算命日記6月前半

 6/15(金)
 

 僕は神様論者ですが、天中殺に対して、神無年というのは、違うかなと思い直しています。
 神様が味方しないとか、神のご加護がないとか、そうした説明をすることもありますが、
 「空間がない」と「神様がいない」とは同義ではないと、実感しています。

 確かに、天中殺を作ったのが神様の意志(自然の在り方)だとすると、
 天中殺もまた、必要があって神様が設けたのであって、神様は見ている。
 といっても、この神様は、宗教的な有神論ではないです。
 汎神論(神と世界は同一である)に近いものですが、それとも微妙に違う。

 「老子の道」。名付けようもない根源、それを強いて「道」(神)という、
 という意味の神様です。「僕たちは神である」というと、すっごく誤解されますが、
 「僕たちは道である」、といえば、わからないなりにも誤解は少なくなるでしょう。
 そういう意味です。どういう意味だ(笑)

 天中殺はいろいろありますが、決して「道」から外れているわけではなく、
 それもまた道なりです。それが132日目の実感です。
 天中殺で起こることが自分の正味に近いものだという考え方がいいかもしれません。
 そして、それは、何よりも自分を知る機会であり、それによって、変われる機会でもあります。
 そのように天中殺を使えれば、神は天中殺中でも、味方してくれる、です。

 

 りょうさんの続きです。狭い領域を作る要因の一つに「律音」があります。
 納音が自分の中に精神が同じで現実が正反対の二つの要素がある、と定義されるなら、
 日月の律音はまったく同じ自分が二つの「違う」場所にある、と定義されます。
 この「違う」の解釈が律音の説明を分けます。算命学では、違う=二面性と解釈します。

 『宿命律音は俗に二面性を持つと言われています。つまり、考え方というものが
  非常に変わりやすいのです。裏と表というものが極端に出て来てしまうのです。
  表だけで言っていればいいものを、裏まで表づらでやっていってしまうわけです。
  だから相手から見れば二面性を持っているように見えるのです。』

 一見、それらしい解釈ですが、これを実践で使うと、外れることが多いです。
 教科書では、こんなに特徴的な位相法なのに、このくらいしか説明がないんですよね。
 ネットで「宿命律音」を検索しても似たようなもので、四柱推命でもそうですね。

 また、律音には場所が同じということで、そこの人物や環境との一致という意味があります。
 日年の律音でしたら、親と同じ(親の影響が強い)日月なら、先祖との影響です。
 で、こういう例はいくつも見つかりますが、だからといって、みんながそういうわけではないです。
 例えば、りょうさんは、「両親は私が高一のときに離婚している。兄弟ともバラバラ。
 15歳から未だに父とも会っていない」。と書かれていました。
 先祖とのつながり(家系の流れ)はなく、重なりません。

 

 河野太郎さんは、外務大臣、国家公安委員会委員長、内閣府特命担当大臣などを務めた
 自民党の国会議員です。父は、元衆議院議長の河野洋平。農林大臣を務めた河野一郎は祖父、
 参議院議長を務めた河野謙三は大叔父に当たるという名門の政治家の家系です。

 年殺があって、父も中殺されているのに、家系の一族と同じ政治家になっています。
 これは律音で、家系の流れと自分が一致ということでは、説明がつきます。

 毛利さんは二人目の日本人宇宙飛行士です。大学教授でもあります。
 家系のことはわかりませんが、月干支は宇宙とつながりがあるという場所解釈もあって、
 そこと律音だから宇宙飛行士という説明もできなくはないです。
 ただ、こういうのはみんな結果論的な後付けですから、同じ50番律音のりょうさんには外れます。
 そして、実に多くの日月律音の人に対して、こうした解釈は外れることになります。

 河野さんも、毛利さんも、りょうさんも、個人的にはわかりませんが、
 これまでの経緯や紹介されている印象を見る限り、二面性だとか裏表だのは
 当てはまらないように思えます。実際に律音の人をみても、むしろ逆の印象を受けます。

 では、どうしてこういう占いの答えが出てくるのかと言えば、
 古代では、人間の微妙な性格とか傾向とか能力とか役割とか、
 それほど占いに求められていることではなかったということです。
 それよりは、跡継ぎ問題や、嫁や養子としてふさわしい相手か、
 自分を活かす相手かどうか、信頼できるか、どういう運勢をもっているのか、等々。

 占いが成立した時代では、予想もできなかったような世界になっている現代、
 占いも生まれ変わらなければいけないことは、明らかでしょう。
 でも、勝手に作り替えるわけにはいかないことは当然のことで、
 算命学理論の範疇において、原点的な理論を、現代的に解釈していくこと、
 そのことの難しさは、この4カ月で十分に経験しました。

 理屈を考えることはそれほど難しいことではないです。
 律音=二面性がある。という理論ができているくらいですから、理論はできます。
 でも、実際に検証してみると、それに見合った例題がすんなり出てこないのです。
 律音=二面性があるで、たくさんの律音所有者を検証して、少なくとも5割以上の確率で
 該当する例を引き出せないと、お粗末な占いになってしまうと思います。
 

 比較的信頼できるサイトの宿命律音の説明です。青の部分はこれまでみてきた算命理論。
 赤の部分も、別の算命学では、こうした解釈もあるのでしょう。
 これは理にかなっているようにも思えますが、とすると、青の部分とは明らかに矛盾しています。
 でも、赤枠の中は、河野さんにも、毛利さんにも、りょうさんにもあてはまります。
 しかし、それとても、外れる人を探すことは難しくないでしょう。
 でも、青と赤だと、確率的には赤の方が当たっていると感じる人は多いはずです。
 もで、少数でも、青枠の方が当たっている人も出てきます。教科書は青なのですから。

 いずれにしろ、占いの答えを暗記しても、さまざまな人に対応できる占いはできないってことです。
 毛利さんや河野さんには当たっても、りょうさんは外れる。
 できるだけ、そうした誤差をなくすにはどうしたらいいのか。それは難しいのですが、少なくとも、
 占い書をどんなにたくさん読んで暗記しても、誤差はうまらないだろうと思うのです。

 どうも、天中殺のせいで(笑) 余談が多くなりすぎて、申し訳ありません。
 律音、明日に続きます<m(__)m>





 6/14(木)
 

 よく、映画は映画館の大きなスクリーンと音響の中で観ないと、と言う意見を聞きます。
 僕は、映画館よりも、一人でパソコンの画面で観たいと思う方です。
 どんだけ人が嫌いなんだと思われてしまいそうですが、そういうことではなくて、
 お金と、時間と、窮屈さと、映画の臨場感を比べると、映画館の価値は負けます。

 与えられるものと奪うもの、主観的か客観的か、おそらくそういった違いかなと思います。
 わがままな性格なもので(
謙遜です)、与えられることに関しては、あまり反応できません。
 自然な感受性が弱く、現実に対して、自分の意味付けや価値づけが必要になります。
 自然に対する感度の鈍さや、言葉のない音楽に対する関心の薄さなど、
 自然な感性の希薄さと、解釈しないと入ってこない面倒な性格のためだろうと思います。
 宿命で言うと、龍高星的であり、客観過多的であり、というあたりでしょう。

 りょうさんの宿命も龍高星主星で客観が90%弱、似た要素はあります。
 

 特に、地支は客観100%(陰陽混濁がない)。この時、陰干100か陽干100かの区別は重要です。
 陽干は精神、陰干は現実です。陰占(宿命)の陽干は陽占では(表に出ると)現実的になります。
 陰占の陰干は現実では精神になります。ここまでは算命理論で、ここからは、推測ですが、
 陽干の精神はあらかじめ天から与えられたもので、それを現実で具現する。
 陰干の現実はあらかじめがないので、経験によって精神が作られる。

 固定された精神を持たないので、陰干のほうが環境対応力があります。
 あらかじめ精神を与えられている陽干は、本性的な自己主張で現実を作ります。
 日干陽干のほうが陰干よりも自分本位で陰干は現実適応力があります。
 ただ、自分本位=わがままとは違います。天に与えられた自分本位ということです。
 だから、日干陽干(奇数番号)や陽干(甲丙戊庚壬)過多の人のほうが、自信家です。
 それはそうですよね。天的正しさが備わっているわけですから。
 もちろん、一概に言えることではなく、その人の在り方によっては、
 天性が無視されたり、ゆがめられたりがあります。

 陰干100%は陰支(丑卯巳未酉亥)の中で地支がすべて陰干のもの「丑卯未酉」です。
 子や午も地支は陰支ですが、天干に陽干が載って、これは陽支になります。
 この4つの干のうちの3つで宿命が構成されると陰干100%になります。
 りょうさんは丑丑子で子は現実は陰干精神は陽干と分かれます。陽気の強い陰気ですが、
 一応、形としては地支陰干100%です。これで水性過多だと、だいたい肉食系です。
 支の中の陰干は、現実(肉体)を意味するので、本能的にリアルを求めます。

 「りょう 肉食系」で検索をかけてみたら、明確ではないのですが、
 「肉食系女子を自称している。」というのがありました。たぶんそうでしょう。

 もう一つヒットしたのが、関ジャニ∞の錦戸亮。無限大?と思ったら、エイトと読むようです。
 8なら起こせよと思うのですが、読めないのは年寄りだけかもしれません。
 錦戸さんは、初めてみる人ですが、肉食系?!
 『自身の恋愛タイプを「僕は“スーパー肉食系”かなあ(笑)」と分析。』とありました。
 アイドルがそんなこと言っていいのかなと思うのですが、おそらく、丑か未と推測。
 
 100%ではなかったですが、日支丑で、地支は90%陰干。ただ、戌も子も陽支ですから、
 強烈な本能でもないでしょうが、鳳閣星の30%が水性で、水率も高く、これは本音でしょう。

