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オダジョー&香椎由宇、第2子来春誕生!現在妊娠5カ月
俳優のオダギリジョー(37)の妻で女優の香椎由宇(26)が、妊娠5カ月であることが30日、分かった。2011年2月に長男を出産しており、第2子となる。出産予定は来春だが、関係者によると10月中旬から体調不良が続いており、出演中のTBS系ドラマ「クロコーチ」(金曜後10・0)を降板することも明らかになった。11歳差の大物役者夫婦に来春、待望の第2子が誕生する。複数の関係者によると、香椎は現在、妊娠5カ月。本来なら安定期に入っているが、妊娠の影響で10月中旬から体調不良が続いているという。ドラマの出演は続行する意向だったが、大事を取り、やむなく降板を決めた。香椎はオダギリと2005年に映画「パビリオン山椒魚」での共演をきっかけに知り合い、交際に発展。約2年の交際を経て08年、互いの誕生日にあたる2月16日に結婚した。
  *綱渡り夫婦のような、危なそうな二人です。が、それゆえに、いいのかなという気もします。
 

 ここではあまりみかけませんでしたが、同じ辰巳天中殺(31-40)同士です。
 同じ天中殺同士は、どの天中殺でも気の波長は合うので、気持ちの上では○なのですが、
 実際に生活して行くと、「同じ」であることのマイナスが出てきます。影響が大きいのは、
 寅卯が一番でしょう。次いで、辰巳、午未と続き、申酉、戌亥、子丑の3つは、功罪半ばですが、
 実際にもうまくやっている夫婦をよくみかけます。

 辰巳同士は、同じ質、波長で気の相性自体は良いのですが、一緒に生活すると、運の振幅が激しくなり、
 安定とか穏やかな関係には成り難く、良い悪いが極端になって、運命バランスを保ちにくくなります。
 時に、取り返しがつかないくらいこじれてしまうことがあって、激しい争いもします。
 友人や同僚程度の距離があるとうまく行きますが、夫婦、親子、恋人という密な関係だと
 難しい相性と言えます。夫婦の場合、二人だけだとこの傾向は強まり、家族の数が増えることで
 安定します。特に、子供の数が増えると、不思議とバランスがとれてうまく行きます。

 秋先(申)と秋後(戌)は、同じ季節ですが、異質感があって、自然に和合するものではありません。
 共通点は少ないのですが、自分にはない魅力を感じ、惹き合うのですが、結婚向きとは言えません。

 関係を象徴する領域図は、やや斜めにこすれ合うような感じは否めません。
 これは刺激にもなるのですが、小競り合いも多くなるでしょう。それでも、一緒に暮らせるだけの
 共通領域は確保されています。大半会と天剋地冲という両極端の縁があって、絆は強いほうです。
 6差の打ち合いは、香椎さんがオダギリさんの心を一方的に打つ形で、香椎さんが面倒を見る側です。
 オダギリさんは、初期には気持が解放されますが、長く続くと干渉を受ける不満も蓄積されそうです。

 香椎さんの配偶者の気は、座下本元、父親と同宮していて、父の代わりになるような人が相手です。
 和合性のない偏夫が1気しかないので、安定した夫とは言えません。結婚前までは、父(7)が
 心にある自分の思考(1・龍高星・客入力)を激剋しているので、考え方では父の影響が大きく、
 それに代わる夫が、父と違っているほど、座下の違和感は増して、大きな不安定要因になります。
 オダギリさんは、妻の正干が仕事の場に1気だけで、しかし、中殺されていて、
 もともと家庭願望は薄いはずで、この結婚はどうだったのだろうかという気はします。

 

 ふたりとも天中殺中で、香椎さんは、大運と同じ心・害の時で、今の体調不良が心配されます。
 オダギリさんは、妻の気が巡っている干合年で、心・害で、香椎さんと連動しています。
 救いにはなりませんが、夫婦であることのつながりを示す印にはなります。
 救いという意味では、オダギリさんは、宿命でも大運でも、家庭に半会があって、
 なんとかまとめあげる運気が補助しそうです。

 相性も宿命も、結婚に対しては、かなりの確率でノーとなるのですが、救いはふたつあって、
 ひとつは子供で、香椎さんは直下と心の中に子供の気があって、オダギリさんは心の支えに
 子供の気があります。天中殺相性にもあったように、子供の存在がカスガイになりえます。
 もうひとつは、香椎さんの心と家庭の天剋地冲です。まっとうな相手とは家庭生活を作れずに
 離婚率は高くなるのですが、この形は、なぜか不安定な相手を求めるようなところがあって、
 危うい関係でありながら、つながっているというケースを良く見かけます。
 
香椎さんがオダギリさんの中に、父と同じ像を見続けていられる限り、問題の多い相性ゆえに、
 案外、波乱を超えていけるような気がしないではありません。


 
                   

                                                


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<脅迫容疑>漫画家を逮捕…兵庫県警
兵庫県警尼崎南署は29日、同県尼崎市元浜町4、漫画家、松永豊和容疑者(49)を脅迫容疑で逮捕した。逮捕容疑は今年4月7日、6月実施の尼崎市議選に日本維新の会公認で立候補した男性のホームページに「お前らの戦争にわしらも巻き込んだら殺すぞ。大阪都構想に尼崎を入れるな」などと自宅パソコンから書き込み、脅迫したとされる。松永容疑者は容疑を認めているという。男性は選挙で当選した。当時のツイッターに松永のツイートが残っている。"きのう日本維新の会本部に電話したら日曜で休みだったので、このHPを 見つけて、勢いでコメント欄に「殺すぞ」と書き込んだけど、さすがにまずいかと思って、本人に電話して削除頼んだのだが、まだ削除されてない。いつまでも晒し続けるつもりなのかな? 不思議だ。かなりの問題発言をしたと思うのだが全く騒ぎにならない。そう、俺は橋下など敵視してない。人間など敵ではない。神であり運命、それが俺の真の敵である。俺の言動の真意は売名。目立つことをして自分のHPを注目させようとしたが、やはり閑散としてる。なんなんだこれは。俺の作品を読め!"
  *ツイッターのコメントを手掛かりに、なぜ、このようになってしまったのか、推測してみます。
 

 きのうと同じ9番ですが、もちろん、9番が悪いわけではありません。
 どんな宿命にも、本来の役割りや能力とは違ったところで、星や気を燃焼させることがあります。
 気の配分から見ると、自我と入力で70%弱。前剋なしですから、頭でっかちの自我が主体です。
 このふたつからは、知的なスペシャリストがイメージされます。
 エネルギーも若年、墓内(天庫星)の凝り性のめり込みで、専門分野へ向かう仕組みは出来ていました。

 問題の一つは、仕事場と精神1にある「a」(石門星・主自我)です。これが、目立つ場所にある以上、
 単純に個人的な能力として知性を活かせばいい、というわけには行きません。
 「a」というのは、自分と陰陽の自我のことです。似て非なるものですが、和合性のある気です。
 自分と類似のものを取り込むか迎合するかして、自分の一部を作る働きです。
 仲間と仲よくという簡単なものではなく、周囲を自分と和合させる本能を満たす必要があります。

 主気水性(下一桁0,9)の「a」は、ちょっと変わった働きがあって、明るい和合性ではありません。
 「裏工作的な政治力や秘密裏の集団などを意味する(政治、宗教)」と説かれているように、
 自分が表に立ってリーダーシップを発揮することはなく、裏側で、人々をまとめる役割りがあります。
 「動乱にあって平和を作る」役割りで、自己犠牲的に問題に取り組み、動乱を収める働きをします。
 この、動乱→平和、という図式は、周囲が平和だと自分が動乱を起こす側に回ることになります。
 自分が問題を提起して、自分で納め役もするのですが、それはそれで役割だとも言えます。

 しかし、一歩間違えれば、平和をかきまわすだけの、波乱要因で終わってしまうので、
 水性の「a」は、何よりも髙い教養が必要、となっています。心の「e」(玉堂星・主入力)と
 ワンセットになるのはわかりやすい宿命配置で、その「e」が正しく燃焼するかどうかが鍵です。
 「e」の稼動を左右するのが、「A」(貫索星・客自我)です。この自我が鍛えられないと、
 「A」+「e」は、理屈で自分を守るという自己本位な保守精神となって、弁解上手になったり、
 自己を正当化するための知恵として、働くことになります。

 ツイッターの自分勝手なものいいは、あきらかに、自我と知性の陰転現象であり、
 その背景には、鍛えられなかった自我(甘えて育った?環境など)があるのだろうと思います。
 そこに、月年の支合です。この「合」は天軸支合(精神支合)と言われるもので、その時の心と現実を
 なんとしても一致させようとする作用です。周りの意見や常識などに左右されずに、自分の信念を
 そのまま現実に反映する結合です。これも、未熟な自我だと、身勝手な思い込みや妄想を実現しようと
 する働きになって、支合というのはどこにあっても、執着に近い呪縛となって行きます。

 そして、その思いは、年日の半会へとバトンタッチされて、盛り上がりながら、結果を出そうとする
 行動へと発展します。この半会は動きながら自我が強まって行くので、身勝手な論理が拡大します。
 能力としてなら、見事な流れを作る位相法が、主体の自我が鍛えられていないと、曲がった方向でも
 止まれない勢いとなって、こんな事件を起こしてしまうことにもなるわけです。

 運勢的にも、今年は、気持が大半会で盛り上がって、位相法の動きを加速させて、
 地から足が離れた暴走を、後押しする勢いを作ってしまったようです。
 でも、もしかしたら本人は、やっと注目を浴びたと、喜んでいるのかもしれませんが・・・



 
                   

                                                


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MBS・松本麻衣子アナ、元Jリーガー・鈴木悟さんと結婚
毎日放送の松本麻衣子アナウンサー(31)が、C大阪などでプレーした元Jリーガーで会社員の鈴木悟さん(38)と結婚したことが28日、スポーツ報知の取材で分かった。10月中旬に婚姻届を提出しており、来年1月に挙式・披露宴を行う予定だ。明るいキャラクターを生かし、MBSテレビ「ちちんぷいぷい」、「痛快!明石家電視台」など多くの番組で活躍する松本アナが、元Jリーガーと“ゴール”を決めた。鈴木さんは1998年に順大からC大阪に入団。04年に京都に移籍し、07年3月に現役引退。ディフェンダーとして計9年間プレーした。現在は制作会社に勤務している。2人を知る関係者によると、出会いのきっかけは松本アナが以前担当していたサッカー中継だという。鈴木さんもスタッフの一員として共に働き、徐々に交際へと発展していったようだ。
  *これはちょっと心配な組み合わせです。
 

 9番は精神と現実の自分が連動しない、特殊な構造をもっています。松本さんはそれが顕著で、
 自分を取り囲むように「5」の壁が出来ています。その後ろに現実の自分があって、明確な分離です。
 「夫」は正干(夫1)として居ますが、壁の向こうの中殺された年支の中にあって、遠い位置です。
 他に異性干もないので、通常は晩婚で、結婚願望がわかないこともあります。

 鈴木さんは、配偶者の気がなく、母2の場所に仮の妻が入ります。
 母縁次第ですが、これも結婚は急がないでしょうし、積極的に女性を口説く人でもなさそうです。

 形は今一つ安定感はありませんが、共通領域は十分にあって、一緒に暮らせる形です。
 戌亥天中殺の場合は、できるだけ、上半分に共通領域があったほうがよく、ふたりとも戌亥なので
 この位置関係は心地よいものです。共通領域のパターンでは、「2領域北方型」といわれるもので、
 落ち着きのある静かな家庭作りをする領域です。夫婦の結びつきはかなり固く、波乱があっても
 乗り越えることができます。両者に共通の精神的価値観があるとより結びつきは強くなります。

 日番号同士が6差の打ち合う関係で、この形は、一方的に松本さんが打つ側になります。
 松本さん主導で、面倒見のいい妻になります。打たれる鈴木さんが前進力が強いと、
 それが圧迫になるのですが、幸い、鈴木さんは前剋がゼロで、仕事や役割以外では、
 それほどの前進力はでないので、これも、この関係においては大きな問題点にはならないでしょう。
 とはいえ、剋構造の少ない鈴木さんの自己循環思考パターンが打たれることにはなるので、
 不満が蓄積されて、爆発しないとは言えません。

 ふたりは、同じ戌亥同士です。気心がしれるという意味では、一番の相手だろうと思います。
 戌亥同士は、お互いに、現実が苦手という共通弱点があって、ハンドルのない車に乗る相性といわれ
 方向感のない道行になる可能性はあります。また、自分の世界を持つ戌亥にとって、
 相手も同じように、自分の世界を持つことへの理解はあって、ある程度の距離を保ちながら、
 お互いを大事にすることができるので、生活感の薄さを割り引いても、良い相性と言えるでしょう。
 それで、ぶつかり合いが起こる季節相性をどこまで相殺できるかというところです。

 強い縁はありませんが、月月の干合があって、前世因縁を感じさせます。
 ただ、この干合も2巡で終わり、それほど深いものではありませんでした。
 

 最初の干合で、3-33の納音(静止、助け合い縁)が出来て、そこから、松本さんの日と年が
 鈴木さんの月と干合します。最後は、大半会と、下一桁が木性の陰陽となって、縁は強まりました。
 しかし、原図も干合図も、地支に対冲があるせいか、ピンと来るものではありません。
 小競り合いが日常的に起こりそうな気配があります。

 

 今年は、松本さんが月干合で支合、結婚願望が出てきてもおかしくはない時で、
 鈴木さんは害刑、松本さん主導で結婚へと向かった感じがします。
 大運も年運と同じ位相法で、2005年から、宿命にない子供の気(下一桁2,1)が巡っていて、
 子供を作れるような運勢になっています。松本さんの結婚はうなづけるところです。

 鈴木さんは・・・ひっぱられた結婚という気がしないでもありません。相性もぎりぎりという感じで、
 松本さんの宿命では、鈴木さんがお相手でなかったら、だめになる可能性も高いと思いますが、
 仮妻で、打たれる側が鈴木さんであるがゆえに、もしかしたら、持続できるかもしれません。
 しかし、かなり危うい夫婦だと思います。いずれにしろ、鈴木さん次第です。


 
                   

                                                


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東野 離婚理由は「何考えてるか分からない」
お笑いタレント・東野幸治(46)が27日に放送された関西テレビ(関西ローカル)の「お笑いワイドショー マルコポロリ!」で、離婚後10年で復縁した妻との離婚理由と再婚理由について告白した。東野は昨年7月に、元妻の女性と一昨年(2011年)はじめに復縁し、再婚していたことが明らかになり、話題となった。東野と妻は91年に結婚し、01年9月に離婚。04年からは籍を抜いたままで2人の娘とともに都内で同居を続けていた。再入籍の理由について、当時東野は明らかにしていなかった。結婚生活の最後には妻から「何を考えてるか分からない」「あなた、人を愛したことないでしょ」とバッサリと言われたことを正直に明かした。
  *何を考えているのかわからない、人を愛したことがない、と言われる部分を宿命から考えてみました。
 

 41番、42番は「日居中殺」といわれる番号で、11番、12番の「日座中殺」と30番違いの対岸にあって、
 日座が現実生活の居場所フレームが希薄になっているのと対照的に、「精神中殺」と呼ばれるものです。
 「心 中殺」というのは、生月中殺にも現れることですが、「精神」というのは、無意識下の本性で
 まったく自覚できるものではありません。算命の干支解釈での、41番の冒頭の文句は、
 「本能的に自己本位の活動をして、回りのものを自分の世界に引き入れる傾向をもつ」となっていて、
 "本能的に自己本位" というところが、精神中殺を表している文言です。ちなみに、"本能"で検索すると、
 35番が "守りの本能が強い" とあるだけで、他にはありません。41番の特性です。

 自分では、気を使い、普通に生きているので、本能的に自己本位という自覚はないと思いますし、
 みるからに自分勝手なわけではありません。心配りもできるし、やさしさも十分に持ち合わせています。
 肉体的にはタフな人が多く、まじめで、良く働く人という評価は得ます。
 ただ、自覚ができないというのはあるでしょう。現実的な失敗や問題から学ぶことはあっても、
 精神的な意味での自己反省はできないようになっています。同じ石に何度も躓きます。

 「精神の貴人・行動の野人」と呼ばれるように、精神的には純粋ないい人が多いのです。
 精神的な意味では、天性に「正しさ」を身につけていると考えられます。
 イコール自分が「正しい」行いをする、というつながりがないのが、行動の野人と言われる部分です。
 気持ちと行動のギャップが大きくて、性格の中に老成した部分と幼稚な一面が同居することも特徴です。
 概ねはそれが人を引き付ける魅力になります。また、自分を省みないので、人への批判力は強いです。
 通常は自分も同じだから言えないようなことも、正論として、ズバリということができます。
 強い批判精神を持つことは、役割の一つです。

