目の結婚で子供を得、というのは目に見えたことで
それを運と呼ぶことは必ずしも適切ではないような気もします。

食われた側は妻は失っていますが、それが運を失ったことになるのか、
これは、もう少し詳細に人生がわからないと、なんともいえません。
このあたりが芸能人を題材にすることの限界ですね。
とりあえず、夫犠牲の宿命は離婚しやすい、というあたりを仮説としてみましょう。



その奥菜さんの相手は、IT企業の社長藤田晋さん。セレブ婚として騒がれました。
領域図は離れていて、年番号の天剋地冲縁だけ。算命学的には、ダメなケースです。
領域図が離れている場合は、他に何か強い引力や因縁がないと、難しいでしょう。
子供がつなぎになることもありますが、縁が弱いと、それ以前に離れてしまいます。

12支相性では、今気がついたのですが、どちらか一方の日支が合法で、
もう一方位の日支は散法が多い、というケースは、ズレが生じやすい?
表では、横列同士、縦列同士を見比べます。-同半と-害害。奥菜さんが反応しやすい。

奥菜さんは、精神が車騎星夫で現実が正夫。直訳は、愛されると、結婚へつながるです。
これだけなら、次々と男性を食べて行く、魔性性は出ません。
この形に、日居天中殺(日番号41、42)の特性が加わるためでしょう。
日居天中殺の定義としてわかりやすいのは「精神の貴人、現実の野人」です。
人間の現実世界とは相容れない貴的精神(神的正しさ)を生まれ持っています。
何がおこるのかというと、自分では正しいと思う行為が、現実では受け入れられない、
でも、自分は正しいので、反省のしようがないのです。結果、どうなるのか?
何度も同じ間違いを繰り返したり、自分を精神面からの修正が出来ない現象が起こります。

で、これは、なんのためにあるのかですよね。
一つは、神的精神が現実に見合った新しい精神を作る。
日座天中殺が新しい現実を作ることの反対です。
これは、"靑"流で、算命学では違った考え方をします。

神様の側からいうと、自分(神)のもっている定義定説を人間に変えて欲しがっている。
天中殺にはそうした側面があるように思っています。そのために、神が身を引く期間。
人生は、根源(神)と人間の行為との相互変化の中で作られていると思っています。

日居中殺のもう一つの意味は、正しい精神を主張し続ける。
奥菜さんの結婚離婚の繰り返しは、人間世界から見たら、自分勝手な色狂いに見えるでしょう。
でも、彼女が正しい精神をもっているがゆえに、離婚したと考えると、
例えば、愛とは何か、結婚とは何か、という古代よりの問いかけに、
身を持って示している答えがあるようにも思えるのです。

これも、持論でしかありませんが、日座中殺的要素は戌と亥の12支を持つ日干、
日居中殺的要素は辰と巳を持つ日干、それぞれに、それなりに含まれていると思います。

この短期離婚は、藤田さんの宿命にも責任があります(笑)
干合妻が目の前にいて、現実は心の中に禄存星妻。奥菜さんの逆ですが、
離婚の確率はこちらのほうが高くなります。現実の場所には妻の居場所はない。
妻よりは仲間(癸)が大事? 仲間のような妻なら、うまくいくかもしれません。

もうひとつ、干合する妻(壬丁)の向こうに、陰陽の自分(癸丁)がいます。
二人の自分が妻を取り合っている図です。精神では自分が勝つ(干合する)のですが
現実では、偏夫(愛人の可能性も)が半会しています。
二人の離婚理由に、奥菜さんの浮気が後に言われましたが、
日居中殺+藤田さんの宿命、を考えると、ありそうですね。



一致度は平均値ですが、双方ともに日干が外れています。これは×のケース。
巳の現実縁と巳丑の半会。このレベルの一致度で離れた領域を繫ぐのは難しいでしょう。



結婚も離婚も二人の大運天中殺中です。二人とも心は葛藤しています。
これは、結婚よりも離婚につながる位相法ですね。
年運では結婚も離婚も奥菜さん合法、藤田さん散法で、奥菜さん主体に見えます。
これは、ほぼ、離婚が正解の相性です。





9/18(火)