 りょうさんのきのうの一領域支合の仕事以外に楽しみをというのに、肉食は該当しそうですが
 支合ですから、相当本気でそれに向かえるものじゃないとだめです。
 仕事がそれほどでもないときでしたら、恋愛でバランスをとることができますが、
 仕事に集中して、窮屈さが拡大してくると、肉食恋愛だけでは救いにはなりません。

 

 りょうさんの肉食を検索中にこんな写真をみつけました。
 ご主人。まさに! という感じですね。そしてお子さんが生まれて、
 仕事よりも家族、家庭に注力する、これが一番の解決法でしょう。
 この写真の下に次のような言葉がありました。
 

 「遊び的なものではなく、生きがいに通じるような一趣味、一芸。」なので、
 定義からは外れるかもしれませんが、彼女にとっては唯一気持ちをこめられるものが
 家族だとするなら、そこに注力することで、仕事が楽になるというのは、あるでしょう。
 この言葉通りだと思います。いい笑顔ですよね。お子さんは・・・なんか心配の影はありますが。

 ここに書かれている、苦しみ悩む、中には、仕事だけでなく、
 お兄さんが病死されたことも含まれています。
 でも、仕事に悩み苦しんでいたことも確かで、一領域支合呪縛はきつかったでしょう。
 りょうさん、もう少し続けます。





 6/13(水)
 

 天中殺表示がいつの間にか消えちゃっていたので復活。130日目です。
 1/5弱を経過しました。
 戌亥の塾生の人と話をすると、本来の自分が露出してくる感覚が共通していました。
 それも、通常の生活では、負の要素が大きい自分が現れます。

 僕はもう残り少ないですから、その後に与える影響も軽微ですが、
 若い人だと、その時の本音に身を任せて人生を変化させていいのかどうか、
 判断に迷うところはあります。それが正味だから本音で生きましょう。
 と、言い切れません。むしろ抑制に動くのが理性っやつです。

 24年前は天中殺も占いも知らない時で、丁度、母が亡くなった時でした。
 そこから、ますます、ろくでもない生き方になっていったのですが、
 天中殺と母の死とが重なっていなかったらどうだったかと考えるのは無理ですが、
 でも、結果的に、その時に今後の在り方を決めたわけですから、天中殺の影響はあって、
 結果的に、それは僕を泥沼に向かわせる決断だったわけです。
 もっと結果的には、そのおかげで? こうして占いを論じる人になっていたわけですから、
 人生には死ぬまで良い悪いの判断を下すことはできないってことで、
 よい悪いなんてないんだなと、実感するのです。

 問題は、泥沼を経験しなかったら、どうだろうってことですよね。
 24年前の分岐点で、占い師さんに、今は天中殺だから、判断しないでおとなしくして
 来年、冷静になった時に、将来のことを決めたほうがいい、と言われていたら・・・
 ・・・あ、どっちにしろ、人の言うことは聞かない丑さんだから、同じことですね(^^)v

 *テレビドラマを観るシリーズ*
 すぐにシリーズ化したがる悪い癖です(笑)
 あんまり続きませんが、気がついた俳優さんを観てみようと思います。
 忙しいと言いながら、どんだけ動画を見ているんだと言われちゃいそうですが、
 
 これに、「シグナル」を加えた7本。一週間のスケジュール(笑)
 見るのは食事しながらですから、見過ぎているわけではありません!と
 別に弁解する必要もないですね(^^) 
 恋愛ものとか、人間味あふれるシリアスなものは好きではなく、こんな感じのものばかりです。
 あんまり役者さんのことは知りません。これまで観てきた人もいるとは思うのですが、
 忘れっぽいし、顔と宿命とを比べていたわけでもないので、
 こんな人がいたんだという印象のほうが強いです。

 「崖っぷちホテル!」肩がこらないでみられるし、毎回、ハッピーエンドなのがいいです。
 
 以前、見たような気もするのですが、じっくり見たのは今回が初めて、
 こういう人を「ぞくぞくするような色気のある人」というのでしょうかね。
 非常に強い「女性(おんなせい)」を感じます。
 僕のような軟弱男子では、3m以上は近づけませんが、自信のある男子なら、
 溺れてもいいから、泳いでみたい底なしの冷たい湖のイメージ。
 「男を喰う」という色気を感じます。あ、僕の感想はいらないですよね f^_^;

 

 これは予想通りでした。冬の水性過多。もしかしたら、火性過多かなとも思いましたが、
 燃える水のイメージは、天南星エネルギーで動いているせいかもしれません。
 暖かさ(火性木性)が欠片もないのに、原始的な燃える本能を感じさせます。
 色気は潜在本能ですから、色香ではないです。女っぽい色気ではないところが魅力。
 情的ではないところで男を喰える人でしょう。

 冬生まれの水は、知を求める本能、睡眠を欲する本能、性を求める本能です。
 火と木がないと、緩みや余裕がなくて、体自体も引き締まった余裕のない体形になります。
 むしろそうなったほうが、身体能力も発揮できて、いい傾向です。
 頑強か、どこか身体不安を抱えるか両極に分かれます。

 冬の水過多は誰もが色気になるわけではありません。知性に向かう人もいれば、
 ひたすら睡眠にこだわる人もいます。でも、5割以上の確率で色に走るでしょう。

 領域は49・50とほぼ点です。それでいながら、なんとしても結果を出す支合が二つ。
 前に出る気がゼロ。出力のない女優さんはたくさんいますが、前剋もないとなると、
 環境の影響を受けます。特に人。一点の主観が石門星で支合ですから、
 狭い世界でも、親しい人との交流や「マイライフ」という意識を持てる生活が大事です。

 狭い領域で律音支合がある場合は、単に専門的な深さを求めるだけではだめになります。
 仕事だけに打ち込む人になると、支合が自分の首を絞めるような苦しさに変わります。
 見えない小さい枠の圧力は相当に強いのです。

 仕事に熱中すると、完全主義的にそれをやろうとするので、自分への呪縛力が強まって
 そのことだけで世界が動いてしまい、努力する人にはなるのですが、
 息が抜けない苦しさも加速します。特に女優さんは、自分で答えを出せるものではなく、
 それを作る人や共演者やお客さんといった、他の要素が支合の正否を決めることになり、
 それもまた、見えない呪縛力になります。常にプレッシャーにさらされて生きるようになる。

 「枠の圧力を超えていく。」ための何かが必要で、それは仕事ではないものです。
 「ひとつのことに注力して、それが仕事ではない場合に一番の良さを発揮する。」
 というのが占いの答えです。
 続きはまた、明日。





 6/12(火)
 

 最近、友人二人が、骨折という出来事があって、明日は我が身と心して、
 転ばないように心掛けないとと思います。若いほうの友人は治りも早いのですが、
 同年代の友人は、ちょっと足をくじいただけで、小指の下あたりを骨折。
 簡易ギブスで抑えて、しばらく自宅療養していたのですが、
 まだ、亀裂がくっつかないようで、お医者さんも懸念していると言ってました。

 老人は治りが遅い。彼はもう隠居の身ですから、焦ることもないのでしょうが、
 日支子は心配性なので、不安材料が増えると、それだけで安定感を欠きます。
 彼は13・丙子ですが、先行きに不安があると苛立ちが大きくなります。
 そのために、準備力とか、慎重さとか、反作用としての強気な態度とか、
 恰好の教材になってくれていますが、今回はちょっとかわいそうです。

 

 二宮さんといい、松本さんといい、演技者としての能力は高いように感じます。
 仕掛けも大きい。二宮さんが干合納音。櫻井さんは月年大半会。松本さんは日月納音。
 副作用もありますが、大仕掛けは使いこなせるようになると、能力は飛躍的に拡大します。

 納音も害も中央の申が強くて、寅はほぼ空になって、役割を演じるには最適の納音です。
 禄存星車騎星龍高星は自分のために使うことが難しく、人のため、役のためです。
 日支がこれで天馳星となると、私生活の安定は望めません。

 申は中心の鳳閣星に気が集まります。相葉さんと同じ、陰で努力するタイプ。
 心の自我(貫索星)が鳳閣星を使うと、冷静な観察力が生じ、周囲とは距離を保ちます。
 マイペースは強くなって、時に身勝手に思われることもありますが、
 自分が納得したことでないと、動きません。

 これを戊龍高星が激剋。龍高星は納音を繫ぐ大事な星。鳳閣星とは激剋関係で
 穏やかな鳳閣星に過敏さが生じて、平穏な環境にあると、イライラ感が強まって、
 自分が刺激剤になったり、それが難しければ、非現実世界へと抜け出します。
 この葛藤が創造力を生んで、役割に、工夫やアイデアを加え、演技力を高めそうです。

 この龍高星と連動する日支の龍高星には車騎星が加わり、車騎星に与えられた役割に対して
 瞬間的な判断を下し、最適な答えを瞬時に思い浮かべます。頭の回転を速める龍高星です。

 日月の納音は、穏やかな環境ではほぼ役立たず。自分が荒れることになるので、
 非現実の世界(役者の世界)や動乱の世界(歌と踊りの世界)での燃焼が最大です。
 納音をつなぐ龍高星貫索星は、自分なりの価値観、人生観、哲学を作り、
 それが生きる指標になるでしょう。誰が何と言おうと、曲げられないことを持っています。
 この龍高星は、目的に対する固執度が強くなり、日年の支合(破)と組むと、
 完全主義的な結果を求めて、自分に対しても周囲に対しても厳しい一面は出てきます。
 ただ、納音は、お酒を飲んだり、目的外の環境だと穏やかにはなるので、
 それなりの社交性の発揮は可能です。素面だと長くは続きませんが。。。。
 こうしてみると、「99・9Ⅱ」の弁護士役にぴったりとはまってきます。適役でした。