 愛情面を見ると、妻の正干は外にあって、周囲には妻2が3つもあります。「C」(禄存星・客取得)は
 愛情の星、お金の星と呼ばれていますが、これはあまり結婚に向くものではありません。
 自分が対象を激剋する構造ですから、「取得」に対しては客観的で、身につくものではありません。
 恋愛でも、強い愛情を示すのですが、それは相手を取得したいわけではなく(実際はそう見えますが)
 ただ、ひたすら相手のために役立つような奉仕の精神を発揮します。恋愛の場合は、欲望も入るので
 獲得願望も現れますが、それが目的ではないので、獲得するとこの星は稼動しなくなり、
 別の対象を求めるようになります。浮気者というのではなく、愛情を傾ける対象です。
 困難な恋愛ほど燃えたりします。若い時は恋愛執着も強まるのですが、だいたい成就しない方向です。
 困っている人を助ける、というのが最も象徴的に、「C」の稼働力を高める行為です。
 そこで得るものは対象そのものではなく、「感謝される気持」であり、「役だったという達成感」です。

 少なからず、「C」には自己顕示欲が内在します。感情的な奉仕の精神ではありません。
 情的な愛情という意味なら、「b」(調舒星・主表現)のほうがよほど強いでしょう。
 「C」がお金の星というのは、お金は、達成感に変わる、自己顕示を満たす数値的評価になるからです。
 自分の行為が、数字で評価される。欲しいのはそれであって、お金そのものではありません。
 ですから、得たお金はもっと高い達成感を求めて、投資され、回転財と言われる循環を生みます。
 結果として財を成すことはありますが、それを目的にすると、この星は不完全燃焼を起こします。

 「C」は最大稼動するほど、個別性は薄くなります。やさしく、愛情に満ち溢れているようにみえても、
 恋人や妻は、自分が個別的に愛されているという自覚は持てないかもしれません。
 「私でなくてもいいんじゃない」という疑問は抱くでしょう。そして、日居中殺はそう言われても
 それに思い当たることはできないかもしれません。

 ただ、個別的な愛情じゃないからこそ作れる、居心地の良い環境というのはあるでしょうし、
 「C」を目立つところに抱えた人にとっては、他の愛し方はできないのですから、
 やはり、それが東野さんの、妻に対する愛情なんだと、思うのです。


 
                   

                                                


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ジャッキー・チェン右耳ほぼ聞こえず=映画「サンダーアーム」超絶アクションで
アクションスターのジャッキー・チェンについて、長年の過酷な映画撮影で右耳がほぼ聞こえなくなっていると香港メディアが報道。ニュースサイト・新浪網(SINA)のインタビューで、ジャッキー自身がこれを認めた。命に関わるようなケガだけで17回も経験し、鼻の骨折や脊髄のずれなど、まさに満身創痍(そうい)の状態。そのジャッキーについて、「右耳の聴力は2割程度」との報道が飛び出した。香港メディアの報道によると、1985年の映画「サンダーアーム/龍兄虎弟」の撮影で、高所から飛び降りた時に耳骨が裂けたのが原因。ジャッキー自身もこのほど、新浪網のインタビューで報道内容が事実と認めている。
  *wikiをみていたら、テレサテンと恋人同士だったと書かれていて、知りませんでしたね。びつくり!
 

 NEWSの内容とは離れてしまいますが、過去の相性診断をしてみたいと思います。
 50-30の大半会と50-5の心同士の干合。月番号が絡む干合は、前世因縁めいたものを感じます。
 領域図は刺激恋愛型。ジャッキーさんは半分以上含まれて、この形で結婚に至ることもあります。
 季節相性は大きな盛り上がりはありませんが、お互いに自然に気に入って、なじみやすさがあります。
 午未と申酉の天中殺相性は、長くいると、明確ではないのですが、違うなぁと感じるところがでてきて
 和合性は薄いのですが、午未に年殺があると、現実味が強くなって、申酉に近づきます。
 もし、申酉に年殺があって午未にない場合は、申酉が午未に近づいて、これも悪くありません。
 このふたつに関しては、年殺があることが違和感を薄くする働きがあります。

 17番は直下配偶者で、これが左右にふたつ。二度の結婚運を持つと言われる形ですが、
 配偶者や恋人の影響を強く受けます。また子供干が4つもあって、夫と子供に囲まれる形で
 才能を別にすれば、安定した家庭を持つことは、ひとつの選択肢だったでしょう。
 その子供の気を、歌という表現力として使う(歌を生み出す)という役割に使うことも生き方です。
 それでも、常にパートナーはいたほうがよく、ジャッキーさんもその一人だったのでしょう。

 ジャッキーさんの30番も陰陽の違いはありますが、直下に配偶者のいる暗合型です。
 そして、横にも妻が居て、これもまた女性の存在が必須で、執着型になります。
 干合はアクションスターとしての変幻自在の変化身としても使われることでしょう。

 このままでも、十分になりたつ関係ですが、干合の行方を追ってみたいと思います。
 ふたつのコースがありますが、まずは相性干合が先に起こった場合です。
 
 
 この形だと、最初の干合で離れてしまいます。これでは、ジャッキーさんは動けなくなって
 テレサさんが主導で変化します。宿命の月年干合も使いにくいのですが、変化させると
 今度はテレサさんに日月干合(左から2番目)が生じて、3番目の図になります。
 二番目の図が比較的納まり形ですが、干合の意味は弱く、最後にまた相性の月月干合が起こって、
 テレサさんの月番号は一巡して元に戻り、離れた形で収束します。
 この形はどうも、熱愛という感じにはなりませんね。

 もうひとつはジャッキーさんの日月干合が先に動いた場合です(ジャッキーさんが積極的なケース)。
 

 形は悪いのですが共通領域はあって、そこから日年の干合が発生します。
 2番目の図は、原形の位置を変えた形と同じで、これはひとつの納まり型です。
 54が42に変化して、ここで、相性で日日の干合が発生します。日番号が17-18となって3番目、
 これは、ふたり仲良く寄り添ううような形になって、これが究極でしょう。
 ここから、ジャッキーさんが日月の干合変化をすると、ジャッキーさんの日番号が一巡して4番目、
 これは、上の図と同じ終わり方になります。比べると、下の図のほうがずっと良い形です。
 ジャッキーさんが主導で動いて、2番、3番の形で納まるという流れのような気がします。
 

 交際時期ははっきりしないのですが、1970年代の終りという記述がありました。
 ジャッキーさんの天中殺にかかっていたのかなと思いますが、ふたりとも仕事運が強かった時期、
 それもあったのでしょうが、結ばれるような運命を持ったふたりだと思われます。
 人生に「もし」はありませんが、このふたり結婚していたら、また、違った人生になっていくのですから
 出会いと別れは、運命を変える大きな出来事なのだと、改めて思い知らされます。


 
                   

                                                


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藤原紀香が年下30代と再婚前提の交際
女優藤原紀香(42)が、30代後半の外資系テレビ局のシニアプロデューサーAさんと、結婚を前提にした真剣交際をしていることが25日、分かった。取材に対し、所属事務所を通じて認めた。お笑いタレント陣内智則(39)と離婚して4年7カ月。ついに再婚への道筋が見えてきた。出会いは、昨年12月。ケーブルテレビで放送された、Aさん制作のドキュメンタリー番組に藤原がナビゲーターとして出演した時だった。その後、友人として交流を深めていき、今夏には、Aさんが制作する日本の次世代スター発掘オーディション番組のメーン審査員にも、藤原が起用されていた。公私ともに尊敬し合い、仲が深まっていった。藤原は、07年4月10日に陣内と結婚するも2年後の09年3月23日に離婚した。
  *これも最初の結婚の相性です。相性が良くても別れるケースです。
 

 31番という共通番号を持って、21-51の納音縁(止め合う助け合い相性)と31-51の大半会(大盛)、
 ブレーキとアクセルが同時に働いて、うまく機能すれば、いい時に盛り上げあい、悪い時に止めあい、
 となれば、理想的ですが、ズレてくると、それぞれ苛立ちを感じることもあるでしょう。
 年月ですが干合もあって、秋先(申)と夏中(午)の季節相性も穏やかにうちとけ合う好相性です。
 これだけ強い縁があると、堅い絆となって、そう簡単に別れられるものではありません。
 お互いに、正配偶者を持っていて、結婚となれば執着、のめり込みもあると思います。

 反面、双方とも夫2、妻2があって、これが結婚に影響を与える可能性は大きいでしょう。
 特に藤原さんは、夫1が心の中で中殺されていて、現実の生活の場(座下)に夫2がいます。
 愛情和合する夫1はフレームレス(中殺)で形を作ることが難しく、代わりに違和感ある夫2を
 直下で激打することになります。これは、「5・D」(禄存星・客取得)となって、
 和合しない相手(距離が出来た相手)に、愛情を注ぎ続ける形になります。

 これが座下に愛人と言われる形です。実際に愛人でもいれば、それはそれで成り立つ形ですが、
 正夫と心で干合(暗合)していると、それもできず、取得できない愛情を注ぐことが結婚の意味になり、
 これは海に降る雪のような夫婦関係になります。当人はそうした誤差があることを意識はできないので
 すべては無意識下で起こることなのですが、正配偶者の中殺は、どこにあってもつらいものがあります。
 陣内さんは逆で、座下に妻1があって、これは納まり形です。浮気するかどうかは別にして、
 外に愛人というのは、自然? な配置ではあるので、逃げ場はあります。

 恋人時代とは違って、一緒に生活するようになると、問題になるのが、天中殺相性です。
 午未と辰巳は刺激があって、出だしに惹かれやすい要素が集中します。
 午未にとって辰巳は刺激的な相手で、一瞬にして視野が広がるような昂揚感を得ます。
 辰巳にとっては、穏やかな安定をくれる午未に、居心地の良さを感じます。
 それぞれ色あせるのも早く、辰巳は午未を口うるさい相手だと感じ、午未は、こんな人だったのかと
 思い違いに気づかされて・・・となるので、この天中殺相性には縁の強さが必要になります。

 縁の強さはあるので、これだけなら乗り越えられそうですが、その他にも、目立つ違いがあります。
 家庭の星では、藤原さんが「D」(車騎星・客闘争)で陣内さんが「c」(司禄星・主取得)、
 藤原さんは動的家庭の質で、陣内さんは保守的で自分が居心地の良い生活環境にこだわります。
 また、藤原さんの日年の害は動体視力の良さで、日常的には、相手の動きが気になります。
 これは、日年の破、対冲にも言えることですが、視野に入って来るものの動きに過敏になります。
 陣内さんは大半会、動いて行くうちに、止めようもなく盛り上がってしまうことがあり、
 お笑いなら意外なパフォーマンスになるのでしょうが、日常ではやりたい放題に見えるかもしれません。
 入力、後打がゼロで、それを規制するものもなく、人の注意も聞き流しそうです。
 藤原さんのいらいらが増えて、黙ってられない気質なので、争いも多くなると想像できます。

 正配偶者が日支、月支にある人の離婚というのは、かなり応えるもので、トラウマにもなります。
 藤原さんの構造は相手がだれであっても起こることで、一度経験すると、慎重になることはわかります。

 

 2007年~2009年、陣内さんは「害刑」の大運でした。結婚には迷いもあったでしょう。
 結婚年の年運は逆で、どうもこのふたり、運勢もちぐはぐでしたね。
 再婚に向かうという藤原さんですが、来年から天中殺、大運も切り替わり、夫1が運勢の気です。
 結婚願望が強まりますが、干合+害、というのは、彼女の結婚運のなさを象徴しているようです。


 
                   

                                                


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アリキリ石井正則が2度目の離婚 仕事と家庭の両立ですれ違い
お笑いコンビ・アリtoキリギリスで俳優の石井正則(40)が離婚したことが25日、わかった。所属事務所がFAXで発表した。10月中旬に都内区役所に離婚届を提出し、協議離婚が成立した。理由については、「仕事と家庭の両立にすれ違いが生じるようになり、離婚という結論に至った」という。また、慰謝料などはないとしている。石井は、1998年8月に元女性お笑いコンビ・VERSUSの亀村愛と結婚し2005年5月に離婚。その後、2009年5月に一般女性(35)と再婚していた。
  *最初の結婚の相性です。相性よりも個々の宿命が相性診断の決め手になることがあります。
 

 何度も結婚を繰り返す人の場合、相性の問題よりも、自分の宿命の問題が大きい場合があります。
 石井さんは、妻の正干(妻1)が年支にあって、そこが中殺されています。
 その上、妻の気がこれひとつしかありません。これが偏妻(妻2)なら、結婚願望も強まることなく、
 仕事に打ち込むようなタイプになるか、恋愛を繰り返すか、となるのですが、正妻がいると
 気持ちが結婚に向くようになります。ただ、石井さんの場合は、妻の位置も遠く、中殺されていて、
 それほど執着する形ではないのですが、中殺がよけいにこだわりを高めているのかもしれません。

 中殺された人物とは、その関係を形作るフレームがないことを意味します。
 妻1なら夫婦という形をしっかり作る枠組みがないので、だから、よけいに執着(努力)するか、
 形にこだわらない、独自の結婚生活を作るか、そもそも結婚願望がわかないか、この3つです。
 中殺の気は、結婚に限らず、そこに執着したり、なんとかしようという思いが強まるほど反転します。
 通常は年齢とともに諦念や受容力を身につけて、中殺の気を活用することになります。
 それが、爽やかさを生んだり、"いい人" を作って、人間的な魅力を高めたりします。
 フレームがない分、中殺星は拡大して、思わぬ能力になったり、その世界が新たな形で広がります。

 その上、石井さんは心と家庭の関係が「害」。これも、思い通りの家庭を作ろうとすると反転します。
 男性が「害」の場合は、いくつかのこだわりを満たしてくれる相手なら、相手に家庭を任せて、
 自分は仕事に打ち込む形で結婚生活を維持します。その場合、相手の結婚観がそれと一致しないと
 相手からみると、家庭をないがしろにする夫、という印象を持たれて、うまくいきません。

 石井さんは家庭と仕事の両立が難しく、それでも成り立つ相手であることが結婚の条件になります。
 今回のお相手の宿命はわかりませんが、最初の結婚相手、亀村さんは、夫1が座下にいて、
 夫執着は起こります。精神面でも夫2が刺激的に自分を打ちます。結婚は大事です。
 空間はありますが、夫に囲まれていると言ってもいいでしょう。石井さんのようなタイプなら
 結婚する意味はありません。共通の気と干合があって、縁も季節の相性も悪くないのですが、
 お互いの結婚観、ライフスタイルが違いすぎます。領域図も離れていて、それでも結婚に至るのは
 運勢と天中殺相性だろうと思います。辰巳と子丑が恋に落ちるときは、どちらかに閉塞感があったり
 曲がり角から、新しい方向へ向かおうとしている時です。救いの神のようにお互いを感じます。
 特に、辰巳(亀村さん)にとって、子丑(石井さん)は、アクセル役を果たしてくれて、
 ふたりともハイスピードの車に乗っているような昂揚感がでます。でも実際は暴走車。
 亀村さんのwikiには「石井正則と恋に落ち、駆け落ちとも”職場放棄”ともいえる形で引退・結婚」
 と書かれていました。極端な形ででてはいますが、これが典型的な辰巳・子丑の恋の有り方です。

 

 仕事場での縁でしょうから、年年干合すると、安定感はありませんが、刺激型で共通領域ができます。
 1998年は、石井さんはなりゆき任せの方三位。年干干合で、左の図になりやすい時。
 亀村さんは大半会と支合ですから、盛り上がってなんとしても、という気持ちになります。
 この結婚は亀村さん主導だったのかもしれません。

 石井さんの二度目の結婚は、大運で配偶者干が巡っている2009年。
 これはよかったのですが、2009年は天中殺年・・・
 2017年くらいまで、配偶者の正干が巡っているので、もう一回くらい、結婚があるかもしれません。


 
                   

                                                


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日テレ・森圭介アナ、一般女性と再婚していた
日本テレビの森圭介アナウンサー(34)が、一般女性と再婚していたことが24日、明らかになった。同日、レギュラー出演している番組『スッキリ!!』内で生報告した。司会の加藤浩次やテリー伊藤らから「おめでとう」と祝福された森アナは「私事であれですけど、先週結婚しました」と報告。加藤から「バツイチでしょ」と突っ込まれると、「久しぶりに戸籍謄本を見てハッとしました」と、苦笑交じりに語った。森アナは、2004年1月に当時同局の先輩アナだった魚住りえと結婚するも、2005年5月に離婚している。
  *元夫婦は、運勢による結婚という感じでした。
 