今日は午後からお出かけで、遅くなりそうなので早めにアップします。

今日の相性診断、森進一さん。



人物では妻、場所では北。
場所の北は父、目上。森さんは母子家庭で育ちました。
父の干も二つあって、中殺もなし。場所が剋されて、父が犠牲という形にはなります。
で、母と兄弟たちを助けるために、集団就職して、転職を繰り返しながら、
仕送りをしていたと、wikiにはありました。これは、背負ったということですね。

テレビの歌番組で、素質を見出されてからは、目上運がいいんですよね。
チャーリー石黒さんに見出され、渡辺プロダクションに入り、
クレージーキャッツのハナ肇さんに名前を付けてもらい、
演歌の人気コンビ、猪俣公章作曲、吉川静夫作詞による「女のためいき」でデビューです。
その後ずっと 猪俣さんが森さんの曲を作って、一躍スター演歌歌手へと上り詰めました。

ところが1979年、お世話になったナベプロから独立します。
これは、事務所の反対を押し切っての独立で、目上を犠牲ってことになりそうです。
ひと騒動あって、干されてしまうのですが、これを助けてくれたのも目上です。
大ヒット曲「おふくろさん」の作詞をした川内康範さんが間に入って、
なんとか、歌手を続けられるように、手を打ってくれました。

しかし、二十数年後、その、「おふくろさん」を巡って、森さんと川内さんが対立、
(森さんが詞の一部を勝手に変えて、紅白で歌ったため)。
その時の森さんの対応が悪くて、川内さんを怒らせてしまいます。
川内さんは、森さんに「おふくろさん」を歌わせないと著作権協会に提訴。
川内さんは、短気なところもありましたが、人情家で、理不尽なことはいいません。
誰が見ても、森さんの失礼は許しがたいものがあって、川内さんは森さんに対して、
「人間失格だ!」「絶対に許さん!」「もう森とは生涯二度と逢わない」、
とまで言い放ったと書かれています。これは、背負えなかった例でしょう。
その(2007年)後、森さんの運が下がったのかどうか、何とも言えませんが、
上がったということはなかったと思います。

妻に関しては、最初の結婚は大原麗子さん。1980年結婚で、84年に離婚しています。
仕事優先の大原さんと子供を欲しかった森さんと、生活観の違いと言われています。
これは犠牲かどうか、ネット情報からでは判断できません。

次は森昌子さん。これは十数年続いて、子供が3人できましたが、やはり離婚。
犠牲、背負う、という定義はなんとも言えませんが、
森昌子さんが精神を病むような状態だった事を考えると、
犠牲にした、と言えるのかもしれません。背負ってはいないでしょう。

離婚が2005年。川内さんの「おふくろさん」騒動が起こったのが、2007年。
犠牲にしただけで背負えなかった場合は、運を落とす(青龍家のケースでも)
そう考えると、この離婚以降、森さんの運気は落ちている、となりそうです。



昌子さんの三角形が尖っているので、ややバランスは悪いですが、合格圏内の形。
昌子さんの満足度が高いですが、日番号60近辺に森さんはいないので、
自分の世界は必要です。専業主婦だと不満はでますが、子供がいれば・・・
子供は3人生まれています。

12支相性では、昌子さんの日番号からはすべて合法(自刑は同とみる)で
これも昌子さんよりの相性の良さです。他では、心と仕事場の干合縁だけ。

昌子さんは天干干合があって、配偶者が大事。ただ、間に「壬」が入っています。
自分の陰陽(強いほうが)二人の間を邪魔している形です。
いくつかの意味が考えられます。歌手森昌子(壬への変身)としてなら、
禄存星妻として愛される(地支が戌戌の比和)。ただ、結婚するとこれはなくなります。
素の自分(癸)になると、自分よりも大きな存在(壬)が夫との間に入って
干合を邪魔しています。これは、夫の愛人、二人の間を邪魔する人になります。
何かと邪魔が入りやすい。夫の浮気が気になります。
専業主婦でないなら、芸能人としての自分(壬)の浮気相手(戊)にもなります。

地支では夫が外の形。子供が内にいるので、子供中心の家庭になります。
天将星の調舒星+石門星は、人に対して厳しい(きつい)ところがあります。
ここに子供が入るので、子供たちは大変だったかもしれません。
wikiにも、「子煩悩で子育てに厳しく」とありました。