 外の月年の害でも、貫索星鳳閣星のマイペースは露出します。
 でも、気が集まる、鳳閣星→禄存星があるので、自分の欲求は影を見せず、
 相手本位の愛情奉仕とサービス精神が発揮されます。害っぽさが生まれます。
 この「相手」には、多くは役柄に求められていることが入るでしょうから、
 魅力的な演技力を生むことになります。
 禄存星鳳閣星が陽転すると、問題解決能力が高まり、人を惹きつける引力と魅力が増します。
 外に向かう害ですが、俳優や歌手なら、役柄が表に出て、人をつなぎ人を魅了します。

 いずれも、俳優や歌い手を前提にすれば、高い能力と魅力を持った宿命だと思います。
 ただ、日支本元の甲(配偶者)は月支の自分が激剋し、現実力の薄い天馳星で動くので
 結婚して普通の家庭を作ることの難しさはあると思います。
 お相手は激剋に耐える強い人か、自分がいないとダメという「弱かわいい人」か、両極端。





 6/11(月)
 

 そうそう、トップページ、青龍館売店予定地工事中の看板を出しました。
 周りを固めて行かないと、なかなか、やる気が出てこないので、
 まだ、商品もないのに、のろしだけ上げたって感じです。
 
 この二年の天中殺運勢です。散法ばかりで、ここまでも、運勢通りですね。
 天中殺で心害。こうしたいと思うことはだいたい裏目に出ます。
 やりたくないことを受容してやっていく。調整力も働かせて。
 ほとんどがやりたくないことなのですが(笑)特に苦手な商売をすること。
 天中殺+心害の運勢で社会性が必要なことを新しく始めていいのか?
 ネットは外国みたいなものだから既存空間がないと同じだから良い??
 それはないですね。今やネットも立派な既存空間ですから、天中殺の影響を受けます。
 とにかく、実験君です。思い通りにいかなければ、天中殺の新しい資料になるので・・・ 

 当面はエクセル関係になると思いますが、これは、それほど一般向けではないので
 需要は限られてくると思います。だいぶ後になりそうですが、まだ、ぼけなければ、
 Excel AI占いにも挑戦してみたいです。また、パワーストーン?とかもやりたいと、、、
 これまでまったく興味もなかったのですが、最近効力を実感して、見直しています。
 そうなると、自分なりに、やってみたくもなります。まずは、石の勉強からですね。

 おそらく、こうした流れも天中殺中だからでしょうが、、、、
 いいのかなという疑心暗鬼もあります。読んでいる方は、あーあ、と思われるでしょうが、
 天中殺で事を起こすとどうなるかという実験のつもりで、黙認してください(笑)

 

 まったく、知らなかったのですが、写真を見てびっくり!!
 

 これ、やはり、Gyao動画でずっと見ていました。とてもおもしろかったのです。
 脚本もよかったと思うのですが、芸達者な役者さんも揃っていて、
 魅力的なドラマでした。まさか、松本さんが嵐の人だなんて、、、、、
 まったく、気がつきませんでした。これも、キャスティングが見事でしたね。

 松本さんの宿命は三すくみみたいな形で、中央の心を中心に、日干支は正反対の納音、
 仕事社会に対しては、自分から心を作らない、害。唯一の合法が日年を結ぶ支合。
 3つの季節の始まりが揃って、矛盾とともに、激しさと葛藤が含まれてきます。
 びっくり箱みたいな宿命で、本人も大変じゃないかなと想像します。

 月干支が軸。ここに強い散法が二つ、いわゆる、「心ない」人になります。
 きっちり答えを出して行くのは感情の入らない行動と結果。これにはこだわります。
 亥寅の支合は、行動支合なので、実際に、動いて答えを出して行きます。
 こうなるべきものがこうならないと、思考錯誤を繰り返して、
 なんとしても、こうなるようにすると思います。
 その時に、感情の拘泥がそれ以外にはないので、執着しているようにも見えますが、
 執着するような思い入れではなく、もう少し明晰なこうなるべき論です。
 そして、パターンができると、忠実にそれに従うような巡回性もでてきます。
 演じる役柄が入ってこないと、心は鬱々としてくるので、体を動かすか、
 技芸の世界を持つかで、逆に言えば、演じることは自分を作るために必要な役割です。

 通常、害は受容力でお人好しを作るのですが、この害の方向は、心が外に向かいます。
 かなりのマイペースで気持ちがそのまま外に出る感じです。
 抵抗できない受容力の反対に、蓋をできない表出力が害になります。
 ただ、感情的な拘泥は薄いので、案外さっぱりとして、お人好しにもなります。

 内側の納音は自分から発するものではないのですが、反応は早く、
 問題があれば、すぐに是正の意見を述べ、間違いがあれば、正そうとします。
 これは「自分の中に正反対の自分が共存している」ためです。
 反対側からものを見る。だから、マイナスへの反応は早いわけです。
 それは違うとか、こうでしょうとか、それはないだろう、とか。瞬間反応。
 温和に、相和して、そうですね、と言えない二人なのです。
 その二人をまとめあげるためには、葛藤しながら別の自分を作ることです。
 納音は、自分の心が作られない分、創造すること(役者さん)に向いています。
 春(寅)と秋(申)の対冲は、地支に共通の戊があって、夏冬よりは安定感があります。

 天干が攻撃力を持った庚ですから、瞬間的にはきつい言動もあります。
 ただ、自分の感情ではないので、相手が普通なら普通の対応をします。
 あくまで相手なりですが、感情がないってことは、厳しいことも言えちゃいます。
 持続的に恨んだり、根にもったりはないでしょうから、さわやかさはあります。





 6/10(日)
 

 きのうのことなのですが、次の日が日曜なので、今日中に買い物をしようと思って、
 パンを買いに、地下鉄の駅を目指しました。が、途中でリンゴがないことに気がついて、
 商店街のスーパーに行こうと、方向を変えました。

 

 「東尾久三丁目」の先の交差点を右に曲がって目的地は「✔」のところです。
 僕としては、青い線を行っていると確信を持っていました。
 ところが・・・実際に歩いたのは赤線のところでした(ーー;)

 舎人ライナーが走っている道に出る予定だったのですが、まったく知らない街に来てしまい、
 方向的には右折だと思って右へ曲がったのですが、どうも、馴染みのない町並みで不安になって
 「すいません。都電の宮の前のほうはどっちですか」とおばちゃんに聞きました。
 「都電? 町屋駅のほうへ走っているやつ・・・かなり遠いよ」と怪訝そうな顔。
 え? 都電からそんなに離れてしまったのかと思って、
 「えーと、舎人ライナーの熊野前駅の方なんですけど・・・」
 「ああ、舎人ライナーに乗りたいの? それなら日暮里の方が近いけど」
 「あ、いや、熊野前の方へ行きたいのですが・・・」。かなり違っていたんだと焦りました。
 「熊野前・・・次の信号を右に曲がって、ずっと行けば舎人の駅のほうに行くけど・・・」
 僕の不安げな顔を察したのか「大丈夫ですか??」と念を押されてしまいました。

 いつもは、地図の確認なんてしないのですが、10年以上住んでいる地元での出来事だけに
 気になって、脳内地図と現実の違いを実感しようと思って、地図を見てみました。
 30度近い蒸し暑い日。馬鹿は楽が出来ないと言われ続けてきましたが、まさに、でした。
 でも、通りに出るまでは、この道で間違いないと確信していたんですけどね・・・
 もしかしたら、無数にあるパラレルワールドに迷い込んで、違う次元に入ってしまい、
 自宅へ戻っても、青龍家はもはやないのではないかとか、いろいろ空想したのですが・・・
 こうしてみると、どうやら間違っていたのは僕の方かもしれないと、認めざるを得ないですね。
 一日だけでしたが、自己不振に陥りました。

 今日は立ち直って、元気に、櫻井さんの続きです(*^ 。^*)
 なんて言っても、信用されないですね (ノ_-;)ハア…
 

 45番がなぜ後詰めの将軍なのか。
 申の中では、真ん中の「壬」が左右します。禄存星。
 それを貫索星自我が激剋し、鳳閣星の観察力が入り込みます。
 星表だけを手掛かりにすると、「西に鳳閣星があるので、家庭では穏やかな自然体で・・・」
 という解説になってしまいますが、そういう一面があったとしても、キーは禄存星です。

 たぶん、高尾先生のお言葉だろうと思いますが、算命の禄存星鳳閣星の二連変化に
 「常識的な感情と意志表現力が、愛の世界を形成しようとします。」というのがあります。
 こういうお言葉があるのに、教科書に載ると、どんどんわかりやすく現実的になって行き、
 本来の意味から、時には遠くなってしまうこともあるように思います。

 こうした思いがあるのに、「周りの状況を見ながら自分の道を歩いて行くタイプ。」というと、
 ちょっとずるいような印象を持たれますよね。戊申は誤解されやすい要素があります。
 木村拓哉さんも戊辰でしたよね。彼も入力ナシ。
 「宿命的には」いい人なんですけどね。誤解されやすい。
 入力のない人って、客観的な表現力には優れるのですが、自己表現は不器用です。

 禄存星は空ボックスで、その時の周囲の欲求が入ってきます。
 それを鳳閣星が観察して、貫索星が自分のスタンスを決めます。
 「自分の欲求は影を見せず、相手本位の愛情奉仕とサービス精神」
 「状況に対応して自我を表出。期待に応える本能が、無意識の演技力、計算力を生む。」
 禄存星に自己顕示欲が入らなければ、戊申は場を読める、思いやりのある気遣いの人になります。