 魚住さんは、「9」が3つ並びます。頑固、純粋、一本気といった特徴が加わります。
 29番は複雑な番号で、夫2が中央にいて、これが偏配偶者ですが、自分の陰陽の「0」が座下にあって
 自分と現実の自分との間には微妙なズレが生じ、それが性質の二面性のような形で現れます。
 公けの顔と、私の顔、みたいな違いです。その私の顔のすぐ下に、干合相手がいて、
 本来は父親ですが、これが愛する人、夫、という人物に入れ代わって、干合的執着が起こります。
 通常、心の中の偏夫では、結婚願望は薄くなり、思いもそれほど強まらないのですが、この干合で
 親密な男女関係ができると、密着度が強くなって、相手への執着になることもあります。

 森さんは直下に配偶者がいて、他にはなく、家族を大事にする結婚向きの宿命です。
 この23番にも29番と同じような構造があって、異質の自分(4)が妻を打つ形になります。
 ただ、暗合引力の方が強いので、通常は納まり形ですが、そこに日番号同士の天剋地冲が加わります。
 精神は魚住さんが森さんを打ちます。年上のほうが何かと世話をやく形なので、悪くないでしょう。
 現実のほうは複雑で、森さんの愛情(8・妻1)が魚住さんの感情(2・子1)を激打します。
 現実の自分同士では、魚住さん(0)が森さん(4)を打つ形で、(5)の共通があるので、
 すぐにばらばらにはなりませんが、逆納音のような形で、打ち合う力は強まります。
 年番号(仕事場)にも同じ激剋関係があって、こちらは、森さんが魚住さんを打つ形です。
 仕事場では、森さんが魚住さんを気にかけるようになります。
 同じ午未同士で、波長は合って、精神面ではふたりだけの居心地のよい関係を作ることができます。

 問題は離れている三角形です。この形での結婚の離婚率はかなり高いと言えます。
 森さんの月年干合があると、24-43と変化して、共通領域もできるのですが、これは自分が含まれない
 仕事で使う干合ですから、恋愛期間中に起こったとしても、瞬間的な現象で終ります。
 

 化けた24と魚住さんの全部の「9」が干合します。日番号だけの干合だと、真ん中、全部が右端。
 同じ職場なので、職場内ではこうした図になる可能性もありますが、これで結婚は難しいでしょう。
 となると、なんらかの運勢要因が働いていると思われます。

 

 結婚は2004年1月、占い暦では2003年で、ふたりとも天中殺年です。
 平常心が難しいところで、森さんは年番号に干合があります。心大半会で盛り上がって、年干合すると、
 23・60・55は、23・60・43と変化して、これは相性図としても、悪くない形になります。
 

 仲良さそうに並ぶ二人の図で、ここに天中殺が加わって・・・勢いでの結婚となったのでしょう。
 別れた2005年は森さん「害」、魚住さん『支合」正反対の位相法で、かなりの葛藤はあったでしょう。
 そして、再婚は、魚住さんが2012年の新しい自分になる、律音年。
 森さんは、過去の心が壊れて新しくなる納音年。正反対の運気で再出発しました。


 
                   

                                                


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「笑っていいとも!」来年3月で終了 32年間の歴史に幕
フジテレビの人気バラエティー番組「笑っていいとも!」(月~金曜正午)が来年3月で終了することになった。22日の番組内で発表された。1982年10月に放送スタートした名物番組が32年間の歴史に幕を下ろす。番組の最後に突如、木曜レギュラーの笑福亭鶴瓶(61)が登場。「聞いたんやけど『いいとも』終わるってホンマ?」と司会のタモリ(68)に直撃。タモリは「来年の3月で『いいとも』終わります」と衝撃の告白をした。SMAP・中居正広(41)が「正式なことですか?それは」と問うと「正式なことです」とキッパリ。会場からは「えー」という声が飛んだ。2002年には通算放送回数が5000回を超え「生放送単独司会世界最高記録」としてギネスブックに登録されている。
  *タモリさん、今年は60年に一度の変化年(納音・衝撃年)でした。
 

 60番は、サザンの桑田さん、さんまさんなど、知名度の高い芸能人を輩出していますが、
 その割には、干支意味は、地味な裏方を示唆する文言が並んでいます。
 「庶民性が強く、世の中の最前線よりも一歩退いたところに活躍の場がある」、「受身の強運となる」
 「宿命的に人生の裏側を歩く。そうした運命を頭に入れて人生を歩むようにすることが成功のポイント」
 というように、世の中の主流にはなり難く、裏街道を行くような生き方に活路があります。
 とはいえ、12点の大将エネルギーに座して、仲間をまとめ上げるような力量はあります。
 表からは本心がみえない難しさがありますが、人には好かれやすく、幅広い人間関係を作ります。
 受け身の大将という特殊な本性が、たくさんのゲストと話題を展開する、司会業を可能にしたのでしょう。
 飾らない庶民性というのも、相手をリラックスさせる雰囲気を作っている要因でしょう。

 初期のタモリさんは、地味な名人芸タイプで、モノマネやイグアナの形態模写などが得意でした。
 また、インチキ外国語を使った「四ヶ国語麻雀」など、奇抜なアイデアと話芸で知名度をあげました。
 密室芸と言われるクロウト好みの芸達者です。日月の害と2点エネルギー(天極星)は高感度の感受性で
 ポイントをとらえることに秀でて、モノマネのプロに多く見受けられる宿命です。

 星を見ると、Ee、Bbという、陰陽ふたつの入力と同じく陰陽ふたつの出力があります。
 陰陽の入力では、葛藤が大きくなります。思っていることと自分の行動の不一致を感じたり、
 世の中の現象を自然に自分の中に取り込むことができません。存在と世界に違和感を感じます。
 この異質な入力情報の葛藤は、思わぬ創造力となって、力量以上の作品を残したり、
 不思議な芸術的感性として才能を発揮することができます。

 タモリさんは幼少より大人びていて、幼稚園にも行かずに、一日中坂道に立って人間観察をするような
 変わった少年だったそうです。この葛藤が、観察という方法論を生み、「害」+2,4点エネルギーで
 独特の自分の世界を早い時期から作り出していて、それが後の芸につながったのだと思います。

 陰陽の感性は和合性があって、「B」(鳳閣星・客表現)が表に出て、「b」(調舒星・主表現)は
 内側にこもります。繊細な神経を持ちながらも、おおらかさとやさしさが表面にはでます。
 周囲との和合性や協調性が出てきて、集団でもうまくやっていけますが、深入りはしないで、
 自分のスタンスは崩しません。人生観は内向的なものになって、人の入り込めない自分の世界を
 大切にします。ただ、表現する欲求は強いので、孤立は嫌い、社交性を身に付けることになります。

 運勢では、初旬に「大半会」の約束事、2旬目からは変剋律の才能天賦、という強運才能コースです。
 陽転条件となるような出来事は、小学3年生の時、下校途中に電柱のワイヤに顔をぶつけ、
 針金が右目に刺さって失明。2ヶ月休校して治療したものの、視力は戻らなかったそうです。
 初旬の約束事になるような位相法は、それを使うような出来事が起こることを意味していて、
 実際に、波乱の経験をすることによって、陽転条件を満たすことになると考えられます。
 ですから、初旬に約束事があっても、平穏な生活環境であれば、強運が発動しないこともあります。
 波乱は悪い事とは限らず、オリンピック選手のように、早くから特殊な世界へ偏った傾斜をすることも
 含まれていると思われます。約束事についての定義はあるのですが、現代にあてはまるものではなく
 多くの例を検証しながら、仮説をたてていくしかありません。

 流れとしては、10代中ごろから才能開花して、20代中ごろから強運の発動、となりそうです。
 芸能界に入るまでは、さまざまな職業を経験して、1975年に深夜番組『空飛ぶモンティ・パイソン』の
 タモリ専用コーナーで芸能界デビューしています。「笑っていいとも」は1982年のスタートです。

 星の稼動をみると、中央(自分・心)と東(仕事・行動)は6旬までずっと稼動していて、
 7旬から、南(精神1)と北(精神2)の稼動です。そして、7旬から晩年の大運天中殺が始まるので
 2010年から流れがはっきりと変わって来ています。そして、2013年は、納音年です。
 60年に一度の変化年に32年間の流れの終了を決意して、新たな晩年へと方向を変えて、
 まだまだ、活躍の可能性はつながっています。


 
                   

                                                


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「ごちそうさん」で注目 西の“NHK御用達女優”宮嶋麻衣って?
 過去10年の最高視聴率(27.3%)をマークし、快進撃を続けるNHK朝ドラ「ごちそうさん」。背高ノッポなヒロイン・杏(27)だけでなく、脇を固める若手の女優陣も注目されている。そのひとりが、「たみちゃん」こと野川民子役の宮嶋麻衣(27)。杏との身長差は20センチ。「あの小柄なご学友は誰だ?」と気になっている向きも多いのではないか。宮嶋麻衣は他のわき役陣と比べて、やや知名度は劣るが、実は関西圏のNHK御用達女優として知る人ぞ知る女優のひとりなのだ。NHK大阪制作の朝ドラでは「ごちそうさん」を含め、「ちりとてちん」「カーネーション」「純と愛」と連続4作品に出演。貫地谷しほり主演の「ちりとてちん」では、ヒロインの最終選考まで残ったという実力の持ち主だ。
  *偶然、きのうの上原選手とまったく同じ星並びでした。
 

 上原さんとの違いは、気の数が多いというくらいで、季節も同じ春の一支が3つ並ぶ形です。
 エネルギーの1と4は似たような意味があって、どちらも気持ちが先行して、現実は後からです。
 1点(宇宙エネルギー)は2つでも、せわしなく、落ち着いた居場所を持てないのですが、
 3つとなると、普通の生活を作ることは難しくなります。ただ、3つ揃うと一生同じエネルギーなので
 本人としての安定感はあって、同じ慌ただしさでも、それで持続的に流れて行くことができます。
 不安定も3つ揃うと不安定なりの安定となって、何か技芸を身につければ、それを坦々とこなして
 行くことはできるでしょう。ただ、短期決戦を繰り返すような意味はあるので、生活環境は常に
 変化があって、安定しないことが条件です。メインを一つに絞って、いくつかの趣味を並行して
 やっていくようなライフスタイルになるのかなと思います。

 上原さんは「D」(車騎星・客闘争)と「A」(貫索星・客自我)を野球で燃焼しています。
 宮嶋さんは、女優。上原さんのように、間に入る入力装置がないと、女優は難しいと思うのですが
 「3・D」→「5・E」→「7・自分」という客観的な流れが背景にはあって、「3・D」の激剋を
 「5・E」が緩和しています。これは星にすると、表には出ませんが龍高星・客入力で、
 人物なら偏母です。知性と(普通ではない)母が安定には欠かすことのできない二つの要素です。

 「D」の重なりは、負けん気の強さは高めますが、単純な闘争心の倍化にはなりません。
 客観性が強まることが特徴で、自己感情が希薄になって、ある種の冷静さが生れます。
 そこに、「E」が加わると、人の好き嫌いなど私情はなくなり、来るものは拒まない精神で、
 受け入れていく度量が広がります。どちらの気質も自分を飾ることなく、淡々としているので、
 人の役にたつことをあたりまえのようにやります。ただ、個人的な感情が薄れていくので、
 通常は自己感情の充足感が出てこないのですが、女優なら、むしろ自己感情は不要で、
 出力ゼロと同じような意味になって、まったく別の感情を創ることが可能になるでしょう。
 バーチャルな世界なら、1点エネルギーは自由に飛び回ることができて、不安定な世界故に
 そこは安定の世界となります。

 宮嶋さんは、初めは声優になりたかったそうです。日月の律音は、二面性ではありませんが、
 そこにいる自分と自意識との無自覚な異自分同一性です。声優や俳優はそれを満たすもので
 昨日の上原さんでいえば、マウンドに上がる自分は役者のような別人の自分なんだと思います。
 客観100%はそれに追い打ちをかけて、演じる自分で充足感を得るのだと思います。

 特別な強運はありませんが、2000年から30年、異常干支が並び(変剋律)、才能天賦の可能性で、
 2010年から、3つ支合が並びます。3つ並ぶのは、公私の区別なく、気持ちも一つに同化して、
 やりたいことに集中できるのですが、運勢も同じ波がやってくるので、バランスのとりようがなく
 上下動は大きくなります。ただ、上原さんもそうでしたが、害や破やといったコントロールの難しい
 散法が最後に回って、刑と冲という、比較的受け入れやすい波になっているのが救いです。
 一芸・一技を持っていれば、運勢は味方してくれる、流れになっています。

 この支合は現時点での最大値を実現するような支合で、その時やりたいことを最大集中して成せるという
 万能型の便利支合です。現実的になりすぎるので、欲得がでるとそれが呪縛になりますが、
 1点エネルギーなら、それはなく、本来の役割を最大値という本意で動ける時です。
 運勢テーマは「d」(牽牛星・主取得)で、名誉運がある時、星の稼動も、すべて運勢から生じられ
 自分のありたい方向へ向かえる時です。すべてフォローの大運の中、年運だけが「害・刑」が並び
 今年はプレッシャーや心労も大きくなりそうですが、与えられた役割に向かっている時には
 「害・刑」は支合の呪縛を弱め、環境に従える受容力と、高感度感性を与えてくれるのでしょう。
 方向さえ間違えていなければ、散法もまた、味方になってくると、解釈したいところです。

 写真の人物像だけですが、「いい顔」をしていますね。次の10年は新しい方向へと盛り上り運、
 これからの大いなる活躍が期待できそうです。青龍館、一押しの女優です。


 
                   

                                                


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上原、MVP!全4勝に貢献1勝3S「正直、吐きそうでした」
ア・リーグ リーグ優勝決定シリーズ第6戦、レッドソックスの上原浩治投手(38)が、ボストンの英雄になった。タイガースとの優勝決定シリーズ第6戦の9回に登板し、3セーブ目(1勝)をマーク。チームを4勝2敗で6年ぶり13度目のリーグ制覇に導き、同シリーズ日本人初のMVPに輝いた。はにかみながらトロフィーを掲げた。試合後のセレモニー。上原は壇上の真ん中に招かれた。「僕でいいのかな」と謙そんしたが、一緒に登壇した長男・一真くん(7)がファンの総意を代弁した。インタビュアーから「パパはどうだった?」と英語で問われ、答えた。「exciting!」。09年WSの松井秀喜(ヤンキース)以来、日本人選手2人目となるポストシーズン(PS)でのMVP。文句なしの活躍だった。
  *最高のファイターで、巨人時代、大好きな選手でした。
 

 稀有な宿命で、2気しかありません。そして、2気だけでも、結婚して、子供がいて、仕事も大成功。
 極端な宿命を考える時の、モデルケースになると思います。
 最大気が自我ではない場合は、ある役割に向かって最大燃焼するスペシャリストです。
 手掛かりは3つしかありません。ひとつは、二つの星、車騎星(客闘争)85%・貫索星(客自我)15%。
 多大な闘争心を使って、自分が信じたことを貫くような役割です。
 純粋な闘争心を象徴するエピソードとして、1999年の「ペタジーニ敬遠事件」というのがあります。
 当時、チームメイトだった松井選手とペタジーニ選手がホームラン争いをしていて、
 もう残り試合もなく、ペタジーニ選手に打たれないために、ベンチから敬遠の指示が出ました。
 わざと打てないボールを4球投げるわけですが、逃げることを潔しとしない闘争心を抑えきれず、
 マウンド上で悔し涙を流して、土を蹴った姿が今でも蘇ってきます。

 その純粋かつ多大な闘争心は、木性が85%から生まれます。闘争心だけでは燃焼しきれないので
 木性の本能を燃焼させます。木性は「保守本能」です。何かを守る役割。身体的特徴としては
 「筋力」です。強靭なバネを持つ身体です。直訳すれば、筋力を使って何かを守る、となります。

 もうひとつの特徴は、季節がすべて「春中」で、エネルギーが「4・病人」(天胡星)であること。
 このエネルギーは、身体(現実)と意識(精神)が分離して、先行する精神に現実が追い付こうとする
 パワーです。非常に努力家になり、完全主義的ながんばりを見せます。どうしても、無理をするのと
 気持ちが先行しすぎるので、挫折を経験し、やりすぎての故障や怪我なども多くなります。
 上原さんも、ずっとヒジや肉離れなどの故障に苦しみ、何度も逆境に立ちながら、ここまできました。
 ただ、エネルギーが変化しないのは、一定方向を同じリズムで生きることができる安定感はあります。

 入力ナシの場合は、子供時代は環境の影響から、ピンときたものを入力して行くので、比較的早くから
 漠然とした方向感が出てきます。思いこむと一直線ですが、プロセスでも影響を受けたものに左右されて、
 思いの内容は、変化することがあります。

 上原さんは、父親が少年野球の監督をしていたので、野球に馴染みはありましたが、始めは
 「体操の先生」というのが、目指すところだったようです。進学した高校には野球部はなくて、
 陸上部で活動しました。野球は、地域にある野球チームで続けていましたが、
 これだけ偏りがあっても、いわゆる金メダルコースを行くような、エリートな若年期ではありません。
 「高校に野球部はなく」という流れは、偏った宿命の弱点を埋めるために、野球以前の基礎体力をつける
 という意味と、多大な木性を燃焼させるための仕掛けだったろうと思います。人生に偶然はありません。