森さんも、似たような形、干合ではありませんが、年干に偏妻がいて、
間に、自分が二人。日常生活で妻との関係が届きにくい形です。
48番になると、隣に偏妻がいます。歌手仲間としてはいいですが、
日常からすると、歌手の時には別の女がいるという意味にもなります。
しかも、森さんの場合は、地支に陰陽もなく、精神だけの妻。妻の居場所がありません。
己龍高星に入るのですが、子供が出来ると、妻か子どちらかで、両立はしません。

この相性、構造が似ていて、双方に浮気リスクがあって、
まじめな夫婦だったとしても、日常生活で、お互いの愛情が届きにくい形です。
特に森さんは天恍星×2のエネルギーで、まじめか乱れるか両極端。
水性過多の丑ですから、乱れるタイプに見えます。結婚向きではありません。
自己中の女好き、という印象を宿命からは受けます。間違いない(笑)
でも、ネット上には、浮気が離婚理由にはなっていませんでした。┐('д')┌



亥が共通で現実縁は強いです。特に森さんは90%。気の一致度は合格点です。
ただ、連なりや半会支合はありません。亥の一致が絆です。



大運は離婚も結婚も正反対。昌子さんは仕事よりも家庭という運勢ですから、
専業主婦という選択は、運勢通りとも言えます。
森さんは、結婚の二年前に大原麗子さんと離婚、天剋地冲はそれもあるでしょう。
森さんの40代が干合+害。昌子さんは30代で干合ですが、仕事が大半会で気持ちも半会。
ここでの、専業主婦はストレスもあったでしょう。森さんの害が何を意味するか。
いずれにしろ、ちぐはぐな運勢が亀裂を深めた可能性はあります。

年運でも昌子さんは家庭(司禄星)に夢(天恍星)が持てて、支合で結婚。
森さんは干合、心支合でまさに結婚年。タイミングはとてもよかったです。
離婚は、昌子さんは病むような運勢でした。

なんか、すっきりしない離婚夫婦なのですが、ネット情報ではわからない原因が
隠れているような気もします。それにしても、あまりにも似た宿命構造で、
それが、どちらも結婚生活では問題がでそうな形。

気の一致度とか、半会とか支合などは、結婚へのイントロ(前奏)であって、
その結婚がうまくいくかどうかは、そもそもの宿命事情による、ようです。
宿命事情を必要条件、気の一致度や12支相性は十分条件、でしょうか?





9/17(月)




上は今日の相性診断、内田有紀さん。
内田さんは今現在まで、子供がいないようです。
下は先日やった、僕の次兄。兄も子供はいませんでした。
はっきりとはわかりませんが、兄は、子供を作らなかった可能性はあります。
内田さんも、結婚して子供を作れる環境にありながら、できませんでした。
できなかったのか、作らなかったのかはわかりませんが、
ネットでは、幼いころに両親が離婚、不安定な生活環境だっとあり、
そのために、子供を作らなかったのでは、という憶測もあります。
兄も結婚していた時期があって、子供ができませんでした。
ふたりとも、子供干が最大ですから、子供がいる宿命です。

犠牲という言葉の意味を考えた時に、これもまた犠牲なのかなと思いました。
算命学では、子供が生まれるたびに、親の運は減額されるという説があります。
宿命的にも現実的にも、子供を作れる状態にあったのに、
作らなかった(できなかった)、というケースは、子供を犠牲にして運を上げた、
という見方をしてもいいのではと思いました。

それは、自分が父を犠牲にしたわけではないのに、父犠牲の宿命で、
父が病死したり、離婚で父縁が薄くなったりして、
結果的に父犠牲の形になるケースと同じように考えられるのではないでしょうか。



以前やった夫剋しの宿命。
剋数から犠牲を判定するやりかたは、こうした考え方に基づいているように思えます。
これは、自分は無意識。ある意味では宿命が勝手にやっていることです。

子供に関しては、生まれる前に宿命が勝手に剋して、
流産や、子供を作りたくない願望が芽生える可能性もないとはいえません。
とすれば、子が犠牲の宿命で、子供がいないことは、
その宿命の運を上げることになる、と考えていいのかもしれません。