 心の中心に己の石門星があります。これは、自分(戊)よりも小さい別自我(己)です。
 石門星と調舒星が組むと、気は調舒星に流れて、自分の感情は裏に隠れます。
 一歩下がることはできますが、櫻井さんのように、調舒星が拡大して統一されてくると、
 みんなの補佐役、顧問役という立場では納まれずに、ある種完全主義的な意識が強まり、
 それを仲間にも求めるようなことも出てくるでしょう。こだわり的な主義主張はでます。

 この調舒星4つの大半会。天干の二つの調舒星は無色な精神気ですが、
 下の二つの調舒星は色の違う現実気です。この4つが大半会でまとまる姿は
 なかなかイメージできません。半会はまとめ上手といいますが「大」がつくと簡単ではない。
 基本的に、オリジナルなんですよね。協調性はあるでしょうが、嵐の中だけにいると、
 この調舒星大半会は、活かしきれないでしょう。
 グループなら、出来ればリーダーとして自分が全部仕切ってもいいような大半会です。
 言われればリーダーもやるでしょうが、でも、戊申は自分からは求めにくいのです。

 たぶん、歌や踊りも、誰かが決めたものをやるのでしょうが、
 自分の思考は、集中しようとすればするほど、その枠をはみ出てしまうので、
 型通りにまとめようとすると、「大」を外す作業は必要です。
 大半会のある人は、既存の中では常に窮屈感はあると思います。
 やればできてしまうのですが、でも、どこか不本意な感覚が残ります。
 「大」は既存にはないオリジナリティーを発揮することで最大燃焼します。

 調舒星大半会は、肉体表現は有効だろうと思いますが、
 大仕掛けなので、晩成型と言うか、何をするにも時間はかかると思います。
 現実世界で、電動ノコで紙を切る器用さは出せません。
 でも、創造の世界ならそれができます。カッターナイフで大木を切り倒すことも。
 それが大半会です。既存を変える、新しい世界を作るための仕掛けです。

 櫻井さんと同じ誕生日の人は一人だけ。ロシアのマキシム・シャバリンという人。
 スケートのアイスダンスでオリンピック銅メダリスト。世界選手権、欧州選手権で優勝。
 芸術性(天干の調舒星統合)と肉体のパフォーマンス(地支の異種調舒星半会)が
 大半会することで、独自のアイスダンスを創造することができると思います。
 ただ、ペアの競技のようなので、お相手との相性に左右されるでしょう。

 櫻井さんにも、こうした可能性はあります。
 可能性の大きな宿命ですが、既存の枠組みの中では、「大」を活かすことは難しいです。
 嵐に属していたとしても、個人的に活動できる場をもっと広げていくことになるでしょう。
 これからの10年、これまでとは違った才能を発揮できるチャンスがやってくるように思います。





 6/9(土)
 

 東京はいつの間にかもう梅雨入りしていたんですね。気がつきませんでした。
 テレビがないと、向こうから語りかけてくれるものがないので、
 自分が知ろうと思わないと、何も入ってきません。
 これがネットのいいところでもあります。

 見ると聞くの違い。見るは主体がこちら側にありますが、聞くはこちらは受け身です。
 30代初めくらいだったと思います。自由業(笑)がうまくいかず、
 とにかく働かなければならない時があって、3年間、朝8時から夜8時までと言う
 体を使った仕事をしたことがあったのですが、それを辞めたあと、反動で1年くらい、
 朝から晩までテレビを見続けていたことがありました。

 今のように、バラエティーとかはそれほどなかった時代。
 ドラマや時代劇の再放送が多かったですね。それと、古い映画とか。
 火陽サスペンス劇場とか推理ものサスペンスものが始まったころだったと思います。
 飽きずによく見てましたね。ベッドで寝転がって、超怠惰な生活でしたが、
 何もしなくても、勝手に、ありそうなありもしない世界を見せてくれて、
 退屈することなく、時間だけは消化できました。今でいう、ニートの先駆けで<(`^´)>
 この時、嫌と言うほどテレビを見続けたので、大人になってからは、
 あ、30代は大人ですね f^_^; 奥手だったもので、大人になるのが遅かったのです。
 テレビへの関心は薄れていました。今思えば、あの時の怠惰が役立っていた(^^)v

 なので、嵐がどれだけすごいのか知らなかったのですが、
 ニュースキャスターをやっている人もいるんですね。びっくりです。
 

 後からくる気(車騎星牽牛星玉堂星龍高星)がまったくなくて、
 出力が60%以上。自分が前に出る構造しかありません。
 車騎星牽牛星は自己規制したり役割を果たす力ですが、それがないので、自己規制しません。
 龍高星玉堂星がないのは、何かを入力してそれを出力するということをしません。
 ないものの反対、自我と表現力が自由に使えます。

 自己規制しないで自己表現だけをする宿命って、かなり強烈な感じがしますが、
 宿命はほんとによくできているのです。まず、エネルギーが現実味のない2-6-4点パワー。
 そして、45戊申は、戊の中では最も一見謙虚で(へんな言い方ですね)、
 目立ちたがらないわりには目立つタイプの一筋縄ではいかない干支です。
 「自然の流れに逆らわず周りの状況を見ながら自分の道を歩いて行くタイプ。後詰めの将軍。」
 と言われています。

 宿命を見ると、母と父の気がなくて、場所の気が与えられています。
 イコール親縁が薄いとはなりません。親に対して原則ニュートラルなスタンスを取ります。
 入力ナシは、常識的な入力にとらわれずに(先入観を持たずに)物事を見る目を作ります。
 入力(一般的な知識を身に着けること)に意識が行かないのですが、必要なら無条件入力します。
 入ったものを血肉として使う形ではないのですが、記憶力は抜群によくなります。
 特に、この宿命は、若年エネルギーが受け身の天極星(死体パワー)で、
 月干支と年干支が大半会するので、若年は受け身となって親の環境の影響が大きくなります。
 意図的に入力したり、環境を自己判断できないので、自然に生家環境が身につきます。

 お父さんは東大出のエリート官僚で、妹さんと弟さんがいるようです。名門一家。
 

 赤と緑が後ろからくる気です。出だし20年は、運勢からの応援もなく、機能しません。
 自発的に機能しないので、子供時代は環境を入力します。
 あるものは当然のように入ってくるので、そこに選別意識や選択能力はないです。
 受験が必要なら、受験勉強に必要なものは考えることなくインプットできます。
 学んだことは受験には使えますが、自分の判断基準にはしません。
 頭の中は常にニュートラルでその時に必要な思考をします。
 だから、公正さが必要なキャスターは向いている職業でしょう。

 2008年からは戌が巡って方三位が成立。金性(観察力・表現力)が強化され、
 流れに従っていくと、次々と現実はつながって開花していくでしょう。
 抵抗できない害は、チームプレーには最適。組織の中で力を発揮できる時です。
 昨年くらいまでは、害や刑が続いて、流れに逆らうことなく、進行して行きます。
 ただ、赤い気(入力)が動き始めてくるので、常識にとらわれない自分流は
 このあたりから強まってくるでしょう。本来の、自分が前に出る意識も強まります。

 丁度今年から、自我力が落ちてきて、出力が異常に突出してくるので、
 この十年は、より自然体で、自分の能力発揮という新たな道がでてきそうです。
 修業期間を終えて、自分の生き方を貫きたくなる10年に入ります。

 二つも、気がないと、運勢の影響が大きくなるので、まずは気グラフを見てみました。





 6/8(金)
 

 昨日の日記、涙が出てきたなどと書いたもので、余計なご心配をおかけしました。
 僕は、ドラマや歌詞に簡単に感情移入できるので、高齢になってからはよく泣きます。
 年寄りは涙もろくなるっていうのは本当です。
 おそらく、気がどんどん空になって行くので、自然に相手が入ってくるんですよね。
 自分の悲しみで泣くのではなく、ドラマの主人公や歌の世界で泣くわけです。
 自分の感情は実際は、まったく動いてないと思います。人の感情を借ります。
 終われば、何事もなかったかのように、平常心になります。
 そんなわけで、害殺ブルーは一日で解消して、元気になりました(^^)v

 今日は天剋地冲でした。
 いつも言っていることですが、運勢が問題を起こすわけではありません。
 天中殺+害&天剋地冲を経験して思うのは、気持がイラついたり、短気になったり、
 そうした時に判断ミスが起こります。判断が感情レベルになった時は何かが起こる。
 特に天中殺や害の時は要注意です。一旦判断を放棄して、時間がある時はドラマでも見て、
 時間がない時は、深呼吸して、怒りやイライラを静めることに注力します。

 

 久々のニーチェさん登場。
 いつも間違っていると言われると、正しい時だってあると反論したくなります。
 でも、そういうことを言いたいわけではないはずです。ニーチェさんですから。
 おそらく「正しい判断なんてない」ということでしょう。

 人生には正しさなんてない。それはそうでしょう。
 あるとすればその時の正しさで、それは歴史を見れば良くわかります。
 自分が正しいと思ってしたことがどうだったか。自分史をたまには振り返ってみましょう。

 僕はそもそも自分以外のことを判断するのが苦手で、だいたい、相手に委ねます。
 自分で下さなければならないことは、それがどんな結末を引き起こそうと、
 それを引き受けて行く小さな覚悟を付随させます。それは、「僕の人生」だから、
 という思い上がりがあることも確かで、間違いはだいたいそこから起こります。

 正しいことはないんだから、間違いもないので、厳密に言えば、
 「間違えた!」と思える後悔や気持ちになる現実に直面するということです。
 でも、一生を終える時に振り替えれば、それは間違いでもなんでもなくて、
 人生とはそういうものだったんだと気がつくでしょう。