 自分が前に出る気がゼロですから、闘争心と自己納得というシンプルな必然性で生きることになります。
 巨人→大リーグという、野球ではエリートコースを歩みながらも、運勢では特別な強運はありません。
 常に、宿命を最大燃焼するようなプロセスを歩んできた結果だと思います。

 さて、子供の話がニュースで出ていましたが、仮妻での結婚は、だいたい運勢の後押しがあるものです。
 結婚したのは2004年の9月。年も月も天中殺です。しかも、2004年は配偶者の気が巡っていて、
 日干、月干、ともに干合で、天中殺を利用しての結婚のケースになると思います。

 来年から、日座大運天中殺が始まり、その後に正規の大運天中殺もあって、
 ここから新たな発展へと向かうところです。ただ、妻子を得ての勢いで、4点エネルギーを考えると
 気持ちに現実が追い付かなくなるケースが出てくるもので、飛び越えられると思った水たまりに
 落ちるようなアクシデントがつきものになってきます。
 無理をしないで、という言葉が通じない宿命なだけに、それが心配です。


 
                   

                                                


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鈴木紗理奈が離婚へ レゲエアーティストと5年でピリオド
タレントの鈴木紗理奈(36)が、夫でレゲエユニット「Infinity16」のTELA―C(テラシー、年齢非公表)と離婚することが18日、分かった。すでに離婚に向けた話し合いが進んでおり、近く離婚届を提出する。2人の周囲によると、離婚へ至った最大の理由はTELA―Cの浮気。互いに自己主張が強いためケンカの多い夫婦だったが、度重なる浮気に「紗理奈が耐えきれなくなった」(友人)という。10年2月に誕生した長男の利音くん(3)については、紗理奈が親権を持つ意向を主張しているようだ。
  *子供の宿命から親を観るシリーズです。
 

 夫婦の行く末を見る場合、子供の宿命からそれを推測することがあります。
 子供の宿命は寅卯生年生月中殺。母親の正干(母1)がひとつで、父親の正干(父1)が4つもあって、
 そのうち3つが中殺干となると、両親の離婚、母親の再婚などを疑います。

 母親の宿命では、夫の正干(夫1)が外にいて、偏夫(夫2)が身近に4つもあり、そのうちのひとつは
 子供が生まれると子供干(仮子)になります。夫と子供が同宮している場合、子供が生まれると、
 なんらかの関係変化が起こります。イコール離婚ではありませんが、子供に比重が行く分、
 夫婦関係に何らかの変化が生じるのでしょう。加えて、外にある夫1のそばには、
 自分の陰陽の気(7)が居て、これはだいたい夫が外で浮気する図です。それがなかった場合、
 自分が浮気をする可能性が高まって、夫2が浮気相手になったりします。
 それがなかったとしても、結婚前の夫と結婚後の夫は、正夫から偏夫へと変化して、
 違和感のある存在となって、自分を取り囲んでいる図となって、夫の影響が大きすぎます。
 子供の宿命と母の宿命からすると、かなりの確率で、夫婦の危機が予見できます。

 また、4(車騎星・客闘争)に囲まれた宿命は強烈で、瞬間反応型で闘争心旺盛、
 これが陽占にも出ているので(Dが4つ)、気性の激しい人になります。
 wikiに、「『オーラの泉』で前世はアルゼンチンの女性革命家と言われた」と書いてありましたが
 まさに、そんな感じの人だと思います。「D」4つが家庭に納まろうとすると、エネルギーが蓄積されて
 自分が揺れて、自己爆発現象が起こったり、自分が波乱の要因を作り出すこともあります。
 むしろ、不安定な環境のほうが、自分の安定を保てます。


 この親子ですが、向かい合った領域図で、母子関係としてはとてもいい位置にあります。
 早い自立ができる形です。41番は座下に兄弟、両親といて、全部そろうと自立が遅れるのですが
 一人っ子で離婚となると、当面は母が支えとなりますが、生家安定にはなりません。
 生月生年中殺では、このほうがよく、この子は早い自立で自分の道を行くことになるでしょう。

 算命ではありませんが、干支で母子の関係を占う占技というのがあります。
 子・春後(辰)、親・夏後(未)という関係では、「親は子を慎重に育てる必要がある」となって
 子供に過保護的に深入りすると、争いが起こると説かれています。子供は早い親離れをします。
 どちらにしても、寅卯生年中殺があると、母親にとらわれていると、穏やかな気質にはなりますが
 自分の人生の発展は遅れることになるので、母の影響を少なくすることが開運の第一歩です。

 

 鈴木さんは、大運天中殺の最中、「破・庫気刑」という家庭運で結婚、離婚もこの範囲で、
 ケンカが絶えない夫婦だったとありますが、そんな運気の中での結婚生活でした。
 子供の運勢は初旬大運天中殺で家庭・害、一年早い波乱でしたが、ここは春の方三位が成立して
 成り行きには従えるので、早い修業を経験して、強運を得る、というコースになるでしょう。
 まだ、離婚が決まったわけではないようですが、この子にとっては、辛い経験と引き換えに、
 強運の条件を得たことになります。


 
                   

                                                


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中村うさぎ 100万人に1人の難病
「今の段階で最も考えられる病名はstiff person症候群という、非常に稀な神経疾患らしく、その発症頻度は一説によれば100万人に1人位の確率だそうです」。しかし、まだ100%判定されたわけではない。「典型例で認められる自己抗体が見付かっていないそうで、断定は出来ないとの事です」と、対症療法に頼るしかない治療の難しさを説明した。中村さんは2013年8月に原因不明の手の震え、嘔吐などから入院。同年9月15日に心肺停止となり大学病院の集中治療室において治療を受け、9月18日に意識を回復している。
  *自由自在に日座らしい生き方をしているようですが・・・
 

 日座天中殺は、未来的な予測や、やったことをまとめ上げる部分で弱点を持っています。
 そのぶん、アイデア豊かで企画力に優れ、スタートダッシュの良さには定評があります。
 うさぎさんも、大学を出た後、繊維会社で経理をやっていましたが1年半で退社、これは正解でしょう。
 その後、コピーライターやゲーム雑誌のライター、ライトノベルの作家、に転身(これも適職です)、
 整形をメディアで公開したり、HKB48(閉経Bフォーティーエイト)を結成し早々に解散したり、
 常に話題を提供、どんなことでも商売に結び付ける、実利性を発揮してきました。

 算命以外の古典で日座はどう語られているのか、調べてみました。
 『浮木。他家に依存して吉。日座中殺。寅木の合があればおもしろい幸運をつかむ。
  巳火の冲で家庭か仕事が波瀾万丈。常識外れで生きた方がよい。平穏でも配偶者・子供との縁が薄い』

 『頭はよいが身体は丈夫ではない。持病あり。自分自身もノイローゼなど。死中に活を得る。
  養子に行くことは吉。幼少期に家庭の波乱にあいやすい』

 
高尾算命の気遣いに満ちた表現とは違って、古典はズバリ悪いことをそのまま書いてあるので、
 取捨選択が難しく、参考資料以上の精度はないのですが、これは、たまたまうさぎさんに当てはまって
 興味深かったので、書いてみました。

 「寅木の合があればおもしろい幸運をつかむ」とあるように、確かに、そんな感じはあります。
 冬先(亥)と春先(寅)の支合は、行動支合と言って、思い立つと動かずにはいられないので、
 日座中殺の行動力とはぴったり重なって、一時は、それなり以上の幸運にも恵まれるでしょう。

 「巳火の冲で家庭か仕事が波瀾万丈」とあって、大運の巳(夏先)は晩年ですが、
 奇禍にあっている今年は、癸巳年で、まさに、という感じです。理屈は、中殺の座下を崩される(冲)
 ということで、うさぎさんは月支に「害」が来るので、奇禍が病に、という形かもしれません。
 ちなみに、発病は8月9月(申酉天中殺月)、心肺停止の9月15日は天中殺日(申日)でした。

 

 久し振りに気グラフで見てみましょう。グラフは2旬からですが、若年は水(青)が強く、
 草らしい成長はできますが、3旬は自分(緑)が突出して、会社を辞めてフリーになったころです。
 4旬になると、水と火が揃って下位に落ちて、水→木→火という自然な流れが姿を消して、
 木剋土(茶)、金(黄)剋木と、剋し剋されのメリハリの利いた激しい動きになってきます。

 2006年を境に、総合エネルギーは凹んで、そこに「害」と大運天中殺が来ています。
 人のために強い運を使うことが陽転条件になるでしょう。
 これまでのように、好きなことをやっていると、「害」にひっかかりそうです。
 難しい局面に来ている感じはしますが、ここから先は徐々に勢いはついてきます。
 総合エネルギーは右肩上がりで上昇、水も上がってきて、金→水→木、という流れができるので
 大分緩和されると思うのですが、次には家庭に「害」があって、切り替わりの2年が天中殺年です。

 

 「死中に活を得る」とありましたが、うさぎさんは、天中殺と害の影響が強そうなので、
 この2年を控えて、ここはじっくり養生しないと、まだ、この先数年、心配な運勢が続いています。


 
                   

                                                


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北乃きい 佐野和真との復活愛には無言
女優の北乃きい(22)が16日、横浜市内で、主演映画「ヨコハマ物語」(11月16日公開)の完成披露試写会に出席。11日発売の写真週刊誌「フライデー」に俳優の佐野和真(24)との“復活愛”が報じられて以降、初めて公の場に姿を見せた。破局したはずの佐野との“復縁”デート報道後、初めてマスコミの前に姿を見せた北乃に、「デートは楽しかったですか?」「順調ですか?」「報道は本当ですか?」と矢継ぎ早の質問には答えず、無言のまま立ち去った。北乃は2010年7月9日発売のフライデーで、佐野との“路上キス&お泊まり愛”が報じられ、熱愛が発覚したが、報道の1週間後にブログを更新。ファンに謝罪し、「今後はけじめをつけ、お仕事第一優先で頑張ります」と関係の清算を宣言していた。
  *またまた、干合のマジック縁です。
 

 午未と子丑という反対の天中殺を持って、しかも、領域も離れています。
 街角でもすれ違うような無関係な位置関係にいて、仲良くなるには、干合力が必要でしょう。
 しかし、干合しても佐野さんは変わらず、北乃さんが寅卯領域へ変化して(ピンクの三角)
 兄弟、友達的な平行関係で、共通領域は生まれません。共通の季節もありません。
 唯一、好相性なのが秋先(申)と夏中(午)。どちらも穏やかな気持ちになって、一緒にいて楽しい相手。
 双方ともに、波長が合う感覚を得て、自分をわかってもらえる安心感が生まれます。

 しかし、これだけでは親密になる引力が足りません。そういう場合は運勢要因です。
 2013年の運勢番号は、30番。佐野さんのふたつの番号が年運勢と干合して変化します。


 まず、相性干合で、北乃さんの21は45になります。その上で、佐野さんが年運と干合すると、
 55-5は43-53に変わります。それが左端です。次いで、北乃さんのふたつの8と、佐野さんの3が干合。
 28-8は40-20になり、43-53は19-29になります。これが2番目で、このあたりで恋愛型っぽくなります。
 ここで北乃さんの日月日年で干合が起こり、33・4・44となり、それが3番目の図ですが、離れました。
 そこでまた、北乃さんの4と佐野さんの9が干合して、19-29は31-41に、4-44は52-32になります。
 それが右端の図です。このあとに、佐野さんの日月と年の干合があって、それで終わりです。

 一巡して、佐野さんは元の宿命に戻りました。しかし、これだけ干合してもピンときません。
 共通領域はできたものの、密接感は薄く、それに、ふたりが話題になった2010年の年番号は27で
 干合はなく、当時は、最初の離れた図だったと思われます。ただの噂にしてはリアルです。
 

 長期間干合が続くとすれば、大運しかありません。北乃さんの大運番号は30番。2013年と同じです。
 これは、ふたりの相性干合後の45番と干合します。2013年の年運とも干合するので今年は特に強い。
 

 45と運勢30の干合で、33番が生れます。この33は28,8と干合して、33は9に、28-8は40-20です。
 この状態ではまだばらばらですが、北乃さんの0と佐野さんの5が干合すると3番目です。
 形としては、これがピークでしょう。しかし、最後まで行ってみたいので、9と4、44を干合させます。
 すると、北乃さんの最初の番号21に戻りました。ここで佐野さんと干合すると、下の番号で終わります。
 干合は4回まわると元にもどるのですが、ここまで実際に変化するかどうかはわかりません。
 ただ、双方にこれだけの変化余地があると、なんらかの因縁を持った二人だとは思います。
 でも、結ばれるわけではないでしょう。出会って、別れるための因縁のように思えます。


 
                   

                                                


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ベラルーシ戦惨敗にセルジオ越後氏「ザックジャパンの限界。今こそ監督解任論を」
15日、日本代表がベラルーシと対戦し、0─1で敗れた。11日に0─2で敗れたセルビア戦とまったく同じメンバーでスタートした日本は、立ち上がりから優勢に進めたが、前半終了間際に強烈なミドルシュートで先制を許すと、後半もゴールを割れずにそのままタイムアップの笛を聞いた。試合後、サッカーキングの取材に対し解説者のセルジオ越後氏は次のように憤った。「このチームは、限界が来ている。僕は監督を代えてもいいと思っている。よその国なら、というか普通の国なら、間違いなく解任論が噴出するはずだ。日本のマスコミは甘い。ファンも甘い。イケイケドンドンの代表ビジネスをみんなで作り、臭いものには目を向けないようにしている。この2試合を見て、何も変えなくていいという人は、日本代表を本当に愛しているのか。こういう時に文句を言わずに、いつ言うのだ。これが辛口だと言われるのだったら、僕は評論家をやめるね」
  *星だけをみていたら、この辛口は出てきません。
 

 35番は自分を軸に、4・e(入力)→5・A(自分)→8・b(出力、と陰陽で自然な循環サイクルを
 持っています。そのため、自分の考え方に固執し、常に自分の気持に忠実な言動になります。
 自我心や頑固さは相当に強く、頭がいいほど、なんらかの偏向傾向がでるようになっています。
 それが人のできないことを成し遂げるパワーにもなりますが、奇人変人の類も作ります。
 偏る異常性があって、暗合や霊的な構造はありませんが、異常干支のひとつです。

 自説を曲げないことが身上で、辛口な批判力の矛先は主に目上に向かう傾向があって、
 目下や部下には温かい情愛を示します。なぜか、目上には理性的な批判力と頑固さがでます。
 エネルギーは2・死人→8・老人→5・墓内と、地味でパワフルな印象はありません。
 星もどちらかといえば、地味で堅実な輝き方をするものばかりです。エネルギーからすると、
 のめり込んで(5・天庫星)、感じて(2・天極星)、冷静に口やかましく(8・天堂星)はありそうです。

 それ以上に、厳しい評論家的な資質は、干合+破・庫気刑です。
 日月の破・庫気刑は、目の前の出来事から問題点を察知して(破)、それを強い力で調整します(刑)。
 「破」はどこにあっても、だいたいせっかちな注意力になって、刑がなくても、破れを正す行動に
 自分を追い立てます。黙っていられない。庫気刑は大人の調整力ですが、短気傾向はあります。
 ストレスの大きい散法ですが、干合があると、別人となって、この作業を行います。

 

 35番は23番に変身します。23番は35番と似たような異常干支ですが、直下暗合構造があって
 この変化で直観力が加わります。そして、自我が5割増しになって、「a・石門星(主自我)」が
 もっとも使いやすい星になり、人を通しての自我拡大で仲間意識が強まり、人を感知する力が増えます。
 また、この自我5割増しは、保守本能を高めて、干合の危機管理能力を発揮します。

 加えて、日年の害は、格闘技選手などにみられる、動体視力の良さです。
 常人よりは、ボールを追いながら、選手の細かい動きをチェックし、問題点を感じる力が高いです。
 宿命の散法(冲・刑・害・破)は、問題感知とその修復能力の高さになっていると思います。
 まとめ能力や拡大能力はありませんが、注意力や負を見出す力には優れています。
 それに干合が加わると、いち早く、解決策が浮かぶので、評論家や指導者としては有能になるでしょう。

 大運でも、「破」「害」の時、私生活では大変さもありますが、感知能力は増強しています。
 日本では、時にこうした、頑固な信念をもった辛口の指導者が必要なのかもしれません。



 
                   

                                                