ふたりは、倉本聰さんのドラマ『北の国から2002遺言』で共演して、その後結婚。
倉本聰さんがプロデュースで、ドラマの舞台・富良野市での挙式が話題になりました。

4領域共通のべったり夫婦。
これは、結婚がうまくいくためには、密度の濃い夫婦生活が条件、という意味でもあります。

縁は年干の干合縁だけ。でも、この干合が引き金になっています。
内田さんは、配偶者干がなく、自分から夫を取りに行けない宿命です。
運勢干合や相手に「辛」(干合相手の干)があったりすると、反応します。

12支相性を見ると、吉岡さんの年番号(仕事場の番号)と内田さんが和合しています。
そして、ドラマでも恋人同士だったようで、これは宿命とぴったり一致します。
ドラマで共演して、吉岡さんが内田さんを気に入ると、
仕事場の番号同士、47と52が日干支のように干合します。

干合すると、内田さんの52は28番に変わり、内田さんの3番(丙)と28番(辛)が干合。
ドラマの恋愛が、内田さんにとっては、配偶者との恋愛に変わります。
これは、虚の夫なのですが、配偶者干のない内田さんが結婚できる一つの可能性です。

吉岡さんは、たびたび出てきますが、禄存星妻。
そして、仕事場では禄存星中殺があって、愛情の方向感がなくなります。
ドラマの恋愛と現実が混濁することも起こりえます。
となると、生身の二人の年番号が干合して、
ドラマと同じ現実が生まれてもおかしくありません。

そして、二人は2002年に結婚。内田さんは女優を休業して、専業主婦になりました。
結婚後、内田さんの宿命の夫は、日支の定位置へ。龍高星夫になります。
干合で生まれた虚夫と龍高星夫、どちらにしても持続的な和合性はありませんが、
中殺心と家庭を一致させたい合破の位相法があるので、一生懸命家庭を作ろうとします。
中殺心は、際限なくその一致にこだわって、やるんですよね。

しかし、吉岡さんの配偶者は、仕事場から心の中心に移っても禄存星妻に変わりはなく、
しかも、現実の場(日支年支)にはリアルな妻がいなくて、気持の愛情が支えになります。

当時、吉岡さんは、仕事が軌道に乗っている時で、家にいる時間が少なかったようです。
それでも、自分では家庭を作っているという錯覚?(大半会)はあったでしょう。

結局、丸三年で内田さんから離婚を切り出したそうで、
吉岡さんは寝耳に水だったかもしれません。大半会にはこうした盲点があります。
また、4領域共通の相性にとって、多忙で一緒に居られないことは、
もっとも違和感を感じる事態です。専業主婦の意気込みは空振りに終わります。
中殺心は覚醒するとあっさりもあります。



内田さんの日干は相手にはなく、これは孤独感を作るのかもしれませんね。
気は戌亥子の三連があって、卯戌の支合に、寅戌の半会。
そこに結婚の午がはいると、三合会局ができあがります。
年干干合の余韻があって、結婚のタイミングも良くて、となると、
出だしがもっとも幸福だったのかもしれません。



大運は、内田さんが日支と同じ寅が重なります。新しい環境の出現に、
心もなんとしても、という支合で、思い通りの環境を得ました。
吉岡さんは、大運天中殺。心害で、家庭は、流れに従います。
変剋律と天中殺と、吉岡さんにとっては、結婚よりも仕事をしたいという時でした。
結婚はもしかしたら、内田さんに従ってということかもしれません。

年運でも内田さんの半会に吉岡さんは従ったという形で変化。
仕事半会で、仕事へ向かう運勢でした。
この二人、この時期の年運が正反対が続きますね。
半会・対冲、-・害、対冲刑・大半会、ちぐはぐな三年を経過して、離婚です。

ドラマという虚構の世界と現実が、宿命事情(年干干合)と奇妙に一致して
現実を作ってしまったということのようです。





9/16(日)


犠牲シリーズ、青龍家、もう、亡くなった人はいなくなったのと、
これ以上、我が家の恥をさらすのもしのびないので、
折に触れて、ある程度予測のつく人を観てみようと思います。