 自己判断を許容し続けている僕にできることは、人生を引き受けること、責任を持つこと。
 引き受けるとは、その判断がどんな現実を作ろうとも、
 それを自分の人生として、背負って生きて行くってことです。
 責任とは、自分一人で生きているわけではないので、その判断が周囲に与えた影響もまた、
 自分の人生の範疇に引き入れて、背負って行くことです。

 

 ここまで行くことは難しいですが、これを、人間から個人の人生に我田引水して、
 僕は自分の運命を「愛したい」し、「愛せるような生き方」ができればと思っています。

 

 昨日の続きです。今度は星に置き換えて、考えてみます。
 相葉さんも二宮さんと同じように、前剋がありません。
 表現に気が溜まり、剋す玉堂星が使いやすくなり、
 意識して、あれこれと手を広げて行動することは少なくなります。

 ただ、ネット情報では、相葉さんの頭の良さはどこに出てきません。むしろ逆。
 直下に玉堂星があって、東にもあって、これは表にも出ています。
 普通に見れば、プライドの18番ですし、学習能力の高い天貴星もあって、
 知性と感性の葛藤はあるものの、文武両道型でスポーツも勉強もできるはずです。

 昨日書いたように、この生まれの人は、「素質」で生きられるところがあって、
 もし、相葉さんが普通の容姿で芸能界を目指す人じゃなかったら、
 通常の鑑定で解釈できる人になったでしょう。別の素質として知性も感性も使えます。
 早い時期に芸能界で生きることが出来る環境と容姿があったがために、この玉堂星は、
 仕事で必要な知識の入力や、目上の言うことを抵抗なくインプットすることで機能します。 

 巳も戌も真ん中の庚・丁が鍵を握ります。戌の丁は車騎星。これが玉堂星と貫索星を分けます。
 これも、玉堂星を仕事場の知性派として使いにくくしている仕組みです。自分に届かない。
 車騎星には、やるべきことが入ります。それが空になった仕事場の自我辛に入ります。
 役割に忠実な仕事人が出来上がり、それは天干の壬(調舒星)へ流れます。

 役割に忠実に表現する人が一つのラインです。もうひとつは、下の玉堂星へと車騎星は流れます。
 この形は車騎星に何が入るかで内容は変わります。車騎星に見合った玉堂星が発動します。
 歌うなら歌う、司会なら司会、トーク番組ならトーク、それぞれに必要な知識を吸収し、
 それが月支の鳳閣星へ流れます。その役割とインプット情報を自然体で表に出します。
 この鳳閣星は一見のんびりマイペースに見えますが、
 「人の見ていないところで努力する」という傾向をもっているので、
 相葉さんも、影の努力家だろうと思います。努力している汗を人には見せません。
 ただ、それは現実的、実践的智恵になるので、学問的にはならないかもしれません。

 きのうみた、同じ誕生日の柿原徹也さんはドイツ生まれで、声優を目指しました。
 『「日本が世界に誇れるアニメ文化に関わる仕事がしたい!」と一念発揮して声優を志し来日、
 定時制高校を卒業後、学習院大学へ進学する。』とwikiにありました。
 「日本で声優に」という志が車騎星にはいると、行動力も、それに必要な知力も発揮されます。
 同じ誕生日でも、気に入る環境と思いによって、人生が変わってくる例です。

 月支も年支も天干のふたつの壬へと流れます。
 天干の「壬」の重なりを活かすことが、辛(自分)を輝かせるための必須条件です。
 納音や大半会が生き難くなることの一つの理由として、天干の一致と地支の一致があります。
 自然一致するものではないので、納音は多くの方法や現実を生み出すことで成し遂げ、
 大半会は、既存にないような新しい何かを作ることで、天干(精神)の一致に対応します。

 相葉さんの場合は、位相法はありませんが、二つの調舒星は一致しているので、
 それに見合った、心と仕事の一致を作ります。調舒星には個人感情も入るので、
 気持ちに反する現実を作ることはできません。
 通常、癸→壬は受け側の壬が表に出ますが、鳳閣星→調舒星となると、陽の鳳閣星が
 陰の調舒星を吸収して、陽の鳳閣星が表に出ます。表は穏やかに裏に繊細な感性です。

 調舒星×2は、繊細さが倍加すると言われていますが、実際は、そうでもないです。
 現実欲、実社会的な願望は薄れます。
 現実執着が薄くなるので、どんな現実にも合わせることができます。
 見た目はのんびりで、時に意地っ張りに見られますが、直感的に本質を感知する力があって、
 案外、わかっているのです。ただ、現実の世界に疎くなる傾向も拡大するので、
 常識や慣例を超えた発想や行動になることがあって、鳳閣星も加わると、
 ちょっと天然で、自由過ぎと思われることもあるでしょう。
 精神だけが勝手に飛翔するので、役割によっては意外性のある創造力も発揮できます。

 ムードメーカーと言われていますが、それはそれで役割意識の表れも加わって、
 実際は、自分の出番や発言の効果をわかっているようにも思えます。
 宿命には、ネットで言われている印象よりは、高い能力が含まれています。
 ムードメーカーを表現している、ところもあるのだと思います。





 6/7(木)
 

 いやー、今日(6/7)は朝から怒涛のような忙しさでした。
 天中殺月に入ったばかりの、害月、害日。確かに最強(最凶)の一日でした。
 とにかく、忙しかったです。占い通り、色恋以外が押し寄せてきて、疲れました。
 周囲の午未さんや日支子、丑の人たちからもさっそく試練の日になったとご報告。
 大運では接運といいますが、原理は年運でも月運でも同じでしょう。
 子丑と午未グループの人は、明日も気を引き締めて、穏やかな心で行きましょう!
 短気はだめです。荒っぽくなってもだめです。ひとつひとつ丁寧に・・・
 と思いましたが、今日はだめでした・・・|柱|ヽ(´・_`・。)反省…

 きのう一日雨だったせいか、心身共に重たい一日。日記を書いた後に
 どーっと憂鬱がやってきて、声を張り上げて、海に向かって走りたい気分になって(笑)
 その代わり、yutubeで懐かしき青春ソングを1時間、聞いて歌って、
 なんだか涙が出てきました。心が弱ってるのかもしれませんね・・・

 
 俺たちの〇〇シリーズは当時のドラマが再現されていて、懐かしいというよりは、
 時代を感じました。今は、こんなドラマできるはずもなく、できても、感動もしないかも。
 でも、当時は一生懸命見てました。胸を熱くして、友情っていいな、恋って切ないなと思って。
 もちろん、年を取ったということもあるでしょうが、時代が変わり、人間が変わった。
 「空間」はこうやって数十年でも大きく変わっていくのでしょう。

 「空間」が時代と人を作っていくとしたら、空間が外れる天中殺は、
 時代や文化に影響されない正味になれる貴重な時間かもしれませんね。
 今はまだ素の自分になじみ切れませんが、しょうもない自分も悪くないかもしれません。
 つまり、天中殺もいいものだってことですよね。

 

 特徴のつかみにくい宿命です。
 月支本元に父がいて、父系の流れにあって、座下に兄弟と母が揃っています。
 相場さんも四人家族(弟がいる)で、家族は仲良しと書かれていました。

 この辛は「死地に坐す璧玉」と呼ばれ、完璧の語源になるような宝石の原石です。
 日干支に限って言えば、自分で現実を作ることは難しく、
 高度な精神性と巳の持つ本能的な現実力で生きるしかありません。
 逆に言うと、家族の中にいると、巳力を発揮できないということです。
 月支(家系)の真ん中に父がいて、直下に母がいて、現実では母は兄弟といて、
 ここで、名を成す(丙・牽牛星)と、それが兄弟を激剋して、母が流れて来て、父が剋和合。
 相葉さんの牽牛星(役割、名誉)が大きくなればなるほど、兄弟は剋され、父の水は弱り、
 母は弱った兄弟とともにいて、という具合に、周囲が初夏の太陽(巳丙)に影響され過ぎます。
 相葉さんの実家は、中華料理店と出ていました。実家も影響を受けたとネットにありました。
 家を脱して、精神は天干の壬へ流れ、自我は仕事場の辛貫索星へと向かうほうが賢明です。

 巳は、「純陽にして無陰の時。子より已に至るまでは陽気昇ってここに尽き」という12支。
 3つの干は全部陽干で、ということは、巳は精神性が強く、それを現実に転換することが
 巳の在り方です。できるだけ巳には現実(家庭や家族)を入れたくないってことです。
 地支の丙は、配偶者の気でもあるので、ここに配偶者が入って、
 その人が明るい太陽(有名人)だったりすると、先ほどみたように、
 名誉が周囲の家族を弱めるような現象が起こらないとも限りません。
 配偶者はあまり目立たないか、実家とそれほど深くかかわらないほうがいいかもしれません。
 もうすでに晩婚ですが、晩婚のほうが間違いなくいいです。

 辛のエネルギーは天極星(死体)で環境を受け入れるだけの無力ですが、
 地支の巳が死体なわけではありません。巳の精神気を現実にする最も早い方法は
 体を使うことです。死体でも、スポーツマンができるのは、巳が強い支だからです。
 役者なら、庚に自分を入れれば、丙(役割)剋庚(役を得た自分)となって、
 役に忠実な別人格ができあがります。あるいは、体を使って、モデル、スポーツもいいです。
 初夏のさわやかな明るさと、玉壁の魅力で、それに見合った外見があれば、
 素質で生きていける可能性は大いにあります。

 宿命全体をみると、天干に壬二つが目立ちます。これがこの宿命の鍵です。
 古典の辛巳には「壬水の淘洗を得れば光芒を発す。いわゆる雨後吐彩とはこれなり。」
 雨上がりに、水で磨かれ輝きを増す宝石。壬(調舒星)二つ(表現すること)が
 死体の自分を活かす、最大の道となります。
 陽気の頂点にある巳の明るい現実転換力と水に濡れた玉壁の魅力。
 精神と現実で、すでに二つの恵まれた資質を持った宿命といえます。
 