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堤真一パパに!女児誕生を発表「徐々に実感が湧いてきた」
俳優堤真一(49)がパパになった。所属事務所の公式サイトで、13日に夫人が第1子となる女児を出産したことを発表した。「予定日よりも少し早い出産でしたが、2680グラムの元気な女の子です。おかげさまで母子ともに健康です」と報告。堤は仕事のため出産には立ち会えなかったというが、病院に駆け付けて対面し「徐々に実感が湧いてきたところです。今はただ安堵するばかりですが、これからゆっくりと名前も考えたいと思っています」と喜びをつづっている。堤は今年3月1日に、約4年間交際した16歳下の女性会社員と結婚。報道各社に文書で「家庭という新たな環境を得たことで、今まで以上に集中力を高め、仕事にまい進していきたい」と決意を新たにしていた。6月には夫人の妊娠を公表、父になる日を待ち望んでいた。
  *子供の宿命、運勢からみると、堤夫婦は心配です。
 

 49番は7日に生まれた鈴木えみさんの子供43番とともに、女性には強すぎると言われる番号です。
 エネルギーが強すぎるために、普通に育っていくと、周囲を巻き込んで、波乱の人生になります。
 「よほど理性を磨かないと、孤独で苦しい人生になってしまう」と算命でも言われています。
 どこかで、どんよりした思いエネルギーを脱皮して、その力を組織の中核で使えるようになると、
 何か、新しい世界、新しい分野を形成できる力を発揮します。修練と知性を身につけることが必須です。

 算命でも、かなりきつい文言が並びますが、古典では、もう少しはっきりと大変さが語られています。
 「自分で一代を作る人。それを色情によってなす。エネルギーが強く、非凡な人生を歩む方がよい。
  平凡な家庭に生まれ育つと運命の調整が出来にくい。その場合は早くに祖国を離れ異国で暮らすと
  幸運の運命をつかむ」
 「三業干支:不子の業-子供との縁が薄い業。自分の思い通りにならない子供が生まれる傾向にある。
  継続的繁栄感がない」

 古典の説は、必ずしもというところがありますが、算命と比べて、共通点が多い時場合もあって、
 はっきりと語られてわかりやすいので、時々、参考にしています。
 49番が生まれる背景には、平凡な家庭は少ないということでしょう。「継続的繁栄感がない」
 という言葉が、象徴しているように思います。家族思いでも、肉親縁は薄くなる傾向にあります。

 若年時のエネルギー「1・宇宙」(天馳星)は、父親の運勢とシーソーすると言われています。
 だいたい、父が衰運に向かうか、早い父離れをするような流れになるか、どちらかです。
 このエネルギーで、父が強く、その支配下にあると、自分の人生は思い通りには行きません。

 宿命では、母の正干が家系の中(心)にあって、父の正干は外にあります。
 そして、母1と父2、母2と父1がそれぞれ組み合わされていて、矛盾のある形です。
 この子からみると、両親に再婚があってもおかしくはありません。

 堤さんは、父が弱く母が強い宿命で、その母と子共が同宮しています。
 気がふたつあるので、割り振ればいいのですが、偏妻のそばの「2」を子供にすると、
 両親は月支に納まり、子供と妻は外にいる、という形で、年干の「1」も子供干になりそうです。
 妻よりも子供への意識が強くなり、妻は遠く和合性のない妻2ですから、価値は低くなっています。

 堤さんは日座大運天中殺を終えて、来年から正規の大運天中殺に入ります。
 とても衰運とは思えないので、この子は、早い父離れ、という流れになりそうです。
 大運初旬「納音」は約束事で、この子も40年強運の可能性があります。
 「納音」とは、崩れた現実をなんとかつなげようとする作用です。

 

 上の「0-0」は精神の一致です。下の3つは現実の気です。運勢上の「-」の部分は下の気が入ります。
 4差は小さいほうが激剋し、6差は大きいほうが打ちます。母2が運勢の「1」を打って、
 父1が運勢の「9」に打たれています。年番号でもあるので、この納音は両親のことだろうと想像します。

 3月に結婚、10月に出産は、授かり婚のパターンですから、堤さんが結婚を望んでいたかどうか
 疑問の余地はあるでしょう。それが、次の大運の「害」につながるとしたら、危機もありそうです。


 
                   

                                                


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前園氏「説得力ない」メディアでの活動は当面自粛へ
酒に酔ってタクシー運転手の男性を蹴ったとして、前日13日に暴行の疑いで逮捕され、14日午前に釈放された元サッカー日本代表でスポーツジャーナリストの前園真聖氏(39)が同日夕、都内で謝罪会見を行った。この日も香川県での仕事の予定があったというが、「僕自身がお酒を飲みすぎて、仕事を飛ばしてしまった。心の隙、甘えがあるからだと思う。そのことに関しても申し訳ない。責任がある行動が取れていない結果がこういうことになった。反省している」。逮捕の前日はテレビ東京「ネオスポーツ」に解説者として生出演し、11日の日本-セルビア戦について解説し、日本代表について厳しい言葉をかけていた。「サッカー関係者も含めて、いろんな人に謝罪しないといけない。本当におわびをしないといけない。いろんな方にご迷惑をおかけしているので、出向いてきちんと謝罪して、今後のことを話したい」と謝罪の言葉を続けた。
  *泥酔する宿命について、折りに触れてみているのですが・・・
 

 算命学に酒に飲まれるなどという宿命は、もちろんありません。
 身近な人やそうした話を聞くたびに、宿命を開いて共通項を探しています。
 宿命とは別に、仕事のストレスなど、環境要因が大きいことがほとんどなのでしょうが、
 それを消化しきれない宿命という考え方なら成り立ちそうです。
 
 実践経験からすると、二大犯人と思われるのは、呪縛系の位相法(星)と干合です。
 干合というのは、環境の出来事に対応して、最善を提示する能力です。
 日常的に頭を使い気を使い、出来事には過敏に反応する本性があります。
 まったく違う人間に瞬間芸として変わるわけですから、それは疲れるだろうと思います。
 仕事や、スポーツなど、そうした能力を活かせる場面では活躍する才能ですが、
 私生活や恋愛関係などでも発動するので、これは悩みの種になることがあります。

 もうひとつの、呪縛系の位相法というのは、対冲(納音)、刑、支合、星では、車騎星(客闘争)です。
 特に、月支を絡めて、そうした構造や星がある時には、ストレス要因になると思われます。
 それに、干合や宿命中殺が加わると、余計にストレス拡大、緩和剤として「酒」という公式です。

 前田さんでいうと、35-50の干合と、庫気刑です。サッカーのような瞬間対応と調整力(庫気刑)が
 必要なスポーツでは、問題処理能力は高くなって使えるのですが、消耗度も大きいでしょう。
 特に、この庫気刑は、8-0(害的感度)、4-8(対冲激剋)、5-6(陰陽和合)となって、
 本元同士が6-6の同一和合の庫気刑に比べると、調整力にも力を必要とします。
 上から直訳すると、感じて、壊して、まとめる、という作業を干合変化で行うことになります。

 もうひとつ、前園さんは、後打がゼロで、自分を規制し整えるということに意識が働きません。
 自由な立場で、動きたい人です。規制が大きい環境ほど、ストレス要因になります。
 これもありますね。宿命とは違った環境に長く居ると、ストレス=深酒 というコースです。

 

 干合変化すると後打が22%も増えて、代わりに入力がゼロになって、人の言うことが素通りして、
 闘争心が高まります。夢中になって戦える干合変化後の能力です。宿命になかった自分を強く打つ
 「9・D」(車騎星・客闘争)が最も使いやすい星になります。干合が闘争心を拡大する。

 「D」とお酒の関係では、少ないデータですが、日干(自分)が直下から激剋される形を持つ番号、
 8、9、14、39 この4つには、酒豪が多くみられました。日常的に、直下から打たれ続けて、
 それに反応して動くせわしなさ、不安定さがある番号で、その緩和にお酒が必要、なのかもしれません。

 前園さんに戻りますが、そこからもうひとつ干合が生れて、そこで初めて宿命になかった木性が現れ、
 干合も消滅して、バランスのとれた気の配分が出来上がります。
 結局、2度の干合で、35・59・50 という番号は、23・11・2 というまったく別人になりました。
 サッカーでは瞬間芸でしょうから、どこまでどのように変化しているのかはわかりませんが、
 干合がある以上、必要な場面では、常に変化していくことは必然です。

 よく、酒が入ると人格が変わる、という人がいますが、干合からすると、
 深酒は身体的危機という認識をするんじゃないですかね。例えば、前園さんが深酒をして
 身体が危機を感じると、23-59-14に変化して、庫気刑が発動し(刑の争いの部分がでる)、
 自分になかった「9・D」(闘争心)が暴れる・・・という想像です。

 加えて、フレームが外れる天中殺で、大運で「害」の仕事(行動)が「大半会」(大盛り上がり)し、
 悪条件が重なったようです。



 
                   

                                                


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西村賢太氏 東野から「最低の作家」
芥川賞作家の西村賢太氏が13日、関西テレビのバラエティー番組「お笑いワイドショー マルコポロリ!」に出演し、MCの東野幸治から「日本で最低に心が汚い作家」などと冗談交じりながらキツーい言葉を投げつけられた。西村氏といえば「性」にこだわった作品や、また、芥川賞受賞会見でも「今から風俗に行こうと思っていた」など、欲望を隠そうともしない個性と作風がファンの心をつかんでいる。作品は私小説形式で、西村氏は番組で女性観を率直な様子で語った。東野が「結婚しようと思ってないでしょ?」と質問すると西村氏は「思ってないです」とまたも即答した。東野が「無理ですもんね」と言うと、西村氏は「無理というより、お金がもったいない。それだったら風俗とかちょこちょこと。性欲だけですからね。結局」と言い切った。東野は「希代のヒール。最低な日本で一番最低な作家です」と西村氏の個性の強さに舌を巻くように話した。
  *確かに個性の強い宿命です。
 

 偏った宿命です。偏った宿命は偏った生き方をすることで最大燃焼します。
 偏りの定義で、算命で明確に語られているのは、陽占上に同じ星が3つ以上並んだ場合です。
 陽占上というのは、5つのアルファベットのことで、星表なら、エネルギーを除いた5つです。
 その他に考えられるのは、気の分布で、ゼロの気がある、または、ひとつの気が40%を超える場合。

 同じ星が3つ以上並ぶと、次のような特徴が出ます。
 ①ものの考え方が狭くなる反面、鋭くなる。奇人、変人的要素、一芸一学的才能要素。
 ②自我も強まり、頑固さが増す。数が増えるほど、頑固さも強くなる。
 ③その星の持つ本能が強調される。

 ③は星によって意味が違ってきます。西村さんの場合は、A・貫索星(客自我)の本能が強まります。
 五行にはみな本能があって、Aaは「守備本能」、Bbは「伝達本能」、Ccは「魅力本能」
 Ddは「闘争本能」、Eeは「習得本能」です。
 
 西村さんの守りの本能は、頑固さも当然強くなります。ひとつひとつ自己納得しながら進むので、
 途中で簡単に方向転換ができず、不器用な生き方になりますが、ゆるぎない信念にもなります。
 周囲から見ると、わがままで自己主張の強い人ですが、本人はそれが身上です。
 そうした生き方が許されるのは、その信念が社会性を持ち、人の役に立つものである場合です。
 方向が定まらない若い時は、自分の考え方と合わないものとぶつかることになり、争いになります。
 西村さんも、若い時は喧嘩で警察のお世話になるようなことがたびたびあったと記されていました。

 作家になってからも、彼の言動は、奇人変人の類になるでしょう。「最低の作家」と言われた、
 結婚=性欲 という極端な物言いも、極端な宿命が言わせているのだと思います。
 番号の下一桁が同じになるのは、頑固さ、純粋さ、瞬間的なとらわれ(歯止めが利かない、短気傾向)
 などが特徴になります。そして、地支の位相法が倍化します。納音が2つ。これは激しい分断作用で、
 思いこんだことを、どんな方法でも成し遂げようとする執念に近い多行動、多思考原理です。
 日月の納音は、定住した心を持たずに、細かい注意力と、思いを結果として実現させる執念です。
 常に「目の前の今」という点的思考になり、反応は素早く、頭の回転も異様に早くなります。
 日年の納音は感情を込めない多彩な行動原理です。試行錯誤を続けられる努力家構造であり、
 小説家なら、ひとつのテーマに対して、さまざまなプロットを思い浮かべることが可能です。
 身体にMRI(磁気を利用して体内を縦横に撮影する医療機器)があるようなものです。
 主に、問題点に目が行くので、それを正しながら、完全さを目指そうとします。
 周囲から見ると、口うるさい頑固な人となりますが、人が気付かない小さなことも見落としません。

 もう一つ、心にあることがそのまま表に出る構造としては、月年の律音があります。
 行動する以前の行動原則だけは心に忠実です。気持がそのまま表に出ます。意にそぐわないことは
 できません。その上、すべての気が偶数番号で、和合性をもたないために、客観律100%です。
 客観が高まるほど、自分と世界の間には距離感が出来て、その距離感は自分に対しても出てきます。
 自分のことを他人事のように語れます。こんなことを言ったらどう思われるだろうか、という
 主観的な自己意識は薄くなり、心にあることを小説のように語れます。私事を書いても、告白ではなく
 作品として語れる客観性が100%です。自分との距離感と納音構造が作品構築の原点だと思います。

 主観的心を持てない人が、世界と自分との間の距離を埋めるのは、「本能」でしょう。
 そこにだけ、リアリティーがあって、他は他人ごとになる。それゆえにできることがあるのです。
 本能は星の本能とは違って、もっとベーシックなものです。食欲、性欲、睡眠欲、その他の執着。
 偶数の気(陰気)は肉体と女性を意味します。精神(陽気)が欠落しているので、
 ロマンがないというか、本能は即物的なものになって、結婚=性欲、という放言もあり得ます。

 
運勢面では特に強運はなく、この宿命自体が、偏った運気を創っているようなものでしょう。
 今(2008-2017)は日月年、すべてに干合作用が働いていて、新しい発想で作品を書いたり
 特殊なひらめきが湧いたり、小説家としては能力アップの時になりそうです。
 運勢テーマ「d・牽牛星(主闘争)」は名誉運の有る時、2010年に芥川賞を受賞しています。
 精神面では無意識な変化が起こって、変人奇人に拍車がかかって、
 作品以外の話題を提供してくれる場面も増えるでしょう。


 
                   

                                                


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元アナの前田有紀さん、バスケ田臥と半同棲
海外留学を理由に3月にテレビ朝日を退社した元アナウンサー、前田有紀(32)が交際中のプロバスケットボール、田臥勇太(33)と所属チームの本拠地がある栃木・宇都宮市内で半同棲状態であることが11日、分かった。同日発売の写真週刊誌「フライデー」が、「宇都宮で同棲生活満喫中」のタイトルで、田臥の誕生日だった5日に同市内の試合会場で懸命に応援する前田さんをキャッチ。翌6日にマンションから出た田臥を新妻のように見送るラブラブな姿も掲載している。2人は2008年夏に知り合い、交際に発展。同年11月に熱愛が発覚した。田臥はサンケイスポーツの取材に応じ、「同棲ではありません。彼女が行き来しているだけです。(彼女が)留学していたのも事実です」と説明。こうした関係は前田が退社前からだと話し、結婚については「考えていません。今はプレーに集中しているので」と話すにとどめた。
  *結婚してもおかしくない相性です。
 

 同年生まれの同級生縁、干合がふたつ、下一桁2の共通縁、縁としてはこれで十分でしょう。
 布袋さんと今井さんは、冬先・夏中でしたが、冬と夏の半会盛り上がり相性(差が4の倍数)は
 季節相性の中でも特に良い相性で、夏後(未)と冬先(亥)の相性も満点に近いものです。

 気の相生相克で見ても、盛り上がる木性(1,2)は同じ列での陰陽和合、本元(下の気)は、6-9の
 和合剋(裏干合)で、上は1→4 と和合相生です(-の部分は下の気が入ります)。
 前田さんにとって田臥さんは、お互いに理解しあえて、仕事でも結婚でも最高の相性の人です。
 特に結婚の相性がもっとも良い組み合わせ、と説かれています。田臥さんにとっての前田さんは、
 周囲が見えなくなるほど相手にのめり込むような、やはり最高のパートナーです。
 精神気は田臥さんが前打さんを打つ形になっていますが、現実面では前田さんに従った方が
 うまく行きます。この半会(上の気が違う)盛り上がり相性の場合、これだけですと、
 どんなに良い相性でも、何かあると、あっさり離れてしまう可能性があって、他の縁が必要です。
 二人の場合は、同番号と「2」の共通があるので、問題なく最高の相性です。
 天中殺相性も辰巳・寅卯の関係は良い組み合わせです。