これは、今日の相性診断でやる、東国原さん。
父、義母と、「西」の場所については、配偶者犠牲。
父については次のような記述がありました。
「父とは8歳のときに生き別れたきり会うことはなく、その7年後の冬に事業に失敗して、
自殺したとされている。また別に家庭のあった実父と母は入籍しておらず、
妾宅であったことを小学生の時に知ったという。」
これは東国原さんが犠牲にしたわけではないですが、出来事としては、
実父の没落がその後の彼の運勢を押し上げる遠因だっと考えられます。
つまり、彼の宿命で激剋を受けた姿が具現したことになる、という見方です。

これまで3回結婚して、子供が4人。浮気は数知れず(笑)
かとうさんと16年の結婚生活後離婚。この間、警察に捕まる事件や浮気を起こし、
芸能活動ができないときは、かとうさんが夫と子供を支え、
彼は、早稲田の経済学部に入学して勉強までさせてもらって・・・離婚。

明らかに西犠牲。加藤さんの前にも結婚していた女性がいました。
「西」は個別的な意味ではなく、配偶者の場所を犠牲にする人。
最初の離婚後、たけし軍団で頭角を現して、次の離婚後は、宮崎県知事に当選。
衆議院議員にも当選しています。
そして、三度目の結婚が、2014年、昨年子供が生まれています。
これから先、なんらかの西犠牲が成立して、また、運があがるのか、
西犠牲を背負っていないことの反動が来るのか、見守って行きたいです。



かとうさんの大きな三角形に、斜めから抑えられているような形。
ちょっと不安定で争いも懸念されます。
干合縁だけ。日支同士は害ですが、二人とも日支は散法になるので、
この害は、プラスにはなりませんが、マイナスを軽減する効果はあります。

加藤さんは、おとといの高岡さんと同じですが、配偶者は座下に一つ。
安定執着となる形で、結婚生活は大事にするでしょう。
自分から波乱を生む要素はありません。

東国原さんは、気の数が最小の6個。
妻は年干の丁一つ。地支には配偶者の気はなく、現実生活では日支に入ります。
西犠牲の意味にもなっている、西の乙は、3つの辛に激剋されて粉々。
ここに形ある家庭は作れません。
ただ、これは禄存星3個に匹敵するので、愛情は注ぐ人です。
リアリティーはなく、結実しない分、性本能で現実感を得るようになるでしょう。
女性問題は必須みたいな宿命です。ただ、愛情的な女性問題ではなく、欲望的な。
奉仕の禄存星では、政治家は向いています。忙しい政治家のほうがいいでしょう。
結婚にはまったく向かない人ですが、3度も結婚するのは、
犠牲が運をあげるということが、インプットされているからでしょうか。
それなら、この占いかなり価値が出てくるのですが、まだ、そこまでは言えません。



相手(東国原さん)が4気しかないので、かとうさんは不利です。
しかも、5つある戊が相手にないので、25%かなり低い一致度。
東国原さんのほうが満足度は高いです。これは領域図と同じ。

寅卯辰の方三位の成立は大きな要素。いろいろあった割に16年持ったのは
方三位のおかげかもしれません。
支合二つも強いつながりなのですが、支合や半会はもろさもあります。



結婚時の位相法はいいのですが、かとうさん大運天中殺。
これの離婚率はけっこう高いですね。
東国原さんは、年運天中殺。干合だけの縁は弱いので、天中殺が必要だったのか。
かとうさん主体の結婚だったようにもみえます。デキ婚のうわさもあるので、
それが正解かもしれません。東国原さんは結婚していて、離婚してすぐの再婚。
略奪といううわさもあります。そういう背景を考えると、天中殺婚はうなづけます。

離婚理由は、東国原さんが宮崎県知事に立候補したため。
政治家をかとうさんは嫌って、「私と宮崎県とどっちを取るの」とせまって、
「宮崎」と答えられて、離婚を決めたとか。

ここまで良く持ったというほうが正直な感想です。
夫執着の戊辰だからこそ、でしょう。純粋な愛情の持ち主です。
東国原さんの離婚歴は宿命通り、結局はこの人の問題ということですね。





   

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