 相葉さんと同じ誕生日の芸能人は他に5人もいました。素質を活かしやすい宿命です。
 女性は巳(身体)を使ったモデル系(木下・武田)と壬(表現)を使った石垣さんに分かれ、
 男性は表現と身体能力と一体となって、芸の世界で活躍しています(柿原さんは俳優も兼業)。





 6/6(水)
 

 6/7の僕(丑)は、害。この害の注意は6月全体の注意でもあります。
 午丑の害は、古典では「神経系と消化器系」に注意と記されています。
 7日は、天中殺年、害月、害日として、注意することにします。
 色恋の問題は、起こって欲しいのですが(笑) あり得ないですね・・・今も昔も(^^)v

 もう、そういう年じゃないしと思うのですが、体操へ行くと、いくつかのグループがあって
 ベンチで、同年代と思えるおじさんおばさんたちが、歓談している姿をみかけます。
 いつも、ベンチで待機しているしょうもない(笑)おっさんがいて、
 何人かのおばちゃんが隣に座って、お話しています。ほぼ毎日の光景です。

 僕も、もう少し身体が動かなくなったら、公園のナンパ師になろうかと、ひそかに観察中。
 おばちゃん、おばあちゃん系なら、なんとか話し相手くらいにはなれるかもしれないので、
 自主運動しながら、様子をうかがっています(*^ 。^*)
 もちろん、身体が動く間は、わき目も振らずに、ラジオ体操する占い道一筋ですv(*'-^*)b

 大野さんと二宮さんと、天将星石門星がありましたが、日干によって内容は違います。
 

 日干土性(戊己)を別にすると、天将星は日支でなくても、すべて本元は石門星です。
 でも、日干の陰陽によって、石門星の意味する事は違ってきます。
 でも、星の意味は、原則、陰陽分けしていません。ぜひ、すべきだと思うし、
 やっている人もいるように思うのですが、ネットでは、みかけないですね。

 気は陰から陽へと流れます。日干陽の天将星は陰気を引き付ける石門星。
 日干陰の石門星は、陽気へと流れる石門星です。
 石門星天将星だからといって、みんな人を引き付けてリーダーシップを発揮するわけではないし
 協調性があるわけでもありません。石門星はもっと多様な考え方をすべきです。
 陽干の石門星は人を引き付けますが、陰干の石門星は理屈から言っても引き付ける役割ではない。

 丙午・・非常に強い運勢の持ち主。運が強すぎるために周りの人が犠牲になる。
 壬子・・人の才能を消してしまうような強い運気を持っている。

 丁巳・・人当たりの良いソフトなムードをもつも、単独行動を好む。
 癸亥・・人生において受身の強運となる。自分から行動するときはその効果が少ない。

 同じ天将星石門星でも、干支占技の言葉は、日干の陰陽によってかなり違っています。
 陽干の説明は大げさすぎます。こうしたタイプも中にはいますが、
 一般人の天将星は、もっと地味で穏やかな印象をもっています。
 石門星があるゆえに、人間関係に苦労したり、人づきあいが下手な人のほうが多いです。

 

 嵐のリーダー大野さん。きのうは人物を割り当ててみましたが、今日は星を観てみましょう。
 仕事場では、玉堂星と牽牛星が真ん中の石門星に影響を与えます。
 石門星に理性(玉堂星)と役割(牽牛星)が入るので、この石門星は自我化しません。
 自己顕示や自己欲求が姿を消して、環境への適応力が強くなり、求められることにこたえます。
 与えられた役割に自分を適応させ、自分として生きることはできない分、
 別の自分が能力を発揮することになります。役者でも歌い手でも変身できます。
 この場合の石門星は、仕事場におけるリーダーとしての自分(リーダーに化けた自分)
 あるいは、嵐の仲間たち、という意味にもなって、どちらにしても、
 組織におだやかに適応して、求められる役割を私心なく果たすことができるでしょう。

 個人感情(甲)にも役割の石門星(壬)は流れるので、自意識やプライドは内向して隠れます。
 それは消えるわけではないので、周りに自分の心を許すことができないところはあるでしょう。
 過敏で繊細な神経をもちながらも、冷静さを保ち、おおらかさや余裕が表には出ます。
 リーダータイプではないのですが、周囲に安心感と平和をもたらすような役割を果たします。

 では、自分の感情(甲)はどうなるのかというと、天干(丁)の禄存星に入ります。
 それが年干の庚へと流れるのですが、この庚には地支の戊(牽牛星)が入り込みます。
 で、この戊は、地支の壬を激剋しているので、現実の壬と離れた庚となります。
 また、月支では、壬→甲→丁と流れてきた丁を癸が激剋してその炎を消しているので、
 ここでも、地支とは離れた空のボックスが出きて、そこに、癸を入れることができます。
 通常空ボックスに自我を入れると、自己顕示欲となるのですが、
 日常の自我を壬だとすると、本体の癸の居場所がなくなるので、禄存星ボックスは
 自分を挿入して、精神世界での自己顕示にしてもいいのではと思います。
 まぁ、僕がいいといってもなんの効力も意味もないのですが・・・そんな感じがします。

 天干丁は禄存星とはいえ、お金や欲望は入りません。基本は、大衆的な愛情奉仕の精神です。
 ファンのみなさんのために、という思いは強くなるでしょう。そこには自己満足もあります。
 自己顕示精神もあって、人を引き付けて満たされる癸。
 地支の壬は個人感情を満たすものではないので、作られる感情も架空の感情です。
 癸剋→丁剋→庚という天干ラインに、自己表現と自己顕示を込めます。
 たどり着く年干の庚は地支の牽牛星が流れ込んでくるので、現実味は薄れ、龍高星的創造力や
 学問的、教育者的な精神性を帯びてきます。ただ、環境の影響もこの玉堂星に入るので、
 母や家族の影響が精神を作る土台になっているとは思います。

 禄存星剋玉堂星は、「学ぶことや芸術的なことに興味を持ち精神の向上をはかるようになる。
 行動力はあまりなく環境に追随する。」という意味の二連変化を起こします。
 大野さんは、嵐の活動とは別に、芸術活動も行っていて、
 オリジナルな創作を続け、海外でも個展を開くほどの腕前だそうです。
 月年の害は無意識模倣力があるので、お手本がよければ、どんどん吸収します。
 ネットで作品を見ました。僕には良くわかりませんでしたが、高い評価を得ているようです。

 創作の中で自己顕示する癸と、嵐の活動の中で役割を果たす壬と、
 二つの水が精神と現実でうまく分離して機能できるように作られた宿命だと思います。





 6/5(火)
 

 亥の天冲動、同じ石に躓いて気がつくとあります。
 これは精神の対冲からの警告ですが、同じ石に躓きやすい宿命もあります。
 実際は位相法などで変わってくるのですが、12支では丑が一番でしょう。
 丑って、横への広がりがないんですよね。筒の中で縦に思考する。
 天庫星とよく似ていますが、天庫星は日干の傾向なので、他の星や位相法で変わります。
 丑は、体に染みついた体質なので、気がついてもなかなか変えられません。
 対冲でもあればいいのですが、僕のように半会だとよけいです。

 自分を包む見えない筒はかなり強固なので、人の意見も入ってこない。
 独断専行の典型です。周囲からは頑固な人にみられますが、本人はどこが?┐('д')┌ です。
 日干がなんであれ、丑の特徴です。日支だけではなく、月支でも年支でも大なり小なりです。

 僕の丑は、6/6から天中殺+害、天中殺+対冲の試練の二カ月が始まります。
 天中殺ではない丑さん(14、26、38、50)も害・対冲は同じです。

 普段、自分の思考の中だけで生きるしかない丑さんにとっては、
 その枠が崩壊し、風通しが良くなる散法は自分を変えるいい機会にもなります。
 謙虚に、受け身でいることが大事ですが、気がついたこと、気付かされたことに関しては
 ポジティブに自分を変えられるチャンスになると思います。

 反対に、同じ石に二度躓かない12支は、「子」です。
 注意深いわけではなく、子の「癸」は形を持たない水なので、
 不安定な座下に対して、不安ゆえの用心深さがあります。案外小心だったりします。
 それゆえの、強気と言う反作用も持っているので、外からはわかりにくいかもしれません。

 それから、日支は経験が蓄積される場所で、癸もまた蓄積する習性があって、
 過去が自然に自分に沁みついています。経験で賢くなる「子」です。子供が成長するように。

 同じ癸でも、日干(10、20、30、40、50、60)になると、逆に枠内思考が強まります。
 自分の考えや生き方に拘泥が出てきて、外からくわえられる変化には抵抗します。
 これは「子」が、自分が積み上げてきた生き方をとやかく言われるのを嫌うのと似ています。
 中では40番が柔軟性がありますが、他の日干癸は、柔和な頑固はダントツです。

 二宮さんのファンになってしまったので(^^)v、他の仲間たちも気になってきました。
 韓国ドラマシリーズはもうネタ切れなので、嵐シリーズを少しづつ。
 40番と言えば、リーダー大野さんが40番でしたね。
 
 両親と兄弟が全部正干で出ていて、目立つ場所にあります。
 庚の母は、父の場所にあって、強い母の印象。母を意識して育ちます。
 ネット情報ではお姉さんがいるようで、家族は仲良し四人家族と書かれていました。
 枠内思考の癸に対して、横に広がる壬の姉。強い母。自分は力を出しにくいでしょう。