 問題は個々の宿命事情です。前田さんの干合+天剋地冲は矛盾の組合せで、気持ちはぴったり和合して
 現実はばらばら。ただ、この天剋地冲では、日月の本元に共通の「6」という気があって、
 完全にばらばらにはなりません。むしろ対冲や刑に近いもので、「天剋」の部分も日年干合の結合が
 ばらばらを防いでいる意味もあります。干合はばらばらの状況を瞬時になんとかする管理能力、
 瞬間反応力はすばらしいものがあるでしょう。仕事やスポーツなどでは優れた能力になります。
 ただ、家庭をまとめるという能力を考えると、問題は出てくるでしょう。
 日常ではむしろ、気が利く人になる可能性はあるのですが、平穏な状態には耐えられません。
 干合+天剋地冲は、夫執着は強まると思います。夫が安定しない方が家庭はうまく行きます。
 自分勝手なくらいの夫のほうがいいんですよね。田臥さんは自我の強いマイペース型ですから
 案外、うまく行くかもしれません。ひとつ気になるのは、本元に義理の母がいて、
 正夫は外にいて、偏夫が義理の母と一緒にいる宿命図です。この形で、義母と同居すると、
 義母と夫2が波乱要因になって(夫2が自分を激打)、これには苦労するでしょう。

 ただ、これも田臥さんの母縁が同居するような感じはないので、心配ないかもしれませんが・・・

 あとは、田臥さんに配偶者干がないことでしょう。座下、「9・b」に配偶者が入ります。
 これは調舒星(主表現)の気ですから、子供みたいなかわいい女性に愛情を注ぐ、ことになり
 それが可能な相手なら、仮でもここに納まれるでしょう。前田さんのエネルギーは「6・赤子」
 そうした雰囲気を持っているので、これだけの相性があれば、大丈夫かもしれません。
 仮妻の上に、子供の気があるので、子供ができても、納まり形になります。

 

 前田さんは、葛藤の大きかった時期が終りに近づいて、この天中殺明けあたりから、
 運気も変わってくるでしょう。ふたりともその後の大運家庭運に散法がないので、
 運勢的な問題はありません。宿命上は大きな問題もありますが、お互いにカバーできそうですし、
 運命の人と言ってもいいような相性で、当然、結婚もあるでしょう。


 
                   

                                                


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鈴木えみ、第1子出産を発表
モデルの鈴木えみが、7日に第1子となる女児を出産したことが11日わかった。自身のブログで鈴木は、2900グラムの元気な女の子を出産したことを明かし、「予定日より約10日間も早かったですが、大きな産声をあげて、この世に誕生してくれました」と報告。「かわいくて愛おしくてたまりません…!大切な大切な宝物ができて、たくさんの幸せを感じています」と幸せいっぱいに語り、今後については「新米ママとして、赤ちゃんと共に成長していきたいです。どうぞあたたかく見守ってください」とつづった。鈴木は、今年2月14日に1歳年上のファッション関係勤務の男性と入籍、4月20日には第1子妊娠を発表。9月10日に産休に入っていた。
  *2月結婚、10月出産は、授かり婚のようです。
 

 結婚よりも先に子供ができるということの意味は、子供のほうに必然性があったと考えます。
 子供が親を選んでいるという仮定にたてば、このままいけば、このふたりは結婚せずに別れていて
 だから、世に出ることを急いだ、と言えなくもありません。授かり婚はそれだけでリスク夫婦です。

 では、それほどまでにして、この子がふたりを選択した理由はなんなのでしょうか?
 父親の宿命がわからないので、母との関係から推測してみます。
 43番は、きのうのアビーワンバックさんと同じ、女性には強すぎる干支と言われています。
 43番にはふたつの大きな特徴があります。ひとつは、自分の目標を掲げてそこに向かって生きること。
 もうひとつは、与えられた環境の中からは、その目標が生まれてこないことです。
 親に着せられた制服を脱いで、自分の好きなファッションを身につけて世に出て行きます。
 親に反抗的になるわけではなく、それ以上に、独立独歩、自分の使命を果たす方向へと向かいます。
 座下12点、真夏の太陽は、それを成し遂げるだけの激しいエネルギーを与えられています。

 宿命では入力ナシ。43番としては最高のシチュエーションです。8日でも、6日でもだめで、
 7日に生まれたかった理由の第一は、43番と親の気ゼロでしょう。
 入力ゼロは先入観を持たない独自性です。興味のないことは素通りして、こだわったことは
 無条件大量入力できます。母縁が薄いわけではなく、母や目上に気持ちが向かいません。
 考え方としては天中殺みたいなものでしょう。ある方向へ背を向けて、反対の方向へ向かいます。
 この宿命は後ろ(人の命令や干渉)を必要とせず、自分を中心に前にでる構造が96%です。
 とてもわかりやすく作られています。2013年10月7日に生まれたかった理由です。

 その子供が選んだ母親は、それに呼応するかのように、子供の気がありません。仮子です。
 大運に子供の気が巡っていて、生まれているのですが、時とともに鈴木さんは子育てに苦労します。
 宿命日月納音の人の子育ては、厳しいものがあります。細かいことに干渉し、思い通りに育てます。
 誉めて育てるよりは、叱って育てる母になるケースが多いようです。
 その母を、この子の心が激剋します。また、自分の基盤の場所(日支)は夫にも激剋され、
 鈴木さんが夫と子供に苦労することは間違いないでしょう。二人に対して厳しい母になります。

 子供の入力ナシは、母のいうことをきちんと聞けないので、母の厳しさを増長させるでしょう。
 自分への風当たりを和らげるために、子供の宿命には干合装置がついています。

 

 43-58は19-10に変わり、赤い三角形は反対の位置へと移動し、入力と出力が逆転し、
 おまけに、大半会によって、母の気が大きくなって、母を受け入れる体制ができます。
 干合変化によって、天中殺まで変化させられるのかどうか定かではないのですが、
 理論上では、母親中殺となり、過度な受け入れ方にならない配慮が効いているとも言えます。
 母の機嫌が悪い時には、危機管理干合で変身、母の裏側に場所を変えて、母を入力します。
 よくできた、宿命です。

 

 
運勢番号、23と24が鈴木さんの子供の気です。最後の一年で授かった子供でした。
 夫の子供縁の影響もあるので、これだけではなんともいえませんが、運勢の影響はあったでしょう。
 子供とは同じ運勢の切り替わりで、2014年からは大運天中殺、仕事・合となって、気持ちは仕事へ。
 家庭・旺気刑(バランスが崩れると激しい争い)、心・破(問題発生後新しい気持ちに変化する)で
 大運天中殺前の結婚が足かせになって、争いに発展、子供の心・害につながるという今後です。

 ただ、宿命納音は、思い込みは強いので、そう簡単に別れることはないと思います。がんばる人です。
 この子供も、早くから大人の意識を持って、干合で母に対処できるので、なんとかなりそうですが、
 鈴木さんのこれからの人生は、気持ちの上で、耐えがたきモノになる可能性が大きいと思われます。


 
                   

                                                


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米国女子代表アビー・ワンバックがチームメートと結婚
サッカー女子米国代表のアビー・ワンバック(Abby Wambach )が9日、チームメートと結婚したことを発表した。
ワンバックは自身のツイッター(Twitter)で、長年のパートナーであり、チームメートでもあるサラ・ハフマン(Sarah Huffman)と結婚したことを報告し、ファンの支えに感謝を示した。ワンバックは「サラとともに、みんなからの愛とサポートに感謝します。これ以上の幸せは ありません。素晴らしい一週間を過ごしました」とツイートした。ワンバックと29歳のハフマンは昨シーズン、2013年から始まったナショナル・ウーマンズ・サッカーリーグで、ウエスタン・ニューヨーク・フラッシュでともにプレーした。また、2人は現在は消滅している米女子プロサッカーリーグ(WPS)、さらにアメリカ女子サッカーリーグ (WUSA)でも同じチームに所属していた。
  *さぞかし縁の強いふたりだろうと思ったら、何もありませんでした・・・唯一の干合を追って行ったら・・・ 
 

 特殊なケースで、これで縁がないっていうのは、納得がいきません。干合変化が縁になりそうです。
 その前の段階として、この状態で引き合うものがないと、干合が発動しません。
 その意味では、季節相性も、天中殺相性も、申し分のない和合相性になっています。

 夏中(午)と秋後(戌)は半会盛り上がり相性で、サラさんはアビーさんを楽しませてくれる、
 気のいい仲間です。愛情面でも強い絆を結べる良好な相性で、どんな関係でも長続きする縁を結べます。
 サラさんからみてもアビーさんは、どういう関係でもとても良い相性をつくれる相手です。
 派手な盛り上りはありませんが、着実に愛を育むことができて、社会性が出てくる組み合わせです。
 社会性というのは、周囲から尊敬されるカップルになれる、という意味です。
 天中殺相性では、揺れの大きいサラさんが、アビーさんによって安定を得て、
 アビーさんはサラさんから冒険心や前進力を得ることができる、これも好相性です。
 
 領域図は、サラさんが広いせいか、今一つ安定した関係には見えません。刺激型でしょう。
 同じ季節もなく、相性はいいのですが、しっかりとした絆がなく、因縁を感じません。
 あとは、アビーさんの日月干合変化によって、どう化けるかでしょう。

 

 43-18 は、19-30 に化けます。干合変化は、必ず、12の倍数の番号に変わります。
 この段階では、三角形の形もよくないし、共通番号もでてきません。干合がふたつ成立します。
 まず、アビーさんが主導で始まっているので、19-4 を干合させます。31-52 となって、
 この領域図は、仲良し夫婦、恋人同士型で、ここで、初めて1-31という納音縁が現れました。
 そこに35-40 というもうひとつを干合させると、右端の図になって、ちょっと密度は薄れましたが
 これも、仲良く並んでいる姿です。ここでもまた干合が起こります。いつもはここで止めるのですが
 今回は最後まで追ってみようと思います。57-52 は、57-28に変化します(左下の数字)。
 すると、サラさんに日月宿命干合が生じて、これは59-40となり、今度は59-54の相性干合となり
 アビーさんに42-57 の宿命月年干合が生じて、18-57 で終点です。ここでは、31-11 の大盛と
 31-1 の納音縁が生れて、なんと、干合が一巡して、アビーさんの月支「18」が現れました。

 
これだけで、繰り返される干合が前世因縁につながるという根拠にはなりませんが、
 この特殊な結婚がなんの因縁もなく起こることも考えにくく、唯一の手掛かりが深い干合だとしたら
 そこに、前世因縁の手掛かりを求めることは、それほど突飛な発想でもないと思います。
 今後、こうしたパターンをどんどん探して行こうと思います。

 

 サラさんが天中殺年の干合で結婚です。
 こういうのも、天中殺の力を借りて結婚に踏み切れたとポジティブな天中殺利用の例にしたいです。
 今後の動向を、応援しながら、注視し続けて行きたいですね。


 
                   

                                                


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今井美樹 英国移住は当初気乗りせず「寂しくてつらくて」
歌手の今井美樹(50)が8日、都内で開かれた表紙モデルを務める女性ファッション誌「GOLD」(世界文化社)と、新アルバム「Dialogue」の発売記念トークショーに登場した。昨年8月に夫でロック歌手の布袋寅泰(51)、長女(11)とともにロンドンへ移住。報道陣の前に姿を見せるのはそれ以来初めて。布袋が英国で音楽活動に挑戦するために生活拠点を移した。だが、「どうして行かなきゃならないんだろうと思ってた。家族で決めたことなのに、私の気持ちは全然前に進んでいなくて、寂しくて、つらくて」と出発まで気乗りしていなかったという。でも、現地に着くと「もう気持ちは前を向いていた」とも。結婚15年目で初めて専業主婦を体験。「なんの仕事のあてもなかった」という中で、今回のモデルの仕事の依頼を「最初は素直に受け止められなかった」と話した。仕事を受ける決断ができたのは、移住という大きな経験を得たから。「新しいチャレンジをする勇気が持てた」と明かした。
  *前打なし同士っていうのが、持続の理由なのかもしれません。 
 

 今井さんの心の53番と布袋さんのふたつの38番が干合します。縁はそれだけ。
 領域図では、×印となるような刺激型で、安定感はありませんが共通領域は満たしています。
 今井さんは、夫と母が支えの異常干支24番。霊感番号ですが、だいたいは家庭に納まります。
 そうした現実を持たないと安定が難しいということでしょう。
 それだけに、結婚すると家庭を大事にします。

 布袋さんは、妻の気がありません。仮の妻。「妻」が大事であって、個別性への愛情や理解は薄く、
 現実的な意味での家庭という形を持つことが結婚生活になります。
 相手からすると、個人として愛されている、求め合っている、という感覚は少ないだろうと想像します。
 そこで働く力学は、男女間の本能的欲望や、仮妻の気(4・牽牛星・主闘争)の持つ意味であり
 相手との幸福を望む類の愛情ではないのでしょう。

 その上に、家庭が「害」で、思い通りの家庭を構築できません。だいたいは、妻に任せて、
 となるのですが、害には神経過敏な感度の良さがあるので、「きれいな環境」「居心地の良さ」など、
 ある部分へのこだわりは、他の人よりも強くなります。環境を海外へ求めたことは、害的選択でしょう。

 「冬先」(亥)と「夏中」(午)は、季節は反対ですが、相性は良いほうです。
 特に男性が夏の方がいいので、この組み合わせは良好、冬が夏を頼るような関係が作られます。
 布袋さんからすると、今井さんに補佐してもらって、仕事も家庭もうまくいくような相性です。

 問題は縁が干合だけという危ういつながりしかないことでしょう。
 干合変化によって、どれだけ共通項が生まれてくるかのですが・・・
 

 布袋さんの38を二つ同時に干合させると、すべて領域図は離れてしまいます。
 ひとつだけ38を残せば、わずかに共通領域は残りますが、原図よりも落ちます。
 最初の干合で、今井さんのほうに、日月の宿命干合が起こり、それを干合させると、今度は
 相性のほうで日日干合が起こります。しかし、これを重ねても親子や兄弟のような関係になって
 干合縁の意味が、夫婦和合につながる形は見えてきません。

 仮妻と縁の薄さ、領域図を合わせると、通常は夫婦の絆のもろさとなって、
 関係持続が難しいと判定されるのですが、ひとつの救いがお互いの「前打」ゼロです。

 直訳すると、自発的な前進力、理解力に、個人的な意思が反映しにくい、です。
 行動原理は個人的意思や欲求よりも習慣性や他の客観的要因から作られます。
 あるパターンができると、よほどのことがない限り、その習慣性の輪を自発的には抜けません。
 また、相手の考えや人間性を分析的に理解することも苦手になります。

 今井さんは気乗りがしないながらも、布袋さんに合せて、イギリスへ渡ったのですが、
 その大変さからの積極的な脱出意欲や、環境を変えていく自発的な努力はなかなかでないでしょう。
 それは、布袋さんも同じで、生活パターンを変えるには、気持とは別の必然的理由が必要です。
 お互いに、夫婦関係の持続が難しいと思っていても、そこから脱出する意欲がわきにくい本性を
 両方が持っているので、かなり追い込まれないと別れるような事態にはらないかもしれません。

 

 結婚が1999年ですから、今井さんは家庭「害」の10年を歩んできたことになります。
 ふたりとも40年強運の運勢を持っていますが、満ち足りると(仕事も配偶者・子供も得ると) 
 何かが起こる納音強運ですから、今井さんも子供を得たあたりから、運気は荒くなるでしょう。
 それでも、害の大運を乗り越えて、今年、天剋地冲で生活環境が変化する時、
 専業主婦から仕事ができる環境を得て、これはとてもいいことだろうと思います。
 24番は座下3点のバランスエネルギーに座しているので、○○だけ、というよりは仕事も家庭も、
 というのがバランス安定につながります。

 しかし、このまま、無事に済むとは思えない不穏さが漂っています。

 
                   

                                                


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「2013年最もセクシーな女性」にスカーレット・ヨハンソン!
スカーレット・ヨハンソンが、Esquire誌が選ぶ2013年の最もセクシーな女性に選ばれ、11月号のカバーをタンクトップとパンティー姿で飾った。スカーレットは2006年にも選ばれており、同じ女性が2度選ばれたのは初めて。先月、フランス人ジャーナリストのロマン・ドリアックと婚約したばかりのスカーレットは、インタビューで、彼がフランス人であるため、焼きもちを焼かれる場面はつきものだとコメント。ただ、少し焼きもちを焼いてくれるくらいの男性の方が付き合っていて楽しいとのこと。Esquire誌が選んだ昨年の最もセクシーな女性はミラ・クニスで、これまでにはリアーナ、シャーリーズ・セロンなどが選ばれ、表紙を飾っている。
  *名前の出ている4人の宿命をみたら、意外な共通点がありました。 

 色気で連想するのは、下一桁0,9(水質の陰陽)または、8(金性陰・宝石に例えられる)あたりですが、
 ここでは、7(金性陽・刀)・1(木性陽・樹木)、2(木性陰・草花)とセクシーイメージとは
 そぐわない気質が並んでいます。木性の陰は「花・華」とみれば、該当しそうですが・・・
 