 宿命では、母のそばには姉がいて、直自分には届かない形です。
 父は座下にいて、支えにはなりますが、1気に人物を入れると影響が大きいので、
 子供のころだけでしょう。それでも両親に支えられて、環境に影響される40番としては
 悪くない環境設定です。若年天極星でこの配置ですと、家族の影響はかなり大きくなります。

 月年の害で、玉堂星の影響が大きくて、半会は内輪でとなると、
 自分からスターを目指す宿命とは思えません。
 母への意識は強いのですが、宿命では姉が邪魔しています。
 実際に邪魔しているわけではないでしょうが、姉と母、自分と母の関係は強い意識になります。
 庚の母を姉の母ではなくて、自分の母にするにはどうしたらいいのか?
 自分が「壬」になることです。そうなれば、母(庚)と壬(別自我)は密着します。

 wikiに「ジャニーズ事務所入りを勧めたのは母親。あまり芸能界には興味はなかった」
 とありました。若年天極星の環境依存の癸にとって、庚母の言うことを聞くのは自然です。
 母が芸能界入りを進めるってことは、それが母の好みなのかもしれません。
 スターになる=癸が壬になる=母と自分が密着する、という連鎖が発動しても
 おかしくありません。中央天将星で壬が動けば、スターになれる可能性はあります。
 庚と壬の関係は「害」。抵抗なく、母を受け入れることになります。
 そして、この関係は、芸能界に入っても、指導者(庚)の言うことや、周囲の言うことを
 自然に受容していく(害)、従順な人間性を作ることになります。





 6/4(月)
 

 嵐ファンの塾生の方からメールをいただきました。そういえば、昨年末、
 東京ドームの嵐のコンサートに新幹線でかけつけるくらいのファンの方で、
 その時に、お友達と三人で、お茶会をしたのですが、お友達が二宮さんの大ファンでした。
 「今度嵐を取り上げてくださいね」と言われていたのですが、まったく忘れていました。
 嵐ファンの方って、年代を問わず多いようで、うっかりしたことは言えないですね(^^)
 二宮さんです。

 

 宿命の中で、ない五行があると、そのことに余計な意識が働きません。
 結果的に必要なことしかしていない形になります。
 禄存星司禄星は前を剋す気の働きです。ポジティブな前進力がない宿命。
 愛情奉仕の精神や蓄積努力がないということではありません。
 そこに気持ちが行かないので、極めて客観的に、必然的にやることになります。
 天報星も含めると、あんまりよけいなことはしないと思います。マイワールドの住人です。

 僕は、気持ちを出力する気(鳳閣星・調舒星)がありません。
 表現力がないことになりますが、毎日、言葉を連ね、日記を書き、講座を書いています。
 自分のこともたくさん書いていますから、個人的表現もしています。
 でも、書きたくて書いているわけでもないのです。書くことに満足感も充足感もないです。
 一日人としゃべらなくても平気です。淡々と、言葉でしかできない故に書くわけです。

 二宮さんも、個人感情から、積極的な前進力はでません。
 サービス精神旺盛に禄存星を発揮して、気を引こうというような自己顕示もないでしょう。
 必要ならやるでしょうが、それはどっちでもいいことです。
 天報星のバランスも働くので、冷たいと誤解?されることもあると思います。
 あえて、人を理解したり、相手の立場でものを考えたり、それも意図的にはしないでしょう。
 でも、天報星って、わかってしまう能力があるので、鋭い視点で人は見抜いています。

 五行のない気があると、それが剋す気は、葛藤なしに自然に使うことができます。
 禄存星司禄星は星としては土性で、土剋水となって、水(玉堂星・龍高星)が使いやすい星。
 東の龍高星は、壬→甲←癸 と両方から気が集まってくるので、龍高星への集中力は高いです。
 年支は、若年時でもあり、仕事場でもあります。この龍高星が大事です。
 日干火性の龍高星は、既存現実向きではないです。固定観念をもちません。
 常識的ではないともいえます。自分の感じ方考え方で思考を作ります。
 龍高星は常に疑問と改革が同居して、最善の問題解決を模索しています。
 火性の龍高星は、それを長い思考ではなく、直観的、瞬間的にやることができます。
 頭の回転が速く、瞬時に物事に反応し、最適な対応力の発揮となります。
 だから、緻密さと瞬間判断、思い切りの良さが必要な外科医もこなすことができます。
 あ、ドラマの中の話でした f^_^;

 この龍高星甲が心の調舒星己と干合和合します。それに連動して天干も干合和合します。
 改革的知性と過敏な感受性という反対の精神作用が干合で和合。
 調舒星の表現力に改革が加わって、もっともっとと、完全表現に近づこうとします。
 表現することへの向上心が高まり、完全主義的な目指し方をすることになって、
 調舒星の個人感情は消えて、ひたすら完成度の高い「表現」を求める本能です。
 まだ役割のない子供時代には、母親と自分の感情が干合することになり、
 母には異常に執着する可能性もあります(環境にもよるのでなんともいえませんが)。

 これと、天干の戊癸干合が連動すると、天干に丙丁(虚の陰陽自我)が生まれて、
 天地合わせると、役柄(虚の自我)が完全な表現力を目指すという形ができあがります。
 ついでに、本元の車騎星と石門星も干合和合して、これは、役割意識が最大値になります。
 役割を持った別自我が、そのために、闘争心を背負う。
 時には仲間に対しても、それを求めることもあるでしょう。
 どの構造も、スイッチが入ると個人感情を無視するような役割を果たす精神となるので、
 クールで薄情と思われることもあるでしょうが、そういうことではなくて、
 情的になっていてはできないことをする役割、と考えるべきでしょう。
 「計算高く」見えても、それは違います。「計算できる」、という能力です。

 天報星って、感情に左右されるのを嫌う本性があるので、離れた位置で、状況をみています。
 名監督と言われた、プロ野球の野村元監督や、やはり監督になった、牛島元投手も、
 同じ13番天報星です。陰の司令官としての能力は高いので、嵐の皆さんも
 二宮さんが、何か言ったら、それに従うと将来いいことがあると思います(^^)
 冷静な先見性の持ち主です。
 演技者としては、極めて完成度の高い、ストイックな役者さんになる素質です。
 これって、ブラックペアンの外科医のイメージと見事に重なるんですよね・・・

 それから、嵐ファンの塾生さん情報では、二宮さんと同じ誕生日の人で、
 同じジャニーズ事務所の風間俊介さんという俳優さんが居るそうです。
 wikiには「主に俳優として活動を続けており、ジャニーズの演技派として定評がある」
 と書かれていました。完成度の高い俳優さん向きの宿命と言ってもいいでしょう。





 6/3(日)
 

 今日は巣鴨で友人お茶会。久しぶりのホームグラウンドです。
 以前、鑑定をやっていた時、巣鴨のルノアールを使っていたのですが、
 「ご自宅はご近所なんですか?」とよく聞かれるのですが、近所でもないんです。
 巣鴨は都電で20分+徒歩10分、JRだと徒歩20分+5分で、だいたい30分くらいです。
 ここは、比較的広くて、何時間いても大丈夫で、途中で日本茶のサービスもあります。
 面談にはいい環境かなと思って、そうなると、行動結果の丑丑にルノアールがインプット、
 近所のJRの駅近のルノアールばかりを待ち合わせ場所にしています。
 中では、巣鴨が一番落ち着きます。学生時代に友人が巣鴨に住んでいて、
 よく通っていたので、縁のある土地の安心感もあるように思います。

 

 おっさんずラブの林さんは真ん中が冬で両脇が夏。
 二宮さんは真ん中が夏で両脇が冬。反対ですが、やはり地支が全部水性火性の不安定。
 現実を普通に生きることは難しいし、既存にいればいるほど、落ち着けません。

 エネルギーの天将星と天報星は対極にあるパワーで正反対の質を持っています。
 エネルギーは陰転すると対極へ飛ぶので、天将星らしさ、天報星らしさを出しにくいのです。
 真ん中に天将星があるから、リーダーシップだとか独立して、とは言えません。
 バランスを考える一歩下がった大将であり、年齢とともに落ちつきを持った天報星です。

 月支本元に石門星があって、天将星で動くことを考えると、リーダーシップですが、
 日支天報星がブレーキをかけます。本来なら、丙←丁と光を集めてリーダーとなるのですが、
 天将星と天報星の相反するパワーが、逆に、天将星の偏る引力を発揮させません。

 ドラマの中では、実力ナンバーワンでありながら、組織的な部分ではまったくやる気を出さない
 それでいながら、常に全体を視野に入れる視点をもって、ニュートラルな位置にいます。
 ここ一番では、誰もかなわないパワーと気迫を見せて、周囲を圧倒します。
 この宿命にぴったり合った、役を演じていることになります。

 ジャニーズ系といえば、フォーリーブス(古すぎ)とスマップくらいしか知りませんでした。
 嵐のリーダーを検索したら、大野 智さんとありました。
 
 40・癸卯はとても大将という干支ではないのですが、月支本元に石門星壬があって、天将星。
 大野さんは癸→壬と陽に変化しての天将星。二宮さんがもしリーダーになると、
 目立ちたくない(あまりやる気の出ない)リーダーで、周囲を盛り立てるわけでもなく、
 むしろ自分が一歩下がって、結果的に周囲が一歩前に出て、というリーダーですが、
 この比較だと大野さんの方が、断然リーダー向きと言えます。

 大野さんは、本体・癸は受け身の穏やかな春の水で、組織にはいると、冬の大海(壬)です。
 これも偉そうな大将にはならず、禄存星とつながって、組織に和を作る役割です。
 人と人をつなげる輪も作って、穏やかなリーダーシップです。
 リーダータイプではないのですが、リーダーと言う役になるという感じです。