 57番は、古典では「戦いの神。金性の中でも最強。丈夫で長生き」「気性が激しい。軍人なら最高」
 「女性は異性に恵まれず、結婚運凶」などと、女性には強すぎる干支として定義付けられています。
 高尾算命でも「前進力が強く攻撃的な性格の持ち主」となって、強すぎる干支で女性向ではありません。

 11番の古典解釈では「松杉系の巨木のイメージ」となっていて、しなやかな色気ではありません。
 42番は「きらびやかな人。歌とか踊りなどの動きのある芸向き。女性は男性にモテル」とあり、
 これは高尾算命でも同じようなことが書かれています。華のある干支です。
 22番は、「盆栽の花。鑑賞には見事、実用不向き」とあって、これは、形の美があるようですが、
 高尾では「エネルギッシュで庶民的」となり、ちょっとイメージが違っています。
 また、22と42は、三業干支で、「祇王の業:婚姻関係に問題が生じる業」となっていて、
 スキャンダラスな業を持っているようで、これはセクシー女優には付き物かもしれません。

 初めの二人は、寒い季節で水質が強く、これは締まった身体の強さを感じさせるものです。
 木性の二人は、春夏の季節で木性が強く、これは筋力の強さとなるので、モデル体型を連想させます。
 また、地支(肉体)でも、水質や木質が強まる形を持っています(冬位、春位、半会)。

 それ以上に顕著な共通点は、「害」と宿命生月中殺があることです。
 どちらも心にかかっていると、心を形作れないという意味が出てきて、害でも生月中殺でも
 内側にあるものが率直に表に出ることになって、素朴なお人好しを作るとともに、
 「恥」(隠す)に関しては、中庸がなくなり、無防備か極端な羞恥心になる傾向があります。

 肉体を露出することにブレーキがなくなるタイプになると、それが色気を加速させるのでしょう。
 ただ、海外と日本では、美意識の違いやセクシーの定義の違いみたいなものがあるのかもしれません。
 
日本人には、露出された美よりも、隠されたほころびから、こぼれ落ちる色の香に、
 色気を感じる感性があるように思います。


 
                   

                                                


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瑛太&木村カエラに第2子長女誕生「娘の扱いに今からテンヤワンヤ」
俳優の瑛太(30)と歌手の木村カエラ(28)夫妻に第2子女児が誕生した。7日、それぞれの公式サイトで発表された。瑛太は「無事に、元気な女の子が産まれました。私は男兄弟で育ったので、娘の扱いに今からテンヤワンヤしています」と自身の境遇から女児誕生に“大騒ぎ”。「これからも、俳優として毎日を大切に歩んでいきたいと思います」と一層、仕事に邁進することを誓った。カエラも「先日、私たち夫婦の間に、かわいい女の子が誕生しました」と報告。「家族が一人増え、たくさんの幸せを感じています。生まれてきてくれて、ありがとうと心の底から思います」と喜んだ。ふたりは2010年6月、婚約を発表、同時に妊娠5ヶ月であることも公表し、9月に結婚を発表、10月に第一子(男の子)が誕生している。
  *子供の誕生日はわからないので、相性診断をしてみたのですが。。。。
 

 瑛太さんがカエラさんを激打ちする6差天剋地冲の縁だけです。
 三角形は刺激恋愛型に近いのですが、共通領域も狭く、安定感はありません。
 季節相性も、中央同士で、これは「破」の関係。ぴったりくる期間は短くて、違和感を感じます。

 カエラさんは、座下1気を剋す座下剋し型、平穏な家庭は望めません。
 前打が42%、旺気刑と合、となると、積極的に自分のやりたいことをやって、家庭もカエラさん主導、
 批判力も強く、時に辛辣な発言も飛び出すでしょうから、相手はかなり大変だろうと思います。
 瑛太さんは、対称的に前打ナシ、家庭は冲。カエラさんの作る家庭に、たまに修正を加えて、
 あとは2点エネルギーで飲み込んで行くのかもしれません。そうじゃないと持たない。
 ただ、似ているとぶつかることも多くなるので、このコントラストは悪くないと思います。

 瑛太さんの家庭・対冲は、「0」の気(調舒星・主表現・個人感情の表出)が仮妻を剋します。
 気分的には妻が気に入らないだろうと思います。あれこれ注文も多いでしょうが、言えば争いになる。
 相性でいいのは、午未と戌亥の天中殺相性だけと言ってもいいくらい、接点がありません。


 1-7激打では、瑛太さんのほうに主導権がありますが、地支(現実)では、0剋4とカエラさんが強い。
 瑛太さん不利な結婚生活で、「仮妻」であったことを思うと「授かり婚」でなかったら、
 おそらく瑛太さんは結婚に踏み切らなかったのでは、と想像もします。

 「仮妻」というのは、「妻」であることが大事で、個別的な感情移入は働きません。
 愛情がないとはいいませんが、愛情以外で結婚ができて、相手は取替え可能です。
 通常は、相手が干合の気(2)を持つか、大運で下一桁(2)が巡っていると、結婚する気になります。
 座下「7・青春」エネルギーは、ここではない場所を求める本能があって、浮気リスクはあります。
 この場合の決め手は、仮妻の気の星の意味と、相手のイメージが重なっていることが大事です。
 4和剋7 というのは「d」(牽牛星・主取得)で、プライドを満たしてくれる人です。
 見栄えが良かったり、才能があったりで、その意味ではカエラさんは適していると思いますが、
 そう考えると、他にも適している人はたくさんいることになります。

 

 瑛太さんは結婚した2010年から、大運で干合が巡っています。しかし、家庭は「破」なので
 簡単にはまとまらない時期。やはり子供が授からなければ、どうだったか、でしょう。
 ここでも正反対に、カエラさんは大盛り上がりで、大運天中殺に入ったところです。
 年運はどちらも盛り上がりの時で、ここでの結婚はうなづけます。

 子供の誕生日は公表されていないのですが、先日観た仲里依紗さんの子供が40番辰巳生年中殺で、
 10月4日までの生まれなら、辰巳生年中殺、両親の結婚に問題あり、というパターンに入ります。
 相性得点59点というのも、久々に見る低い点で、波乱必至、という感じがします。

 
                   

                                                


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ワンダーボーイ白井の父が明かす“空中感覚”養った内村との共通点
ベルギーのアントワープで行われている体操の世界選手権・種目別床の決勝、躍動感溢れる演技で次々と着地を決めていくと、終末技は、予選で決めて新技と認定されたばかりの『シライ』(後方伸身宙返り4回ひねり)。寸分の狂いもない完璧な着地に、渾身のガッツポーズ。ロンドン五輪金メダリストの鄒凱(中国)が不在とはいえ、堂々たる演技で日本のエース内村らを抑え、金メダルを勝ち取った。内村が歩んだ道を、内村を超える速度で突き進んでいる。3歳から父勝晃さんの運営する鶴見ジュニア体操クラブで競技を始め、内村と同じくトランポリンで空中感覚を養った。父勝晃さんは「ずっと跳んでいた。夕方になって『そろそろ帰るよ~』って声を掛けたら、トランポリンの上で疲れて寝ていることもあった」と、振り返る。大の野菜嫌いで、甘い物好きな面も内村と重なる。日本男子史上最年少で出場した大会で、いきなり新技達成に、金メダル。末恐ろしい17歳が、体操ニッポンの新たな伝説を紡いでいく。
  *ふたりは正反対の水でした。
 

 似て非なるものとはこのことでしょう。水性の陰という生まれですが、30番違いの納音縁。
 出力ゼロの白井さんに対して、入力ゼロの内村さん、という反対要素まであります。
 ライバルとしては、これ以上ない宿命です。

 共通しているのは、水質が強いことと、ゼロの気があることと、位相法が似ていることです。
 水質は、身体能力の強さにもなりますが、その意味では内村さんが倍の数値で、しかも冬の水です。
 白井さんは生まれは秋ですが、若年に冬の旺地があって、どちらも「11・壮年」(天禄星)という
 職人芸を持つにはふさわしい、安定感のあるハイエネルギーを持っています。

 ゼロの気があること自体は、偏りですから、なんらかの専門性を持つことになります。
 Aを伸ばすためにCを削るという理屈です。これは内村さんのほうが大きく、
 ゼロの気は、そこに個人感情が向かわないことを意味していますから、余計なことに気が行かずに
 限られた気を最大燃焼できる方向へ、自然に向かえます。
 出力ゼロは、個人感情に左右されないストイックさとなって、入力ゼロは主観に左右されずに
 その時信じたことで自分を作って行きます。入力ゼロは柔軟性と思いこみの強さと両極端です。
 前打ゼロは、主観的な行動をしないということで、これも専門分野に集中できるためのものです。
 「ない」ことの副作用は当然ありますが、それを犠牲にしても、何かを伸ばしたいための構成です。

 位相法では、白井さんのほうが明確です。ふたりとも気持ちが大事で、心を中心に右と左、
 右は気持ちと行動で、そこに大半会と半会という盛り上がり構造があります。
 気持ちを一つに集中して、行動へと向かいます。大半会は、なんとしても、という高まりがあり
 出力ゼロと組み合わさって、ストイックな感情が「作成」されます。よけいな気持ちが邪魔しません。
 感情が作られていく、という人間的リスクはありますが、集中が大事な競技では大きなプラスです。
 心と左は結果に対する気持ちの作用です。白井さんは、なんとしても思い通りにする「合刑」で、
 結果へのこだわりは強くなります。内村さんは冬の準方三位、水質が自然に連動します。
 右の半会と水が連動するので、集中すると現実は水(自分)一色となって、自分の思い通りにする、
 思い通りになる、という強い自我作用が働きます。

 オリンピックの選手で検証したことがありましたが、こうした選手に共通なことは
 家庭環境と、若年の強運、それを選んで生まれて来たのでは、という点でした。
 白井さんは、父親が体操クラブを経営していて、兄弟も体操の選手という環境を選んでいます。
 内村さんは、父が体育大学体操競技部出身で母も元体操選手、妹も体操選手という体操一家です。

 運勢では、白井さんは、2旬から才能天賦の変剋律、内村さんは初旬大運天中殺の約束事強運です。
 どちらも甲乙つけがたい素質と環境と運勢があり、ライバルにふさわしい納音縁を持っているので
 これからも、互いを意識しつつ、相乗効果の高いライバル関係になっていくのでしょう。


 
                   

                                                


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女優田中麗奈(33)と俳優高橋一生(32)の交際を「FRIDAY」が報じた。
同誌では、2人が手をつなぎながら東京・中目黒でデートする姿を掲載。田中のマンションに高橋が足繁く通う姿もキャッチしており、半同せい状態にあると報じている。2人はもともと俳優仲間で、共演経験も多数。田中は俳優の佐藤祐基(29)と、高橋は女優の尾野真千子(31)との交際がうわさされていたが、ともに昨年破局が報じられていた。田中の所属事務所は「大人の女性ですので、プライベートは本人に任せています」としている。
  *同級生+干合縁で、似た者同志という感じがします。
 

 月殺同士、弱い自我と入力で、後打の強さが目立ちます。環境の影響を受けるタイプ同士で、
 相乗効果はありませんが、一時的には不安定さが相殺され、居心地の良い雰囲気になると思います。
 欠けている盛り上がり感は、辰巳と子丑の天中殺相性が補います。

 この相性は、短期間で元気が出る相性で、落ち込んでいる時に出会うと効果が倍増します。
 マンネリ化した夫婦関係から浮気に走ったり、閉塞感があるような時に、出会う相手です。
 ふたりとも前の恋が破局した同士という共通点もあって、倍増効果が期待できます。
 順調な時に出会う場合は、刺客となる可能性もあって、咲いている花を散らす相手にもなります。

 偏と正の違いはありますが、配偶者が年干支にいることも共通です。
 縦列にある場合は、セットで1人ですが、田中さんは心にも中殺夫がいて、偏夫がすぐ隣にいます。
 正配偶者との間に割って入っていて、中殺偏夫となると、異性関係が乱れる典型的なパターンです。
 エネルギーの「7・青春」(天恍星)中殺も、それに輪をかけて異性関係が乱れやすいパワーです。
 前世に色情因縁があったのでは、と思われる配置です。
 高橋さんは父親との関係にもよりますが、晩婚で納まり形です。

 季節の終り同士は、調整役同士となるので、どの季節でも小競り合いが多くなります。
 夏後(未)、春後(辰)の場合は、実際は合わないということに気が付くのが遅くなる特徴があって、
 出だしは引き合う関係になって、やがて争いが多くなります。

 領域図は、納まり形です。女性上位という感じもしますが、「57」共通が結び目です。
 年番号同士だけだと、クラスメイト的和合感がありますが、持続的な縁とは言えません。
 そこに、干合が加わって、どれだけ共通縁が生まれるかでしょう。

 

 いろいろな干合パターができて、これも深い縁となります。最もいい形は高橋さんの日番号と
 田中さんの月番号の干合です。それが左の図で、57を起点に兄弟のように並んでいます。
 そして、この図からも、30-25、32-57という二つの干合が生じます。
 ここから、32-57を干合させると、真ん中の図です。これは原図と同じように
 高橋さんが田中さんに全体を包まれて、不満のない形です。ここから、月支25-30を干合させると
 右端の図になりますが、これはバランスが悪くて、しかも、ここからも二つの干合が生じて、
 まったくの別人になるような深淵に向かって行きます。

 

 ふたりとも初旬約束事の強運パターンを持っていて、家庭よりも仕事向きの運の流れです。
 高橋さんは特に、家庭「害」の最中で、田中さんは天中殺。
 相性は悪くないし、結びつく要素は高いのですが、田中さんの宿命に因縁めいた業の深さがあるので
 これは刺客的出会いで、一過性でしょう。結婚してもうまくいかないと思われます。


 
                   

                                                


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仲里依紗が第1子男児出産 夫・中尾明慶は出産立ち会い「涙出ました」
俳優・中尾明慶(25)の妻で女優の仲里依紗(23)が4日午前1時8分、都内の病院で第1子となる2650グラムの男児を出産した。所属事務所がFAXを通じて発表した。母子共に健康。中尾も同日、自身の公式ブログを更新し「最高の宝物ができました。10月4日午前1時8分に2650gの元気な男の子が生まれました」と我が子誕生を報告。出産に立ち会ったといい「自然と涙が出ました。そして、彼女に感謝しました。本当に長い長い10ヶ月よく頑張ってくれました。最後の最後まで」と妻の仲を労っている。ふたりは今年4月に結婚。その時すでに仲は妊娠4か月だった。
  *今は「デキ婚」よりも「授かり婚」というらしいです。子はカスガイになるかどうか・・・
 

 仲さんと中尾さんは干合縁ですが、領域図では仲よし友達型で、共通領域がありません(水色と赤)。
 53-48は29-60に変わって、干合すれば共通領域ができるパターンです。
 相性は悪いわけではないのですが、結婚には至らないのではないかと思えた二人です。
 それが、子供が出来たために、結婚になったような流れなのですが、
 子供は辰巳生年中殺で、その影響が出ていると言えます。

 宿命中殺というのは、親、または先祖の因縁から生じるものです。年殺は親の事情が大部分です。
 辰巳年殺の親の事情は、親が皆に祝福されるような形での結婚ではない、という流れで生まれています。
 これは、パターンですから、皆が皆そういうわけではありませんが、そうなるような問題を含んでいる
 という意味で解釈します。親に反対されたとか、駆け落ち婚とか、この授かり婚もそうでしょう。
 子供ができなければ結婚しなかったかもしれない、あるいは、もっと先だったかもしれない、などの
 「事情」が親の結婚には内包されていて、それが、結婚生活で浮上してきて、夫婦げんかが多くなったり
 結婚しなければよかったとか、ふと後悔がよぎることが辰巳年殺の親にはつきものです。

 それだけに、辰巳年殺を持って生まれた子供は、親に対しての意識は強まります。
 それがなくても、この40番は、生家に縛られる確率が高くなります。
 環境への迎合率が高く、方向転換が上手にできません。形にはまると、抜けるのが大変で、
 その中で、犠牲的な人生を送ってしまうことがあります。人生でも転身下手の不器用さがあります。
 責任を引き受けやすい、というのが本性でしょう。性格は温順で忍耐力があり保守性を持っています。

 この子は、年殺の中に母の正干と妻の正干があります。中殺されていない母2(偏母)が身近にいて
 そのまま解釈すると、ちゃんとした母親は、何かの事情で、偏った母になる、です。
 ちゃんとした母親とは、子供のころはある程度距離を持って、我が子をみつめ、しっかりしつけ、
 子供の自立を妨げないように、成長するにつれ、距離を開いていく、という設定です。
 それがある時、自分に密着して、過保護的にそばに(意識上)いることになり、心の中核が母です。