 月支壬→甲という気の流れは、補佐役的な位置で、細かい気遣いをします。
 天将星リーダー的な牽引力はでませんが、月年の害もあって、受容力はあります。
 お人好しで、人徳のありそうな人柄を感じます。

 二宮さん、説明しようと、〇や線を引いたのに、また、脱線しました。
 すいません。続きはまた明日。





 6/2(土)
 

 買い物に、外に出たら、お祭りでした(^^)/
 人が群がっていたのは、いわゆる「大人神輿」。久々に見ました♪
 かつぎ手は若い人は少なく、ベテランぞろい。足さばきがきれいで、
 威勢よりは、格式めいた風格があって、静かな気迫が伝わってきました。
 「伝統」という言葉が思い浮かんで、率直に感動しました。
 周囲の人たちも、胸打たれたようで、口々に「すごいね」「初めて見たけどいいね!」と。
 胸の奥底に眠っていた、野性のようなものがふつふつと沸き上がってきたのですが、
 家に帰った時は、もう、消えていました f^_^; でも、いいものを見ました(*^ 。^*)

 今日(6/3)は寅の日。寅は春の始め。甲が本元にあって、木性が強まります。
 木性の気に宿る感情は「怒」。
 よく肝臓が悪くなると、怒りっぽくなるといいますが、東洋医学では木性の乱れです。

 そこで、宿命に卯辰を持つ人の寅の日は木が強まるので、怒らないように、が注意です。
 卯辰の両方を持っていると、普段は害で受容力を発揮できますが、
 寅の日は方三位が成立して、害よりも木性強化が優先されます。
「怒」感情が強まらないように要注意です。
 昨日の刑にもあったように、方三位は三合会局と争うくらいに強い位相法です。
 方三位の解説では、なんとなく流れがつながるとか、いつのまにか、どこかへたどりつくとか、
 自然体での流れが強調されますが、強くなる気の影響は、見かけ以上です。

 韓ドラから邦ドラに切り替えたせいか、へー、こんな人がと思える人に目が行きます。
 占いでは名前は知っていても、実際に目にするのは初めてだったり久しぶりだったり。

 

 お医者さんものですが、個性的な俳優が揃っていて見ごたえがあります。
 なによりも主人公がスーパーマンなのがいいですね。
 天才という設定で、ずっと天才ぶりを示してくれるのが何よりです。
 妙に人間臭さを表に出したり、天才も人の子だと思わせないキャラ作りがいいです。
 本物の医学界からクレームが来ても、ドラマはドラマです。
 ブルースリーが強すぎると文句を言う人はいないでしょう。

 

 芸能通の塾生の人と話をするときに、ドラマの役柄と宿命が一致していて、
 プロデューサーは算命学を知っているんじゃないかと、冗談で言ったりします。
 夫婦役の相性がぴったりだったり、役のキャラクターと宿命がぴったりだったり。

 座下天報星は、バランス感覚に優れ、完成してくるほど、中間点を居場所にします。
 スピード感があって、しかも、瞬間的に因果を読み取るすぐれた直観力を発揮します。
 二宮さんの場合は、前剋もないので、余計なことはしない。
 限られた行動半径の中で、自分の居場所を得て、役割を果たします。
 天報星は居場所が大事。揺れ動いているようでも、定点を探しています。
 それから、天報星の人は表からでは本心がわかりません。違う顔があります。
 表は強気に見えても、内実は案外心配性で、気弱だったりします。

 主役でありながら、影が薄いために、わき役が光ります。二宮さんの個性です。
 脇役を主役にして別のドラマがつくれるかもと思わせるくらいに、良い存在感です。
 これもまた、目立つ極に立とうとしない、天報星のなせる技です。
 陽転前では、逆に、自己顕示が強まることはあります。目立つ天報星は完成手前。

 

 天報星の本物の外科医です。天報星は必ず、座下は水性か火性で不安定な居場所です。
 揺れ動く座下をコントロールできるかどうかが一生の問題になります。
 北島さんは、プロ野球の王貞治選手の胃がんを執刀されたことで有名になりました。
 同じ天報星で動く外科医でも(あ、二宮さんは外科医じゃなかったですね f^_^;)
 こちらは、座下へ気が流れ、細かい神経と、瞬間的インスピレーションが能力です。
 二宮さんが対冲のテクニックだとすると(あ、違うけど)、こちらは支合の緻密さです。

 天報星は「きまぐれな星」といわれます。その一面はありますが、
 実質は、感情に左右されずに、ニュートラルな位置で俯瞰できる人を作ります。
 そのプロセスでは、精神と現実の不一致に苦しみ、真ん中スタンスが難しく、
 周囲から見ると落ち着かない人になるのですが、
 外科手術のように、先の見えない動乱の世界では、冷静な先見性を発揮し、
 瞬間的に最善な方法を見出すことができます。
 日常生活での不安定さは否めません。

 それにしても、北島さんの宿命は才能が満載ですよね。気になったら調べます。
 
 医師が二人いましたね。才能を発揮する宿命ということは間違いないでしょう。
 東さんは、立教大学文学部心理学科中退と経歴にありました。
 天報星と医者で検索したら、精神化のお医者さんが結構いたんですよね。
 ポール牧さんは芸人ですが、元僧侶でした。2005年に自宅マンションから投身自殺。
 自我薄で剋が多くて、暗合異常干支で、連唐干支が二つですから、
 才能を発揮できないと(中間点を得られないと)、不安定さに揺れることは確かでしょう。
 ジュールホフマンさんも、優秀な医学者のようです。
 2011年 ノーベル生理学・医学賞 (ブルース・ボイトラー、ラルフ・スタインマンと共同受賞)。

 (。´・ω・)ん? あれ、ブラックペアンの二宮さんの話でしたね(ーー;)
 どうも、今年はこんな感じで、右往左往しています。すいません。
 すべては天中殺のせいです(笑)





 6/1(金)
 

 週間運勢や今日の運勢では、刑は一律刑にして、自刑は「同」として扱っています。
 ここでは、算命学スタンダードに近い形にして、細かい分類をしています。
 

 刑というのは、「争いと刑罰」を定めたものです。
 考え方としては、「花いちもんめ」です。
 
 懐かしいですね。よくやりましたね。古すぎ?
 三合会局軍と方三位軍に分かれて、大将の取り合いをするわけです。
 三合会局は季節を超えて、先陣、大将、後陣という三つの強力な布陣を作ろうとします。
 一方で方三位は、同じ季節の3人が手をつなぎます。
 どちらも中心は大将。今日の子卯の旺気刑は大将同士の争いなので、最も激しいと言われます。
 大将同士が争っている、冬と春は、冬は亥が代理、春は辰が代理、他は、夏は午、秋は酉が大将。
 見方を変えると、子と卯は大将としてはちょっと弱くて、参謀の辰や亥のほうが大将らしい?
 いずれにしても、三合会局vs方三位で争うわけですが、決着はつかないので刑となります。

 大将(亥、辰、午、酉)はどっちの陣営につくのか、悩むわけです。それが「自刑」
 亥、以外の季節の始め(寅・巳・申)は先鋒を務めるので、激しく前進して交戦。生貴刑。
 大将は戦局をみながら、どうしようかと悩みます。自刑。
 後方部隊は辰以外の季節の終わり(丑・未・戌)で最後を争います。庫気刑。

 庫気刑はエネルギーで言えば、天庫星エネルギー、終りの北に位置します。
 北は目上の場所で、目上との戦いと定義付けられています。
 こういうほうがわかりやすいといえばわかりやすいのですが、
 そうやって決めつけると、例外が多くなって、当たらないってことになります。

 庫気刑の未丑戌は、季節の終わりを調整する役割をもった土性です。
 地に足を付けて、戦いの最後を締めくくると考えれば、刑=調整力とするのがいいでしょう。
 宿命に庫気刑のある人は、口うるさくはなりますが、細かい気遣いのできる人です。
 問題を修正して、それを何とかしようとする本性を持っています。
 だから、問題があると黙っていられません。そういう人って、必要ですよね。
 相手が目上であれ誰であれ、言うべきことは言う。

 3つの組み合わせでは、「戌」が庫気刑の代表です。丑と未は対冲関係になるので、
 実質の庫気刑は戌絡みのものをいうと考えてもいいように思います。
 だからといって、戌の人が争いが多く、口うるさいと言っているわけではないです^^;
 わけではないですが・・・まぁ、しっかりと頼もしい人が多いということで(^^)
 で、庫気刑の日は、問題を調整して、より良い現実にする、という日です。
 かっとすると、いいことはありません。瞬間反応しないように気を付けます。

 占いでは、三合会局も、方三位もどちらも壊す要素となって、凶神と考えられています。
 でも、そういう吉凶は現代では意味はないので、役割や能力として、刑をとらえます。

 

 林さんの宿命、続きです。この宿命は日年が夏で、真ん中だけ冬。地支がすべて水性火性。
 今回何度も登場した亥子巳午という、夏と冬で本元も火性と水性の4支は、
 現実を作る土台としては、危うさを持っています。異常干支の大部分を作ります。
 火か水が土台の家を想像してみてください。
 地上戦は難しいのでどうしても空中戦をまじえた生き方にならざるをえません。

 夏に挟まれた冬の本元「壬」玉堂星が三方に気を流して、これが中心になります。
 内側(調舒星)とは激しい激突関係ですが、外の鳳閣星とは和合性のある剋関係です。
 天極星ということもあって、この入力装置は環境(鳳閣星)に従って、
 必要なものをインプットします。家では母の言うことは聞き難いのですが、
 外では冷静に環境に従える思考ができます。監督の言うこと、シナリオにあることを入力。
 それが甲に流れるので、甲を演じる役柄とすれば、個人感情(丙)を消して、
 役柄をアウトプット(丁)できる、名優ができあがります。





    


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