 母の仲さんからみると、座下本元に父と一緒に子供がいて、子供が現実の支えとなります。
 そして、精神でも現実でも目立つ場所に「1・c」(司禄星・主取得)があって、これは家庭の星、
 特に家庭の場所にある「c」は、家庭を大事にする人になり、「1・c」のそばに子供がいるので
 当然のように、子供中心の家庭になります。夫は仕事場にいて、距離があります。
 仲さんにとっては、子供と母親が大事、となります。

 子供から見ると、父は座下1気の場所にいて、父の影響が強いのですが、通常はここは父の場所ではなく
 父1は隣の母2とは「冲」(打たれる)関係に位置しています。両親の「仲」が懸念されます。

 ひとつ気になるのは、子供と父の宿命の間で、合計5個の干合が成立しています。
 これが何を意味するのかは、わからないのですが、ここまであると、何らかの因縁を感じます。
 どうも、この子は、親にとらわれて陰転する40番コースをたどる可能性がありますね。
 親から見ると、救世主になるのかもしれませんが・・・

 

 運勢をみると、子供はデビューは遅く、早い時期にやりたいことが定まって、
 順調な流れで、40代から大運天中殺に入るという理想的な運勢を持っています。
 何かあるとすれば、案外早い時期で、運勢に入る前の、1歳~9歳の間の可能性が出てきます。
 仲さんは3旬の庫気刑が気になりますが、それほどの波乱でもなく、中尾さんは公私ともに「合」で
 仕事も家庭も思い通りにする運気になっています。ただ、これはシナリオ原本で、
 仲さんは、初旬に約束事と日座大運天中殺があって、強運コースに乗りかけているところです。
 この結婚がシナリオになかったとすると、子供と引き換えに、
 運勢に狂いが出ることは、十分に考えられることです。

 ここで、最初の領域図をみると、離れた両親の三角形を焼き鳥の串のように、突き刺して、
 子供がひとつにまとめているようにも見えます。40番、辰巳年殺、父との異常干合とを合わせると、
 子はカスガイとなって、両親を支えるという形もありそうです。
 子供にとっていいかどうかは別ですが・・・それもこの子の選択肢には入っているのでしょう。


 
                   

                                                


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テレ朝・島本真衣アナ イケメン国会議員と来春ゴールイン
テレビ朝日の島本真衣アナウンサー(29)が国会議員と結婚することが2日、分かった。相手は自民党の小倉将信衆院議員(32)。日本銀行出身の1年生議員で、将来を期待されるイケメンだ。来春にも婚姻届を提出する。関係者によると、出会いのきっかけは知人の紹介。島本アナはプロ野球の近鉄などで活躍した父講平さん(60)譲りの運動神経の持ち主。ダイビングやジョギングが趣味の小倉議員とスポーツの話で意気投合したという。島本アナはキュートな笑顔が魅力。朝の情報番組のキャスターを入社2年目から担当し、現在も「グッド!モーニング」(月~金曜前4・55)、「みんなの疑問 ニュースなぜ太郎」(土曜前6・00)にレギュラー出演。“朝の顔”として長く活躍している。一方、小倉氏は昨年12月の総選挙に東京23区(町田、多摩市)から出馬し、初当選した安倍チルドレン。日本銀行での経験や英オックスフォード大学院留学で培った金融知識が武器で、党内でも将来を期待されている。
  *典型的な干合縁・・・ただ、縁は強いので、現時点ではなんらかの必然性はあるのだと思います。
 

 知人の紹介で知り合ったということですが、会ったとたんにピンと来るものがあったでしょう。
 同じ秋の季節ですが、「中」と「先」では、それほどの一致感や盛り上がり感はありません。
 その分を、干合と、10-30の盛り上がり、60-30の助け合い縁がカバーします。
 寅卯と戌亥の相性は、出だし好調で、好不調の波がありますが、寅卯男性の方がいいので
 座下1気、中殺有の島本さんにとっても安定感が出て、悪くない組み合わせです。

 問題は領域図がそっぽを向いていることでしょう。当然干合力を借りることになると思うのですが、
 これだけ縁が強くて、なぜ、領域図が離れている二人が出会って、結婚することになるのか?
 何かありそうだという、気がします。それもあまりいいことではなく。。。。

 島本さんは剋する気が、前も後ろもありません。自分循環の自然な形を持っていて、
 天然系のいい人を作るのですが、自我は相当強く、自分を曲げることはできません。
 配偶者の気がなくて、座下、母のいる場所に夫が入ります。
 現在、ご両親健在で、母と夫の共存はいいことではないでしょうし、座下1気の仮夫は影響が大きく
 夫に振り回されることになると思います。それでも適環境なら、剋のない宿命が幸いして、
 環境への順応力は高いのですが、合わない環境で我慢が効くタイプではないので、
 不調和になると崩れるのも早いでしょう。現実の自分(月支・0気)と仮夫(日支・8)は
 和合性薄く「破」の関係になります。縁強く干合で引き合っても、現実は変化しません。

 

 もっとも干合しやすい、日日の変化では、共通領域が増すだけでなく、▲が隣り合わせになります。
 この形なら、兄弟、恋人、夫婦、なんでも可能です。そして、小倉さんが33番になると、
 どの変化図でも、58との干合が成立して、もう一度日番号が9に変化して、年番が10に変わります。
 この場合は三角形は離れるのですが、そこからまた、9-34の化け干同士の干合も生じて、
 深い世界へと導かれて行きます。日日、日年の両方を変化させると真ん中の図で、これも安定形です。
 出会った時に、島本さんが反応しなくて、小倉さんだけ宿命干合すると、右側の図で、これは不成立、
 これからみると、島本さんも小倉さんを気に入って、相性干合が成立したのだろうと推測できます。
 
 

 因縁を背景に、出会うべき必然性のある二人だとして、その必然性のひとつは子供でしょう。
 島本さんは子供干がもっとも目立つところにあって、小倉さんは子供縁なしです。
 島本さんの現実では子供干は中殺されていて、それでも、両親、夫、子供、とすべてを得ることになり
 この宿命では、プラスオーバーで算数の原理が働くと思われます。そのための?結婚だとしたら
 島本さんは子供を得る代わりに、何かを失うことになるのが算数です。

 子供でなかったとしたら、盛り上げあい、助け合って、島本さんは小倉さんの議員活動をサポートし
 小倉さんが偉大な政治家になる、というシナリオも考えられます。大運天中殺陽転中でしょうから
 東大→日銀→オックスフォード→政治家、というスーパーエリートが日本を支える政治家になることは
 十分に考えられます。ただ、そのシナリオなら、もっとシンプルな縁と領域図があってしかるべきで
 単純にそれだけで終わることはないでしょう。このケースで、夫婦がうまくいくとしたら、
 島本さん本人ではなく、島本家(戌亥年殺は両親の結婚生活が穏便ではない形)に何かが起こる
 可能性が高まります。この結婚が、島本家の不均衡を現実化するプログラムの発動かもしれません。
 まだ、正式な決定ではないようですが、結婚が現実になると、その可能性が一番高いような気がします。


 
                   

                                                


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佐野岳、福士蒼汰に佐藤健、綾野剛…若手の登竜門「仮面ライダー」出身俳優に注目
12万部を超えるベストセラーとなった喜多川泰・原作の同名小説の映画化『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』が先週末より公開となった。主人公を演じるのは、第24回JUNONスーパーボーイ・コンテストグランプリの佐野岳。10月から放送の「仮面ライダー鎧武/ガイム」でも主演を務めるが、いまや映画やドラマで活躍している若手イケメン俳優のほとんどが“仮面ライダー”出身だ。先日の初日舞台挨拶で、佐野さんは「『嬉しい』の一言につきます。イッセーさんのアドリブにはついていくのが精一杯でしたが(笑)、長セリフのシーンでアドバイスをいただいたり、杉田さんにもお芝居面でも、食事面でもアドバイスをいただきました」と感激の面持ちで、温かい現場の様子を語っていた。
  *宿命の特殊な位相法は強運の条件にならないだろうかという推論です。
 

 寅卯生月中殺(平和志向)で46番(庶民的な心をもち純粋、人を疑うことを知らないお人好し)、
 入力ナシ(固定観念を持たない)、日月天剋地冲(固定された感情を持たない)、となると・・・
 やや天然系のいい人になることは確かでしょう。さわやかな人徳の持ち主です。
 早くから芸能界へのあこがれがあったようですが、スポーツ選手か芸能界は水を得た魚。
 逆に、平凡なサラリーマン人生になると、自分がはみ出し者となって、居場所をなくすかもしれません。

 エネルギーの「7・青春」(天恍星)→「4・病人」(天胡星中殺)という流れは若い時は波乱含みです。
 現状に満足せずに、夢や憧れが早いうちから出てきます。若者らしい生き方になるのですが、
 「4・病人」エネルギーは中殺がなくても、思いが先走る傾向があって、現実が置き忘れられて、
 見果てぬ夢へと妄走する危険のあるエネルギーです。ただ、夢を追うのではなく、努力がついてくるので
 がんばる人になるのですが、これが中殺をうけると、思いは際限なく広がって、暴走することもあります。
 また、地上を離れて思いが疾走するので、霊感に近い直観力を生むこともあります。

 自分の意志を持ちにくい宿命ですから、役を演じることは望むところでしょう。
 自分の固定された考えを持たない素直さがあって、気持ちが向かうことには、入力が全開します。
 興味のないことや、聞きたくもないことはすべて素通りするので、周囲が戸惑うこともあるでしょう。
 天剋地冲も同様です。固定された感情が持続しません。目の前の問題には瞬間的に反応します。
 その連続で心が作られていくので、臨機応変の対応力が求められる世界では、大いに活躍します。
 先日のプロ野球楽天三選手にみな天剋地冲がありましたが、難しい球を打つ、投げる、能力です。

 これは、平穏な世界では役に立ちません。対応すべき現実が必要です。自分発の心は作れません。
 平和な世界では、自分が波乱要因になります。結婚するなら、素直でおとなしい人はだめ。
 うるさいくらいに干渉して、日常生活の中に自分を引っ張り込んでくれる人で、難しい性格で、
 でもその人がいないとだめ、みたいな感じでしょう。面倒見のいい悪妻がイメージされます。
 生月中殺もそうです。心の定型フレームがない。意志をもつほど空回りする。
 環境を受容しながら、諦念に似た流れる心を持つことで安住に向かいます。

 運勢では早い時期に、半会・合と、仕事に向かって夢を追える流れになっています。
 特別な強運はありません。それで、ふと思ったのですが、大運には初旬の約束事というのがあって
 初旬に、納音、律音、大半会、天剋地冲、大運天中殺、この5つが来た場合、その後、2,3旬目から
 大運天中殺相当の強運が発動する、というルールがあります。だれもがあるわけではなく、
 それにふさわしい苦難の生家環境があった場合です。ということは、この5つは苦労がある仕掛けで
 それゆえに、後に算数の原理でプラスをもらえるという考え方だろうと思います。

 そこで一ひねり、大運の初旬年齢に達する前は、宿命の位相法がそのまま初旬前の運勢です。
 ということは、宿命に、納音、律音、大半会、天剋地冲、宿命生月中殺をもつものは、
 大運初旬の約束事に準ずるような運命を持っているに等しいのではないでしょうか。
 宿命的にハンディキャップップを背負っていることになり、そのぶんの強運をもらえる可能性がある、
 と考えるのは行き過ぎでしょうか。実際、こうした宿命の人は、仕事で能力を発揮したとしても
 結婚生活や、生家環境などでの苦労が他の宿命に比べると、ずっと多くなるように思います。
 また、能力以外ではコントロールが難しいことはかなり明白です。

 佐野さんは、ジュノン・スーパーボーイ・コンテストで1万3228人の中からグランプリを受賞しました
 そして、とんとん拍子にドラマや映画で主演級の活躍を果たし、華やかな道を得ています。
 オリンピックなら、実力や努力によって、とも考えられますが、こうしたケースでは、それ以上に
 運の良さ、みたいなものがあるように思います。
 宿命約束事による強運、みたいなものが、あってもいいような気がしています。


 
                   

                                                


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山崎豊子さん 24時間介護の中で激痛と闘い直前まで連載執筆
「白い巨塔」や「大地の子」「沈まぬ太陽」などスケールの大きな社会派小説で知られる人気作家山崎豊子さんが9月29日未明、心不全のため死去した。88歳。綿密な取材や資料調べで話題作を次々と発表。原因不明の病気を患いながら8月から週刊新潮で新連載を始め、最後まで執筆に力を注いだ。関係者によると、山崎さんは堺市内の自宅で一人暮らし。ここ10年ほどは体がこわばり動かなくなる病を患い、要介護認定を受けて24時間体制で2人の介護者が付いていた。「原因不明の疼痛(とうつう)に顔をゆがめることもあった」といい、大阪府内の病院に入退院を繰り返していた。1944年、毎日新聞社に入社。大阪本社学芸部で後に作家となった故井上靖さんの下で働くうち刺激を受け、57年に大阪・船場の生家の昆布商をモデルにした「暖簾(のれん)」を刊行。翌年、吉本興業創業者の吉本せいをモデルにした「花のれん」で直木賞を受けたのを機に、毎日新聞を退社し作家に専念した。
  *生涯を書くことに捧げた、といってもいいのでしょう。


 23番は、「5・墓内」(天庫星)という偏ったエネルギーを持った異常干支です。
 才能を活かした人生を想像しますが、8割くらいは家庭に納まったり、現実的な道を歩みます。
 このあたりは、35番と良く似ていて、頭の良い人が多いことも共通しています。
 能力を活かして生きようとすると、直下暗合の不安定さは否めずに、結局、家庭という安定の場を得て
 そこを基盤に生きるような形になるようです。性格は温順で、血縁や家族への思いは強くなります。
 
 そのあたり、山崎さんがどうであったかは不明なのですが、安住の家庭に座していた様子もなく
 座下暗合は持続的なのめり込み作業として、使われていたようです。
 23番の才能は、この持続的執着的偏向傾向だろうと思います。深くしつこく追い求める探求心。
 その墓内パワーがふたつ。人生が途中でがらりと変わるというような意味もあるのですが、
 実践例ではそれほど明確なものではありません。新聞記者から作家というのは、それほどの変化ではなく
 むしろ、もうひとつの意味、「凝り性傾向が強まる。動きのある現実生活にはついていけない」
 というほうが適切でしょう。動きのある現実が難しくなるゆえの人生変化、というほうがわかりやすい。

 中心の「B」(鳳閣星・客表現)には公正な伝達という意味があって、マスコミの星とも言われます。
 中でも日干火性(下一桁3,4)の「B」は、使命感のような形で、現実を変えるための情報を伝えます。
 「次の時代、次の事象へ変化させていくための中心的な存在。周りを動かす力になる」という表現力で
 社会に波紋を投げかける、火付け役という役割りがあります。
 「B」と「E」は和合することのない激突関係で、知性と感性の弁証法的葛藤が新しい創造を生みます。
 心の中に激しいエネルギーが内包され、それが創作へと向かわせるパワーになっているのでしょう。

 今回取り上げたかったのは、大運天中殺と位相法の関係です。大運天中殺と合法が組んでいると
 比較的はっきりと陽転しそうだという予測がつくのですが、害と天剋地冲のようなケースでは
 逆に陰転を疑ったりして、はっきりとした定説がないのが実状です。
 これまでの考え方として、若年時・害を修行としてとらえると、新聞記者を辞めていいのかどうか
 迷うところです。しかし、単独で動く方が陽転率が高くなる大運天中殺を考えると、
 辞めること(あえて苦労を背負うこと)が陽転のきっかけになる可能性も出てきます。
 この時代、井上靖さんの元で記者として、文章を書くことを指導してもらっていたとすると、
 それが害(指導・環境を受け入れる)作用で、苦労を逃げるのではなく、自然に書くことへと
 方向を転じた、結果的には、そうした流れになって、大運天中殺陽転と考えられる道を作りました。

 初期の作品は船場など大阪の風俗に密着した小説が多く、今のような社会派小説へのきっかけは
 1963年から連載を始めた『白い巨塔』の反響の大きさあたりからだったようです。
 大運天中殺中陽転では転職せずに、1つの道を行くことが成功の条件ですが、
 天剋地冲があると、道は変わらざるを得なくて、それが風俗から社会派への方向転換という見方も
 できます。一方で、資料に忠実な余り、資料元の作者から、しばしば、盗作として訴えられていたのも
 1968-1973年あたりで、これが天剋地冲なのか、あるいは、大運天中殺の清算なのか、
 判断が難しいところです。矛盾のある運勢解釈は悩ましいのですが、散法の運勢でも、
 大運天中殺の陽転の可能性は、合法と変わるものではないと考えていいように思えます。

 占いの原理については、疑うべくもなく確信していますが、解釈や答えについては、
 数千年前から語り継がれてきたもので良いはずはなく、
 また、この大運解釈のように、解明されていない部分はあって、それゆえ、占いをする人も、
 される人も、信じすぎないように、という警鐘はあってしかるべきでしょう。


 
                   

                                                
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